涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

日当たりが悪く、風抜けも悪い土地

投稿日:2013年12月2日

一昨年3軒隣で完成したN邸を見やりながら、東京都府中市のSさんは言われた。

「この土地は35年前に購入しました。

甲州街道が近い割に静かでしょう。

駅にも近いし気に入っているのですが、建替えた家を子供たちに残してやるには問題があると悩んでいました。それは、ご覧のように日当たりが悪いことと風通しが悪いということです。

Nさんが新築しているときには、毎日のように見させていただいていました。お引越しをされて1年近く過ぎた頃に、Nさんに住み心地を尋ねてみました。すると、Nさんがこの家は涼温換気と言って、素晴らしいシステムが働いているので、住み心地は想像していたよりはるかにいいと言われ、空気の自慢をされたのです。

空気と言われハッと気づいたのですが、甲州街道の車の通行量を考えれば外気は相当に汚染されているはずだと。その空気を浄化する装置があって、冷暖房まで換気と一緒に行うとしたら、これはすごいアイディアだ。

そこで、さっそく勉強会に参加させていただいたのでした。すると分かったことは、日当たりはあるに越したことはないが、なくても家中を温かくできるし、夏はむしろない方がいい。風通しが悪くても、住み心地には無関係と知ったのです。

この家なら、子供たちどころか孫たちにも自慢して残してやれるに違いない、そう確信しました。

楽しみです。一日も早く住みたいです」。

傍らでその話を聞いていた息子さんと娘さんが、笑顔で大きく頷かれていた。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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