涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

進化する勇気と決断

投稿日:2013年7月18日

今夜9時、外気温度は26度。家の中も26度。しかし、快適さは別世界だ。その訳は、湿度にある。外の湿度は88%、絶対湿度21.5g/m3。家の中は、57%、絶対湿度13.9g/m3。夕方猛烈なにわか雨が降って、湿度が一挙に上がったのだ。

犬の散歩で噴き出た汗が、玄関を入った途端に消えてなくなるような感じがする。「涼温換気の家」のすばらしさを感じるたびに、「ソーラーサーキットの家」からの進化の過程を思い出す。

これは、「思ったこと、感じたこと」の第135回「ダーウィンの法則」に久保田紀子さんが書いたものである。


<「いい家」をつくる会/大阪の「大成」さんの勉強会に招かれた。

新規のお客様だけではなく、「ソーラーサーキットの家」にお住いの方も数組参加されていた。本を読まれ、「外断熱二重通気工法」が最善であると信じて建てられたお客様方を目の前にして、「涼温換気の家」をお勧めすることは、話しづらいものがあった。

しかし、数組のお客様が帰り際に「ぜひとも建てます」と言ってくださった。


「新換気SA-SHEの家」へと進化するとき、今は亡き小倉会長さんは大いに迷われたようだった。

「ソーラーサーキットの家」に住まわれたお客様が満足されていて受注も順調なときに、通気工法を否定する提案に接したのだから小倉さんだけでなく大半の会員さんが戸惑ったのは事実である。

小倉さんとは、電話でずいぶんやりあったものだ。いま、お客様からの問い合わせはすべて「涼温換気」になっているということを、小倉さんは天国でどんなお顔で見守られているだろうか。


「大成」の中川社長さんが言われた。

ダーウィンの法則によれば、環境の変化に合わせて賢く進化するものだけが生き残ることができる。であるとすれば、東日本大震災によって引き起こされた電力事情の大変化に的確に対応し、エアコン暖房に革命的な快適さをもたらした「涼温換気」は、自信を持ってお勧めしたいと。


松井さんは、常に「これでいいのかな?もっといい方法はないのかな?」と考え続けて止まない人だ。センターダクト方式による「涼温換気」のアイディアを生み出すに至るまでのエピソードを、今夜、中川社長、西村専務さんとご一緒に聞いたのだが、三人ともその効果、効率の良さを知っているだけに真剣だった。

「涼温換気」を一人でも多くの方に知っていただきたい、そのためにはどうしたらよいのか、閉店の知らせが残念に思えるほど話しは盛り上がった。>


進化するには社員・大工・職人・「いい家をつくる会」、そしてお客様の理解と支持が絶対に必要だ。私には、「この進化はお客様に必ず喜ばれる」という確信があった。だから、「大成」の小倉会長をはじめ関係者を説得できたのだ。大変な勇気と決断を必要としたのだが、今夜も、それが正しかったと実感した。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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