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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

成熟か、執念か

投稿日:2014年3月4日

「人間は動物の中で一番遅く成熟する生き物なのだ」と、「いくつになっても、脳は磨ける」(講談社+α新書)の著者・築山節(つきやまたかし)さんの一文を読んで、いろいろと考えさせられた。

成熟とは、「人間の身体・精神などが十分に成長し、発達すること」だとすると、その判定は誰が、どのような尺度で行うのだろうか?

自分なのだろうか、他人、社会、MRIで診断する医師だろうか。

果物の場合、成熟は腐る寸前の状態である。その段階がいちばんおいしいとされるが、人間もそうだとしたら考えさせられる。成熟はしたくないと思う人もいることだろう。自分は、恥じる気持ちを大切にしつつ、未熟のままでありたいとも思う。

脳をせっせと磨いていくと成熟が速まるとしたら、これまた考えものだ。しかし、磨かなければ認知症になりやすいと、築山先生の話はどれも真実味が濃い。


脳の扱いは難しいと疲れを覚え、気分転換に手にしたのが川口マーン恵美さんの「ドレスデン逍遥」(草思社)である。

第2次世界大戦の最終局面に、連合軍による空爆で徹底的に破壊し尽くされ、膨大な瓦礫と化した街を、かつての絢爛たる姿に復興した物語である。

ふと考えると、復興には脳の成熟や磨くことよりも、もっと必要なものがあったであろう。

川口さんは「それは何か、執念とか、怨念といった感情に近かったのではないだろうか?」と推察されていた。

「いい家を建てたい」という思いも執念に近いエネルギーを必要とする。これなくしては、「涼温換気の家」にたどり着けなかったと思う。

今日も「いい家」をつくる会の会員から、お客さが大変満足されているという喜びの報告があった。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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