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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

住み心地を究める

投稿日:2016年10月25日

今朝は、紅葉を楽しむ前に冬になってしまったかのような寒さだった。

約6時間おきに、二階の寝室にある内外温・湿度計を撮影した。

上段が室内、下段が屋外。無暖房。


自宅は、2001年に「次世代省エネ基準」(1999年制定)に基づいて建築された。暖房は、蓄熱式3台+ルームエアコン4台だった。

2008年に、第三種換気を新換気(センターダクト換気)に替えて、2012年に「涼温換気」=「涼温な家」になった。冷暖房は、小屋裏に設置した涼温エアコン1台のみ。他はすべて撤去した。日当たりは満点。


断熱性能は半分以下の旧宅も、ほぼ同じような経過を辿って「涼温換気」となったのだが、冷暖房は蓄熱式2台+ルームエアコン8台は使用しないがそのままにしてある。日当たりはまあまあ。


私は、50歩ほどしか離れていない2軒の家を行き来して、断熱性能と日当たりの違いが住み心地に与える影響について観察・体感・研究を続けている。


常識では、その両者が良ければ良いほど暖房的には省エネになり、住み心地もよくなると考えられている。東京で建てる家にも、北海道並みの断熱性能を付与すべきだと意気込む造り手もいる。

「涼温な家」にも、その常識が当てはまるものなのか?


今年の5月に引っ越したばかりなのでまだまだ答えられないが、近々断熱性能を一段と向上させた家を自宅の隣りに建てることにした。


役人も学者も評論家も、実際に住んだことがないので住み心地を的確には語れない。やたらと理論を追い回している。住み心地は、理論と数値を究めれば良くなるというものではないし、「これがいい」と断定できるものでもない。


いま、わが国の家づくりは大きな転換点を迎えている。

健康維持・増進のために、どのレベルの断熱性能が求められるのか?

「換気」との兼ね合いはどうあるべきか?

冷暖房の方法は?

パリ協定を常に念頭に置いて、究めたいことは多い。


「住宅の一番大切な価値は住み心地である」

この信念の正しさを、さらに実証するための絶好の機会と環境に恵まれた。



<パリ協定>(the Paris Agreement)

2020年以降、すべての国が協調して温暖化問題に取り組むための仕組みを示した新しい国際条約


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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