涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

共同研究

投稿日:2013年6月21日

19世紀に活躍したイギリスの女流作家であるジョージ・エリオットさんは言ったそうだ。

「動物は快い友だちだ。彼らは質間もしなければ、批判もしない」と。

ほんとうにそのとおりだった。私が退院してきても、愛犬ななは「どこで、何をしてきたの?」などと質問はしなかった。

ましてや、「大丈夫?」などと。

ところが人間は違う。

「会長さん、大丈夫ですか?」

脳梗塞についてブログに書いた翌日から質問攻めにあって、何と答えていいやら困ったと女房と社員さんたちが言う。

でも、今日契約をいただいたIさん夫妻はブログを読んでいるそうだが、一言も質問されなかった。一緒にやってきた長女の名は、なんと「涼」ちゃん。「涼温換気の家」にぜひ住みたくて、とご夫妻は傍らで塗り絵を楽しむ涼ちゃんを愛おしそうに見つめていた。

大丈夫か否かは、医者もわからないだろうし、本人である私にも全く分からない。

「死なない限りは大丈夫でしょうと答えておきました」と女房はあっけらかんとして笑う。

彼女らしい考え方に私は大いに同感だが、社員たちが同じように答えるのは難しいだろう。 明日は、調布で建てるMさんとの契約を済ませたのち、新潟の平澤建築事務所さんの勉強会に参加する予定である。

久保田さんは、私のライフワークである「高齢者と住まい」について共同研究をしている一人である。まずは、高齢者について書かれた本を集めている。

「読めば読むほど面白いですね。『いい家』に住みながら、こんな面白いテーマについて研究しないなんて、本当に損ですね」と、会うたびに関心を深めている。

「そのとおりですよ。高齢者の私がそう思っているのですから」と、私は相槌を打つ。

みなさんも、共同研究をしてみませんか?

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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