涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

現場回り

投稿日:2013年3月7日

定休日は現場回りをするのだが、昨日は「いい家」をつくる会のセミナーがあったので今日4か所を回って歩いた。

朝8時半に横浜体感ハウスをスタートし、横浜市泉区のO邸へ。高橋棟梁が、「この現場は真壁方式の和室があるので楽しみですよ」と、笑顔で迎えてくれた。腕の見せ所が多い現場ほどありがたいという。

役者にでもしたいような男前である弟子の林さんは、いつ見ても目が輝いている。仕事が楽しくてならないという雰囲気にあふれていて好感度抜群だ。

私の質問に対して棟梁は床に図面を広げ、正座して答えた。その姿に感動し、同行した久保田さんがスマホで写真を撮りツイッターに入れた。


次は9日にお引き渡し予定の世田谷区喜多見のN邸へ。

現場監督の伊藤が最後の仕上げに余念がない。この家は、設計事務所を経営するNさんが自ら設計された。アーバンスタイルのすっきりしたデザインが特徴で、Nさんのアイディアと思い入れが随所にちりばめられている。


次に回った小金井市のO邸2棟現場は順調に進んでいて、現在は外回りの工事の真っ最中だ。6人ほど入っていた職人さんたちが、私たちの訪問に気付くと一斉に、「ご苦労さんです!」と大きな声を掛けてきた。

その声の響きには、仕事への意気込みがあふれんばかりに込められていて、実に気持ちよかった。


最後に、同じ小金井市のすぐ近くにあるT邸へ。

西村勝彦棟梁が息子を弟子にして担当している。整理整頓が行き届いているので、息子を褒めた。すると彼は姿勢を正し、「はいっ、親方に毎日厳しく仕込まれていますから」と答えた。

そこには親子の慣れ合いは一切感じられず、厳しい師弟関係の緊張感があった。

20年以上前に棟梁は、今は亡き父親の弟子として兄とともにマツミの家造りに加わった。親子3代にわたるマツミの大工さんなのである。

息子は、会うたびに成長している。それは、心構えができているからだ。

私とよく馬が合った父親は、目を細めて孫の成長を見守っているに違いない。


T邸には午前中に、昨日のセミナーに参加した兵庫県のii‐sumaiの岩城社長さんが「涼温換気」のダクティングを見学に来られたそうだ。

そのあまりの熱心さと、いい家を造ろうという気迫のすごさに、西村棟梁は圧倒されたそうだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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