
松井修三の
思ったこと、感じたこと
こういう家で暮らしたい
投稿日:2013年7月22日

練馬区石神井町でE邸の上棟が無事に行われた。
Eさんが挨拶で次のように話された。
私は、すでに70歳を過ぎています。70歳を過ぎてから家を建てるということは、体力的にも、精神的にも、経済的にも不安であり、相当迷いました。その不安を打ち消してくれたのが、松井さんが書かれた<「いい家」が欲しい。>でした。
本を読んで勇気が湧いてきて、こういう家で暮らしたいと強く思いました。今から夫婦共々、「涼温換気の家」の住み心地が楽しみでなりません。12月に、ぜひいい家を引き渡してください。
棟梁の小原さんが大きく頷いていた。
小原さんは、10年前に棟梁となった最初の仕事として社長の家を建てた。いまは二人の弟子を育てている。三人の顔に、Eさんのご期待にお応えしようとする強い意思があふれていた。
今夜8時30分。外は、温度25.5度、湿度90.5%、絶対湿度21.5グラムというすごい蒸し暑さ。ところが家の中は、今のマツミの家よりもだいぶ性能的には劣る私の家でさえセンターダクトエアコン1台「弱」運転で、温度26度、湿度55.8%、絶対湿度13.6グラムという快適な状態だ。Eさんご一家にも、来年の今頃はこの快適さを味わっていただけることになる。

- 松井 修三プロフィール
- 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
- 1961年中央大学法律学科卒。
- 1972年マツミハウジング株式会社創業。
- 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
- 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
- 現在マツミハウジング(株)相談役
「いい家」をつくる会代表 - 著書新「いい家」が欲しい。
(創英社/三省堂書店)
「涼温な家」
(創英社/三省堂書店)
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