涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

高速道路の逆走!

投稿日:2014年1月8日

1月5日で75歳になった。

今年は、記念すべき年としたい。

まず、7日に高齢者運転免許講習会に行ってきた。

最初に教官から、「これから認知機能のテストを行いますが、出来が悪くても免許証の更新とは関係ないですからご心配なく」と、まことに訳のわからない説明があって、答案用紙を開かされた。

いきなり「今日は何年何月何日何曜日ですか?」という質問があった。バカにするなと言いたくなったが、改めて答案用紙に書けと言われると、不思議なもので「えっ?」と一瞬書く手が慎重になった。これが高齢者の反応というものだ、とひとり合点していたら、隣に座った人が教官から「早く書いてください」と督促された。

「ええーと、今年は何年でしたっけ?」

「それが質問ですよ。早く書いてください」

「ええーと、今月は何月でしたっけ?」

「ですから、それが質問ですよ!」

教官は、やや言葉を荒げて言った。

「ええーと、今日は何日ですか?」

その方は、悪びれた様子もなくニコニコして質問を続けた。


スタートから、そんな珍問答が交わされはらはらしたが、「75歳、ここは我慢だ。しっかりしようぜ!」と、わが身を励ましつつ3時間の講習にじっと耐え抜いた。

おかげで一つ学んだことは、高齢者が高速道路を逆走するケースが、なんと年間で800件にもなるとのこと。くどいほど惨事がビデオで流され、「対向車が左側に見えたら逆走していると思え」と教えてくれた。

でも、それを認識できるとしたら「逆走」はありえないのではなかろうか?


そして今朝、小金井試験場で無事免許証を更新した。高齢者に対する思いやりなのだろうか、免許証の交付が「1番札」になっていた。1番目に呼ばれると喜んでいたら「1番札をお持ちの○○さんと10人ほどが呼ばれ、私はその最後だった。目の前には、昨日教習所で珍問答をした人がいた。

教官の説明には、ウソはなかったのである。いまの免許制度では、「逆走」は増える一方ではなかろうか。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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