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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

大きなリビングが欲しい

投稿日:2016年10月17日

一階に30畳ぐらいの広さのリビングが欲しいと望まれたとき、設計士がプランしながら一番悩むのは直下率(上下階の柱・壁の重なり合い)が下がってしまうことだ。

柱や耐力壁を取り払ってしまい、広々とした空間をプランするとお客様は喜ばれる。鉄骨系プレハブやコンクリート造を嫌い、木造がいいとするお客様なので、なんとしても受注したいところだ。

しかし、住む人の幸せを心から願うという信条からすれば、幸せ、すなわち安全の確保を第一としなければならない。

安全に固執したあまり、受注できなかったことも少なからずあった。


社長から、年明け早々に10年以上も前から検討してきている「SE構法」を採用したいと相談を受けた。

「SE構法」とは、木造ラーメン構造。柱と梁で骨組みを造り、その接合部を特殊金物でがっちりとつなぐ構造。鉄骨やコンクリートと同様に計算で構造強度を確認できるので、大開口部を設けたり、広い部屋をつくるのに適している。ラーメンとは、ドイツ語。


私も多大な関心を寄せてはいたが、こと構造のことなので断熱の方法以上に慎重を期していた。

熊本から帰った翌日、上棟したばかりの1棟目の現場へ行った。

棟梁を務める小原さんから説明を受けた。

棟梁は開口一番言った。

「これはいいですよ!間違いなく地震に強いと思います」

そして、そう思う理由についてとつとつと話してくれた。

61歳になるベテラン大工の菊池さんが言った。

「1階の柱の数がこれまでの半分程度しかありませんが、組み上がるとびくともしませんね」。


大工さんたちが、目を輝かせて「これはいい」と言うものに間違いはない。

(斜めの板は、仮すじかい)

その夜、もう一度「SE構法」のホームページを開いた。

http://www.ncn-se.co.jp/se/

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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