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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

これでいいのか!「冷暖房の方法には、まるで無頓着!」

投稿日:2014年3月5日

大雪の影響で延期になっていた毎年恒例のスキー旅行が今日実現した。大型バスをチャーターして、社長をはじめ社員・大工・職人のスキー愛好者たちが出発した。

私は、同行しなかったので事務所で用事をしていた。


定休日であっても、電話がよく掛かってくる。留守電がセットされているのだが、呼び出し音が鳴るとつい出たくなる。

たまたま取り上げた電話は、50代と思われる気さくな感じの女性だった。

話を要約すると、住宅展示場へ行ってハウスメーカーと契約日も決めたのだが、営業マンが 「リビングのエアコンを1台プレゼントしますから機種を選んでください、と置いていったパンフレットが発端となって話がおかしくなってしまった。

たまたま、本屋さんで「『いい家』が欲しい。」を見つけ読んでみた。「涼温換気」について主人と息子に話したら、それがいいということになり電話した。

「ところで、話がおかしくなったとのことですが、どんな内容なのですか?」

私は、すごく興味を引かれた。

奥さんは笑われながら、馬鹿げていると思われるでしょうがと前置きして話された。


パンフレットの中に、「寒い」・「暑い」と話すと温度調節をしてくれるというものがあったのです。私が、「主人はいつも、リモコンはどこへやった?」と騒ぐ人なので、これは便利ね、と息子に言いました。すると、息子が、「冗談じゃないよ。おやじの冷暖房感覚に、おれはいつも嫌な思いをしているんだ。暖房の風も、冷たい風も嫌いな自分が、反対のことを命じたら、それでなくても頭にくることが多いおやじと大喧嘩になるに違いない。けんかするために建て替えるようなものだ」と言うのです。

では、「不在省エネ運転」・「頭寒足熱暖房」の機種は、と言いましたら、こんなことを言うのです。

それもおかしくないの?不在運転は誰がどの程度に決めるのか、かえって面倒くさくない?それに、「頭寒足熱」にしてくれるということは、その反対の家だということ、つまり今住んでいる家と同じだということじゃないのか?

まあ、そんな話だったのですが、無視するわけにもいかず悩んでいたところに本と出合って一気に読みました。目からうろこでした。私たちは、冷暖房の方法については、まるで無頓着だったのです。とにかく体感ハウスにお邪魔したいです」

奥さんは、そこまで一挙に話された。


確かに、リビングでの家族団欒には、みんなの冷暖感に違和感がない方が好ましい。

私は勉強会でいつも話している。

住み心地は、構造・断熱と気密・換気・冷暖房の方法によって大きく影響されるものであるから、依頼先を決めるには、これら四つの要素について、納得がいくまで質問することが大切だと。

エアコンの選定をお客様に任せると言うことは、冷暖房には責任を負わないと言うに等しい。

私は、エアコンについて疑問を抱いた息子さんの感性を褒めた。

すると奥さんは、「あの子はとても神経質なのですよ」と、笑われた。

「私も高校生の頃は、母親からよくそう言われていました」と、答えながら、寒くて暑かった当時の暮らしを懐かしく思い出した。

とともに、憤りを覚えた。

冷暖房の方法を住む人まかせにしてしまう家であっても、最新の省エネ基準に合致していると看做し、長期優良住宅と認定し、補助金の対象に加え、ゼロエネルギー住宅と推奨する住宅行政に対してである。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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