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涼温な家

著  松井 修三
日 第5刷
   平成29年1月18日発行
発  創英社・三省堂書店
定  1,200円+税

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<著者のご挨拶>

あなたは、エアコンの風が嫌いですか?


この本がお薦めする「涼温な家」は、エアコンの風が嫌いで、冷暖感が肌に合わないと感じ、なおかつ、空気の質にこだわる人に喜んでいただけると確信しております。


特殊な間取りでない限り60坪ぐらいの広さまでなら、小屋裏か納戸に設置した1台のエアコンで家中を「涼温房」にできます。部屋でエアコンを用いる必要がなくなるのです。一般的に行われている「全館空調」とは、換気経路が正反対になるので空気の感じ、冷暖の質感がまるで違います。冷暖感が和らぎ、日本人の肌に合うマイルドさが魅力です。


システムを簡略に言いますと、第一種全熱交換型換気+ダクト用エアコン(CDエアコン)+センターダクト換気(特許)という極めて簡単で合理的なものです。


家づくりで一番大切にすべきは住み心地です。

それは快適さだけではなく、省エネルギー、健康維持・増進にも大きく関係するからです。部屋だけ冷暖房では、家の中に温度差・快適差ができてしまい、住み心地は最悪です。


山形市、仙台市以南の温暖地(「いい家」をつくる会の営業範囲)であるなら、長期優良住宅として認定されるレベルの断熱性能を備え、気密レベル(相当隙間面積)は0.3平方センチメートル前後で、窓は最低でもペアガラスの樹脂サッシを用いれば、ご期待どおりの快適さが得られます。

Q値(熱損失係数)でいえば、1.9前後の性能で十分です。冬の日照時間が少ない地方では、適当な補助暖房との併用をお薦めします。


一条工務店が誇る「Q値0.75」という超高断熱の家は、極寒地で必要とされるものであって、この本が対象とする温暖地では、そんな家で全館床暖房を標準装備にされたら真冬でも暑苦しくてたまらなくなるはずです。夏には、エアコンが効き過ぎて、冷房病が心配されます。


「涼温な家」では過剰な性能は、住み心地をかえって悪くしてしまいます。床暖房は不要です。

東京都西東京市に2年前に建てられた100m²の2階建て4人家族の実例をご紹介します。

Q値は1.9kw/m²で、一階の日当たりはほとんど得られない家ですが、昨年の暖房時のエネルギー消費量は約15kwh/m²。冷房時は約5kwh/m²でした。

ドイツのパッシブハウス基準に近い性能です。「住み心地は最高!」と住人は喜んでいます。

一条工務店よりもはるかに断熱性能が低いのに、エネルギー消費量ではパッシブハウスにも引けを取らないのは、生活の仕方というよりも「涼温換気」の効果と言えると思います。

Q値至上論者(2015年4月からUa値)にはとても理解できないでしょうが、「換気」が主で「エアコン」が従という関係であるにも拘らずこうなるのです。

すでにお住いの方、とくに女性の方から喜びの声が多数寄せられています。


「空気が気持ちいい」。

喘息の発作が起きなくなった。花粉症に悩まされない。肌にやさしい。化粧ののりが良くなった。冷え症を意識しなくなった。外の音が気にならなくなった。ピアノやバイオリンの音色が良くなった、などと。

「百聞は体感にしかず」です。ぜひ、各地にある「住み心地体感ハウス」で「涼温な家」の快適さを体感で確かめてみてください。

松井 修三


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