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涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

地下室

投稿日:2018年5月4日

今年に入って、地下室の要望が増えてきている。

マツミハウジングが地下室と取り組んだのは今から32年前の1986年、高断熱・高気密住宅に取り組む6年前のことだった。

依頼者のTさんは、学者さんで奥さんはピアニスト。


Tさんから出された条件は、スタインウェイのピアノを入れる。夜中にも近所からクレームがこない防音性能にすること。書庫を設けるので、カビが発生しないこと。

工務店の看板を掲げているからには、断るわけにはいかない。ネットがない時代だから、「カビが発生しない地下室の造り方」と検索することもできない。友人や先輩に意見を聞くと、「そんな地下室を造れるわけがない。契約したら地獄の苦しみになる」とみんな心配する。

基礎屋も、「地下室は止めといたほうがいい。大手ハウスメーカーが造ったものは、カビが発生してクレームだらけだ」という。

音楽好きの友人が、「スタインウェイって、いくらすると思う?」と聞く。その値段を知ったときは、さすがに不安になった。


プランを提示したら気に入ってもらえた。金額もOK。「カビが発生しない地下室を造る」とは契約書には書いていないが、正に「期待という約束」だ。

契約の席でご夫妻は笑顔で言われた。「期待しています!」と。


このときのTさんご夫妻の勇気ある「期待」が、その後のマツミハウジングをつくったと言っても過言ではない。4年後、サントリー小ホールで第1回のリサイタルが行われ、翌日、ご夫妻が訪ねて来られた。

「あの地下室のおかげで、リサイタルを開くことができました。マツミさんに頼んで本当に良かった。音響は期待以上で、存分に練習できました。これからも楽しみです」、「書庫も申し分ないですよ」と、ご夫妻は満面の笑顔で言われた。


翌年には、大手ゼネコンに勤めている設計士さんが来られて、「お宅の地下室の工法を説明してもらいたい」と言われ、T邸に関して説明したところ、「それだけのことをやってもらえるのであれば、何も心配はありませんね」と言われ、お客様を紹介してくださった。

以来、たくさんの地下室を造ってきた。ノウハウに関わる技術的なことはお話しできないが、外断熱とシロアリとの関係は、内部結露と同様にしっかりした対策が大事だ。


地下室を、四季を通して一番快適な部屋にできるとマツミハウジングは確約している。それは、「涼温換気」の効果が、部屋だけでなく、床下・壁の中にまで及ぶような設計になっているからだ。


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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