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松井修三の
思ったこと、感じたこと

「外断熱は危ないのか?」

投稿日:2018年6月16日

今朝の朝日新聞が、「ロンドン火災」のその後について報じていた。

<ロンドン火災1年 72人死亡どうして「真実知りたい」


72 人が死亡したロンドンの高層公営住宅「グレンフェル・タワー」の火災から1年がたった14日、英国各地では犠牲者数に合わせて72秒の黙禱が捧げられた。(中略)

再発防止策をまとめるための政府の公開調査は、1年経った今も続く。これまでの調査では安全面での問題が次々と明らかになった。

入居者は出火当時、自室にとどまるよう消防の指示を受けた。専門家らはこれを、「失敗」と指摘。出火元の部屋から外へ炎が広がった時点で避難させるべきだったとした。

「規則破り」が常態化していたことも指摘された。ほとんどの耐火扉が耐火基準に不適合▽消火栓も基準不適合▽煙制御システムが適切に作動しなかったといった点だ。


外装が「正しく取り付けられていなかった」ことも問題視されていた。BBCによると、タワーが2016年に改修された際、予定していた資材より30万ポンド(4,400万円)安く、安全基準を満たさない外断熱の外装材が使われた。


最大野党・労働党のコービン党首は、政府の緊縮財政を受けた自治体の予算カットで、安全面のチェックが行き届かなったことや消防士の削減が背景にあると厳しく批判する。(以下省略)>


安物の資材を使う場合、手間代も安くするのは当然である。安い手間で働く職人は腕が悪い。手抜きに走りがちになる。問題が起こって当たり前。古今東西を問わず、問題は繰り返されてきた。

ロンドン火災の場合、現地ではそのような見方が多かったと聞く。だが、日本ではあたかも「外断熱工法」が問題の主因であったかの如き論調が目立った。専門誌はもとより、学者までが同様の見方を披露していた。


プラン中や、契約寸前のお客様が心配されたのは言うまでもない。聞くところによると、「外断熱が危ない!」という雑誌の特集記事をコピーして送ってきた営業マンもいたそうだ。

あるお客様が言われた。

「私は、外断熱の合理性に確信を持っていますし、『だから』に、社長が隣家が火事になった様子を描いていたのを読んでいましたので、マツミさんを信頼して契約しました」


要するに、ロンドン火災は「外断熱工法」が悪かったのではなく、「安全基準を満たさない外断熱の外装材が使われ」、しかも「正しく取り付けられていなかった」ことが被害を拡大したということなのだ。

1年前、2017年6月16日の「外断熱と火事」をお読みいただきたい。

http://matsumi.com/blog_881.html#ArticleBox


お亡くなりになられた方々のご冥福を祈りつつ、さらに火災に安全な「外断熱の家」づくりに取り組む覚悟を新たにした。


  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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