涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

動きを読み切る

投稿日:2016年10月5日

今年は、上棟に合わせるかのように台風が発生する。

18号の動きをどう読むか?(写真は10月1日の予報)

10月1日、田園調布で2棟同時に上棟した社長の決断に気をもんだ。

大型であり、関東地方接近が5日(今日)と予想されているのだから、思い切って台風一過を待つべきだと、私は強く思った。


社長の判断は、1日(土曜)に上棟し、屋根下地板まで行う。日曜日は雨が降らないと読んで、3日(月曜)に屋根断熱を完了し、台風に備えるということだった。

社長は天気予報に関して、不思議なほど的確な判断をする。それはわかっていても、18号が日本列島を直撃するという天気予報を見るたびに、不安が募って仕方がなかった。


当日、ツイッターに上がってくる報告を胃が痛くなる思いで見守っていた。

午後4時半からの来客が帰られるや否やツイッターを見ると、なんと1層目の屋根断熱が終わっているではないか。

翌日、現場監督から聞いた話では、18号から家を守るという思いで鳶・大工みんなが一丸となって懸命に働いてくれたとのこと。

その働きぶりには、お客様もすっかり感動されていたそうだ。

「外断熱」が何よりもいいのは、板状断熱材が雨を寄せ付けない点だ。今日2層目の断熱材が張られ、通気垂木が打ち終わった。こうなれば、豪雨だけでなく強風が吹いても心配ない。


午後4時30分、現場上空は一段と明るさを増し始めた。

社長は、台風だけでなく、鳶と大工と部下たちの心の動きを読み切っていたようだ。


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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