涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

幸縁のりんご

投稿日:2013年11月14日

「今年は全国的に災害の多い年でした。

当園では、豪雨によって畑が2度も水浸しになり、トマト、ニンジン、ゴマなどの多くの野菜たちが根腐れをおこして枯れてしまいました。

これまでに無かったようなこれら災害の頻発は、地球環境を無視した人間の営みに対する警告のようにも感じます。農業は、環境にやさしい産業とも言われますが、実は農業も農薬や肥料の多投によって環境に負荷を与えています。また、水田は温暖化につながるメタンの発生源にもなっています。このような状況の中にあって、できるだけ環境と調和した農業のあり方が求められているのです。

私が最もこだわっている美味しさを追求していくと、環境にやさしい農法につながってきます。近年は、師匠である"奇跡のりんご"の木村秋則さんの考え方を取り入れながら、取り組みを進めております。

今年もいろいろありましたが、何とか収穫を迎えることが出来ました。天の恵みに感謝したいと思います。」

2013年秋

地球にやさしい&美味しい果物づくり研究科 前田正明


こんな挨拶文が同封されたりんご箱が、神奈川県秦野市のE夫人から送られてきた。

「私たち夫婦が、日本一おいしいと思っているりんごを、松井さんにご笑味いただけたら幸せです」と、メッセージが添えられていた。

私の父は酒好きで、「こんなうまいものが飲めないやつは不幸せだ」と、私に向かってよく言っていた。一方、一滴も飲めない母はりんごが大好きだった。

早速仏壇に供え、手を合わせた。

「少し不細工なりんご達ですが、お陽さまをいっぱい浴びているはずです」

夫人の茶目っ気にあふれた笑顔と、母の笑顔が重なって思い浮かび、とても幸せな気分になった。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

アーカイブ

2017年
2016年
2015年
2014年
2013年

▲ページの先頭へ