
松井修三の
思ったこと、感じたこと
盲導犬を連れた人に出会ったら
投稿日:2016年10月24日

アイメイト(盲導犬)の育成と歩行指導を通して、視覚障害者の自立を支援するアイメイト協会の40周年記念大会が、昨日、東京・竹橋で開かれた。
長年アイメイトと暮らしているTさんが、参加したいのだけれど70歳という年齢から自信がないと残念がっていた。それを聞いて女房が、サポート役を引き受けた。
彼女は、前週の日曜日、昨日と同じ時間にコースを下見に出かけた。
花小金井駅から西武新宿線に乗って、高田馬場駅で地下鉄東西線に乗り換えれば竹橋まではわけはない。しかし、高田馬場でエレベーターを利用するには、駅前広場の真ん中まで歩かなければならない。そして、竹橋駅にはエレベーターはなく、会場までは3カ所の階段をうんざりするほど歩くことを知った。
昨日、実際に盲導犬を連れた人と一緒に歩いてみて、はじめて、サポートの大切さが理解できたという。
この話を聞いて、私は学んだことがあった。
それは、盲導犬を連れた人には声を掛けてはならないという思い込みは間違っているということだ。むしろ積極的に声を掛け、サポートすることが大切なのだと。
アイメイト協会のホームページからの引用である。
<街や駅で出会ったら>
「お手伝いをしましょうか」や「どちらへ行かれますか」の一言をお声がけください。晴眼者から先に声をかけていただけると助かります。そうすれば、視覚障害者は見当違いの方向に話しかけずにすみます。気にかけてくれても、ただ見ているだけでは、あなたの存在が分かりません。まず言葉に出して、口で伝えることを心がけてください。「大丈夫です。手伝いはいりません」と言われたら、「そうですか、それではお気を付けて」と見送ってください。
近年、ホームドアの設置が進んでいますが、全ての駅で設置が完了しているわけではありません。駅のプラットホームは手すりのない橋と同じです。危険な状態が迫っていたら「ストップ」と大声で知らせてください。

わが家の玄関には募金犬がいて、訪ねてきた人に帰り際になにがしかの協力を呼び掛けている。孫たちも遊びに来るたびに、小銭を寄付している。
ところで、21時50分、外気温度は12度台まで下がってきた。
家の中は、暖房なしで24度台を保っている。第一種全熱交換型換気の働きだ。

- 松井 修三プロフィール
- 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
- 1961年中央大学法律学科卒。
- 1972年マツミハウジング株式会社創業。
- 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
- 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
- 現在マツミハウジング(株)相談役
「いい家」をつくる会代表 - 著書新「いい家」が欲しい。
(創英社/三省堂書店)
「涼温な家」
(創英社/三省堂書店)
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