涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

花粉、黄砂、PM2.5の揃い踏み

投稿日:2013年3月9日

花粉症がひどくて毎日辛い思いをしているというご主人が、体感ハウスに入って30分ほど経ってからこんな話をされた。


午前中に住宅展示場で3軒の家を見てきました。

30分ほどいると、どの家でも鼻がムズムズしてきてクシャミが出ました。3軒とも花粉は換気のフィルターで防げると言っていましたが、それ以上の時間いると具合が悪くなりそうなので出てきてしまいました。

この家は、だんだん楽になる感じがします。換気の方法によってこんなにも違うものなのですね。


そこで私は、換気装置を前にして「新換気」ついて説明をした。

センターダクト式換気の最大のメリットは、高性能なフィルターを使うことが可能な点だ。外気浄化装置にセットされているフィルターに、住友スリーエム社製の「フィルタレット・プレミアムタイプ」を貼ると、同社の商品説明では花粉やPM2.5だけでなく0.1マイクロメーターの微小粉塵も捕集できるとされている。

フィルターの性能をそこまで高めると、一般の換気装置では空気抵抗が大き過ぎて換気本来の効果が期待できなくなってしまう。

ここが換気の泣き所なのだ。

しかし、センターダクト式換気は違う。第一種全熱交換型換気装置の熱交換素子の手前には、通常1個のフィルターしかつかないが、なんと4個のフィルターをセットできるのだ。

外気は驚くばかりに浄化される。


写真は、フィルタレットの汚れ具合である(右側は新品)。いまの時期、10日間でこうまで汚れてしまう。これだけ汚れた空気の中には、花粉はもちろん、黄砂もPM2.5も、そして土埃の中にはカビや細菌類やウィルスも含まれているに違いない。

それらの有害物質が、肺の奥に侵入し堆積していく様は想像しただけでぞっとする。


ご主人は、私の説明に大きく頷かれ、奥さんに向かって言われた。

「同じ建てるなら、この家がいいね。クシャミが一度も出ないよ。空気が楽に感じるんだ」

奥さんが、「本当にありがたい家ですね。子供たちのために一日も早く建て替えましょうよ」と同感された。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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