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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

高齢者は、光熱費を惜しむべきではない

投稿日:2018年1月5日

「お陰様で、昨年中、ご契約を順調にいただき、今年も好調に推移する見通し」と、社長の仕事始めの挨拶は頼もしく、社員たちの表情も明るかった。


正月三が日は、写真の本を読んで過ごした。

100年前の夢や空想がほとんど実現したことを思えば、これらの本に書かれていることが50年以内に実現する確率は高いと思われる。


30年後の住宅はどうなるのだろうか?

3Dプリンターを使って、印刷される家が造られるとのことだが、それは特殊であり、一般的には、現在好まれる家が主流を占めていると思う。

設備はIOT化され、飛躍的に便利になるのは確かだが、住み心地が一番の価値であることには変わりないと確信している。


生産緑地が宅地化され、少子高齢化で需要が減り、地価は暴落すると予想する人は多い。

空き家は、廃家となり、治安と環境を悪化させ、地価下落に拍車を掛ける。これからは、「土地は、負動産ですよ」と、不動産業者が顔をしかめて見せる。


家はどうなのか?

家を財産と考えるなら、同じように「負動産」となるだろう。

では、財産ではなく、住むことを楽しむための器なのだと考えたらまるで違った価値となる。「いい家」に住んでみるとつくづくわかるのだが、住む楽しみほど幸せはない。極楽である。

60代以下は、その楽しみを得るために働かなくてはならない。75歳を過ぎたら、楽しさを満喫し、日々幸せを堪能したい。


そのためには、家の中に快適差をつくらないことが大事だ。

「差」の主なものは温度・におい・明るさ。誰もが、寒いとこ、臭いとこ、暗いとこには行きたくない。省エネルギーにこだわって、局所・間欠の冷暖房・換気・照明にすると、住む人の行動範囲を限定してしまう。


「涼温な家」がいいのは、「第一種全熱交換型センターダクト換気」をベースにした「全館涼温房」であるところだ。ドアをすべてオープンにした暮らしができる。

だから、この家で照明を惜しんではもったいないことになる。

家中にする必要はないが、高齢者が存在する平面は、たとえトイレや浴室であっても照明を点けることを勧めしたい。


最近、女房も暗いところをつくらない主義に理解を示すようになった。

高齢の愛犬の動きも、すこぶる活発になってきた。

高齢者は、光熱費を惜しむべきではないとつくづく実感する。


話は変わるが、本を読んで、「へー」と思ったことがある。

2040年に、「シンギュラリティ」(技術的特異点)への到達を予想するレイ・カーツアイルが、「太陽・風力・地熱からエネルギーを取り出すテクノロジーは、指数関数的にどんどん改良されてきているので、20年以内には、ほとんど無尽蔵のエネルギーを手に入れることができるようになる」と言っていたことだ(人類の未来/NHK出版)。


となるのであれば、「ゼロ・エネ」の暮らしに縮こまり、AIとIoTに手助けされて、照明・エアコン・シャッターなどすべてのスイッチを自動に任せ、音声操作に頼って足腰を弱らせ、感性を鈍らせたのでは大損だ。

スイッチ操作は、おのれの感性で、いくつになっても自分でやるのがいい。



  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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