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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

京都10景

投稿日:2017年12月2日

毎日のようにテレビで見る紅葉の見事さに、せっつかれるような思いで京都を訪ねた。

駅前で乗り合わせたタクシーの運転手さんに、「人が少なくて、紅葉の見事なところに案内して欲しい」と頼んだ。

「人が少なくて」という注文に、初老の運転手さんはしばし返事をためらっていたが大きく頷いて走り出した。

とにかく人が多すぎる。過ぎたるは及ばざるがごとし。日頃の弊害、地元の嘆き、メーターよりも時間借りの方が安上がりで済むなどと、急増する観光客について運転手さんの話は尽きない。

30分ほど走って連れて行かれたのは「曼殊院」だった。

毎年来ている処だが、訪れるたびに感動が変わる。紅葉のあんばいが違うからだ。今年は、遅かった。

「残念」と思わず嘆息が出る。落葉をまとった土手の苔をひと撫でして、近くにある「詩仙堂」へ向かった。やはり見頃は過ぎていた。しかし、庭に咲く一輪の椿が実に印象的だった。

私の表情を察して、運転手さんは言った。

「お客さん、人が多いのを我慢していただければ、下鴨神社の参道が、今は最高の見頃ですよ」ということとなり、寺巡りを中断し、神社へと向かった。

たしかに、紅葉は見事だったが、古刹の味わいはまるでない。期待外れのまま日暮れになった。


翌日、西を目指し十綸寺から光明寺、しだれ桜と日本一の松を誇る善峯寺へ。

善峯寺 山門

両翼約30メートル

右遠方に京セラと日本電産のビルが見える


京の町へ戻って昼食。休憩後、真如堂・光明寺・永観堂をまわった。


真如堂 中庭

この燈篭は、鎌倉時代につくられたという。塀の手前の1本の楓との対比が印象的。

光悦垣の曲線に、しばし心が奪われた。下鴨神社の竹穂垣も見事だった。

永観堂 「散り敷く」

茶店で甘酒を飲みながら、人の流れが途絶える瞬間を待った


写真はすべてスマホで撮った。人影が写っていないことにご注目。


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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