涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

米一粒

投稿日:2013年6月14日

二日ほど降り続いた雨が上がって、今日はたいへん蒸し暑かった。そんな中、小平市上水本町でU邸の上棟が無事行われた。(会長の左が真柄棟梁)

私と同じで、女性が一人で建てる家である。Uさんはこんな挨拶をされた。

「買い物に行くときに、現場の前を通ります。基礎屋さんが、暑いさ中に黙々と鉄筋を組み、コンクリートを打ち、私の家が地震に襲われても心配ないようにと一生懸命に働いてくださっている姿に頭が下がりました。

今日の上棟でも、同じように思ったのですが、そうそう、ひとつ思い出したことがあります。

昔、母がよく言っていたことなのです。お米を研いでいるときに、一粒でも流しにこぼしてはならないと。米という字は八十八と書くでしょう。字のとおりで、人が手を掛け、手を尽くして、たくさんの工程を経て作られるのだから、たとえ一粒でも粗末にしてはいけないと。

マツミさんの家づくりも同じだなあと思いました。米一粒を大切にするように、みなさんが命がけで、私の幸せを願ってくださりながら手を掛け、手を尽くして造ってくださる。しかも、はつらつと、楽しそうに。これから工事中も、完成してからもこの家づくりから私は大いに元気をいただけると確信しました。これからの人生がとても楽しみです」と、とても嬉しそうに話された。


マツミの家づくりは、本当にそうだと思う。職人さん、大工さん、社員さんたちは、ちょっとでも気になったりしたことがあると、ツイッターで全員に情報が流され、直ちに点検が行われ、改善がされる。私は、つぶさに日々その事実を知ることができる立場にあるのだが、いつもみなさんの誠実な実行力に頭の下がる思いがしている。

Uさんは、完成して住んでみられると私と同様に、こんなじっとりした暑い日も、家にいるのが一番幸せと思われるに違いない。そして、生涯、安心して「住む楽しみ」をエンジョイされるに違いない。


ところで、これはわが家の現在の記録である。CDエアコンは、最小の40%出力運転。

絶対湿度12.1グラム。外は、18.4グラム。湿度52.6%。外は、79.5%。

申し分なく快適である。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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