涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

お互いさま

投稿日:2013年12月16日

同業者の会合で、 「人が家を建てると、わたしゃ腹が立つ」という風潮が強まってきているという嘆きを聞かされた。高齢者の方が、散歩しながら現場を見ていて、ほんの些細なことに怒り始め、「社長に謝りに来させろ!」と拡大するという。アンハッピーな退職をされた方には、長年のストレスがたまっていて、どこかで爆発させないではおられない方が増えていると解説する人がいた。

たまたまそのような方が隣に住んでいるとしたら厄介だ。


過日、横浜市瀬谷区で地鎮祭を行ったH邸の場合は、その逆だった。

始まる前にお酒をいただいた上に、「もう車に乗らないことにしましたから、駐車場をお使いください」と申し出られた。

工事中のご迷惑をお詫びすると、「なんのなんの、お互い様です。何かお役にたつことがありましたらご遠慮なく申し付けてください」と、ご夫妻で言ってくださった。

「お互い様です」、この言葉は最近あまり聞けない。Hさんは、女性お一人で建てられるのだが、さぞかしご本人はもとよりご両親が近所とのお付き合いを大事にされていたに違いない。

地鎮祭には、ご両親も参加されているように思えてならなかった。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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