マツミハウジングは東京・神奈川・埼玉で
住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

それしか道はない

投稿日:2017年3月3日

     (目黒/壽福寺)

大田区西蒲田の現場を電車で見に行った。

蒲田の駅近くに、この日、新聞に一面広告を打っていた大手ハウスメーカーの現場があった。広い道路に面した一等地である。

基礎がほとんど出来上がった状態なのだが、どうにも気になることが二つあった。


一つは、基礎断熱の仕方だ。3センチという厚さも気になったが、不連続な部分的内断熱の意味が分からない。

どのような断熱効果を計算して設計したのだろうか。

こんないい加減な設計であっても受注できる営業力に恐れ入った。


もう一つ気になったのは、道路から手を伸ばせは届くところに図面ファイルが置いてあって、昨日の雨でびしょ濡れになったまま放置されていたことだ。

たぶん現場監督が置き忘れたのだろうが、会社へ戻っても気づかないほどたくさんの現場を持たされているのだろう。


K邸は、すぐ近くにある。

外回りはほとんどできているのだが、内装が遅れている。予定していた職人の手が間に合わないという。

そのためお引き渡しが1週間ほど延びてしまう。

昨日、その報告を聞いてよく眠れなかった。


マツミハウジングは、「施工能力を超える受注はしない」をモットーにしてきた。私の代はそれでよかったが、今後はどう展開すべきか。そこが問題だ。

受注というものは波動のようなもので、波が来ているときに乗らないと船底を這うような不況に落ち込んでしまうのだから。


だが、波に関係なく、工務店は大手ハウスメーカーのような仕事をしていたのでは生き残れないことは確かだ。

工務店を信頼してくださるお客様に報いるにはどうしたらよいのか。

頼んで本当によかったと終生思ってもらうことだ。それしか道はない。



  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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