涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

一人暮らしの老後のために

投稿日:2013年8月30日

今日は猛暑がぶり返して、暑さが痛く感じるほどだった。

築30年のツーバイフォーに暮されているというご夫妻が、11時に体感に来られた。

いま住んでいる家がアメリカ製の全館空調なので、「涼温換気」との違いに関心を持たれていた。


まず、構造・断熱の方法の違いについて理解していただいた後で、センターダクト方式、及び換気経路をこれまでとは逆転させるメリットと合理性、そしてフィルター管理の簡略性について説明させていただいた。

ご夫妻は、ご自宅のやり方と比較され、大きく頷かれながら「これは合理的だ」と納得されたご様子だった。

隣の事務所で小屋裏に上がり、屋根下地板に触られてご主人が驚かれた。「こんな暑い日に屋根からの熱の透過をまったく感じない。これはすごい!」と、しきりに感心されていた。


午後には横浜市都筑区で女性一人が住まう家の契約があった。

Kさんは契約後こんな話をされた。


私は、新聞一面下段の本の広告を見るのが好きなのです。

だいぶ前のある日、衝撃的なコピーが目にとまりました。

「建ててしまった人は読まないでください。ショックを受けますから」です。でも、その頃は家を建てようとは考えていませんでしたから、本を買いませんでした。

最近になって、一人暮らしの老後を考えるようになりました。マンションでいいと思っていたのですが、いや、ちゃんと家相を大切にした家を建てようと決意し、そうなると本を読まなければと思い立ちました。

本屋さんで最初に手に取った本をちょっと立ち読みしたら、家相にこだわっていることが書かれていて、あら、私にそっくりの人がいると思って買ったのが久保田さんの「さらに『いい家』を求めて」だったのですよ。面白くて読み進んでいくと、いや、家相も大事かもしれないが、それより大事なのは「住み心地」なんだよという方に話が流れて、そのアドバイスをされたのが、あの衝撃的なキャッチコピーの「『いい家』が欲しい。」の著者、松井さんにつながったのです。


松井さんは、「老後頼れる一番確かなもの」としての家を建てなさいと書かれていて、私はアドバイスに従うことにしたのです。その家で老後に安心してピアノを弾き、習字をするのを楽しみにしています。それだけではなく、この体感ハウスのように素敵な絵や小物などを飾り立てたいですね」。

そう語るKさんの目は、少女のように輝いていた。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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