涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

正直であれ

投稿日:2016年1月23日

昨日午後から、東京・住み心地体感ハウスの雪の処分に取り掛かった。

社員には、この程度のものは私一人で十分と見栄を切ってしまった手前がある。

日が当たっている道路に撒いていると、近所の小学生の女の子が声を掛けてきた。

「あのー、お願いがあるのです。この雪、もらってもいいですか?」

「えっ?いいですよ。何に使うの?」

「滑り台をつくりたいのです」


そこへ3人の女の子がバケツを持ってやってきた。

「うわーっ、きれいな雪。こんなにたくさんある。うれしいなー」

3人は、雪の塊をさも大事なものを扱うように、バケツに入れ、ピストン輸送を始めた。


私は、休憩が欲しくて彼女たちに声を掛けた。

「滑り台からどうやって滑るの?」

リーダー格の頬の赤い子が答えた。

「タカナシさんのように滑るんです」

「えっ、あのサラさんのように」

「そうです」

「うわーっ、それはすごいね。よーし、がんばろう!」


おかげで、除雪は極めて順調にできた。

ツイッターには、自分一人でやってのけたように書いたのだが、正直に言うと3人の女の子たちのおかげである。

正直であれ、と常日頃言っている手前、真実を書かないことにはどうにも気持ちが落ちつかない。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

アーカイブ

2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年

▲ページの先頭へ