2009年07月03日(金)
「判断は正しかった!」
http://taiseiblog.blogzine.jp/taiseiblog/2009/07/post_ffd2.html<「ソーラーサーキット(SC)の家」が、「新換気SA−SHEの家」に進化したことについて、「やはり松井会長の判断は正しかった!SCからSA-SHEへの変換は正解であったと今確信しました>と、大阪「大成」の小倉社長が書いている。
今になって確信されたということは、これまでは疑っていたということなのか、などと野暮なことは詮索すまい。
そもそも何事も進化しないものはすたれていく。進化しそこなったものもまた同じ。
ソーラーサーキットがいい例になりつつある。温度センサーでダンパーの開閉をする「SCナビ」は、ものの見事に後者に当てはまる。
ところが、進化を恐れ、「いい家」をつくる会を退会してソーラーサーキットに戻った造り手が数社あった。
住む人の幸せよりも、目先の利益を求めたからであろう。

写真は、今日、国分寺の紀伊国屋書店で撮った。
「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」の著者は、機械換気を義務付けたのは法律の横暴で許し難いと主張している。
〔さらに「いい家」を求めて〕の隣に、「棟梁が教えるいい家の建て方」という本がある。
著者は、数奇屋建築、寺社建築が得意だそうだが、肝心な断熱の方法と換気については、知識も経験も乏しいようでほとんど触れていない。
どんなに材料にこだわっても、その二つに無頓着では住み心地の良い家はできるわけがない。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年07月01日(水)
心くすぐる ハーレー

2008年11月20日の読売夕刊「心くすぐる ハーレー」の記事をデスクの前の壁に張って、毎日眺めている。
写真は、ビッグツインを搭載したソフテイル・ロッカーC。
記事の一部である。
<ソフテイルに搭載されているのは、Vツインの中でも特に、「ビッグツイン」と呼ばれる排気量の大きい1584ccのエンジンだ。1936年以来、ハーレーは、エンジンの燃焼室に取り込む空気と燃焼後に送り出す排ガスを制御する開閉弁(バルブ)の駆動にOHVという方式を採用している。OHVは、重い車体を発進させる場合などのトルク性能に優れ、大型車に適している。OHVのツインエンジンは、「ドドドッ、ドドドッ」という独特な音を出す。このエンジン音は、心臓の鼓動に例えられることも多く、ユーザーから根強い支持を集めている。>
記者も相当に心をくすぐられているようだ。
「ドドドッ」
その音を生まれてはじめて聞いたのは、小学4年生のときだった。放課後の校庭に、突然、真っ赤で図体の大きなオートバイが出現したのだ。
乗ってきたのは「まっさん」と呼ばれ、町で変人として畏敬されていたおじさんだった。
「これが、ハーレーだ!」
「ドドドッ、ドドドッ、ドドドッ」
まっさんは、群がった子供たちの肝っ玉をなんべんも揺さぶり、震え上がらせた。
学校からの帰り道、「いつかはハーレーに乗ろう」と、興奮冷めやらず友達と語り合ったのを覚えている。
しかし、50歳を過ぎて乗ったのはホンダの赤の「マグナ」。カナダから逆輸入された750ccである。ソフテイルを写真で見るかぎりでは大きさとスタイルが似ている。
「これなら乗れるのでは?」
半年過ぎて、思いが強まるばかり。同時に、反対する人たちの顔も思い浮かぶのだ。そこで、トレーニングを続けている。いまは毎日80回、6キロのバーベルを持ってのスクワット。150回できるようになったら、反対を押し切る自信がつきそうな気がしている。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月29日(月)
「正直な家造りがしたい!」
「住む人のことを第一に考え、正直な家造りができるなら、こんな幸せなことはありません」と履歴書に書いたのは、中途採用した一級建築士の笹森崇子である。
1999年、〔「いい家」が欲しい。〕が出版された年に武蔵野美術大学建築学科を卒業し、青森で父親が経営する工務店で働いていた。
7年前に、父とともに私の本を読んで、外断熱の家に挑戦した。
「松井さんのところで働かせてもらえたらどんなにありがたいことか」と、父は願ったという。
話を聞いて、即座に採用を決定した。小柄だがバイク、スキー、スノーボードが大好きだそうだ。
同じく、中途採用したのが小林あさみ。二級建築士、インテリアコーディネーター、照明コンサルタント。日本大学商業科卒。
やはり私の本を読んで、「いつかはマツミハウジングで働きたい」と思い続けていたという。
設計部は、一級建築士の長谷川さやか、子育てのため非常勤で働く一級建築士岡部亜希を交えて女性は四人となった。
7月22日から、一級建築士三沢大晃(ひろあき)が入社する。笹森の3年後に武蔵野美術大学建築学科を卒業し、個人設計事務所でみっちりと修行を積んできた期待の人材である。
みんな、「正直な家造りがしたい」と口をそろえて言う。
今日、中野区のK邸のお引渡しがあった。
一緒に行った笹森は、新築特有の臭いがなく、空気が気持ちよいと感心していた。設計を担当したのは先輩の長谷川だったので、一日も早く追いつき追い越したいと思ったことだろう。
ところで、「いい家」をつくる会、大阪の「大成」さんのブログによれば、「新換気SA−SHEの家」が注目を集めているようだ。
http://taiseiblog.blogzine.jp/taiseiblog/2009/06/sashe_03ed.html
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月28日(日)
「ミラノ霧の風景」
「ミラノ霧の風景」―この本のとりこになっている。
ミラノに行ったのは、10年も前だったろうか。
コモ湖の近くに建つボリーニさんという知人の家を訪ねた。
季節は初夏で、駅に出迎えに来てくれたボリーニさんの車のエアコンが故障していて道中暑かったのを覚えている。
ミラノに霧が出る。しかも、2メートル先も定かに見えないような濃い霧が。
そんなことはとても想像できない風景を眺めた旅だった。
だから、偶然の導きで、須賀敦子さんの「ミラノ霧の風景」(河出文庫)と出合ったとき、思わず手に取っていた。
最初のエッセイ、「遠い霧の匂い」の一部である。
「もう二十年もまえのことになるが、私がミラノに住んでいたころの霧は、ロンドンの霧など、ミラノにくらべたら影がうすくなる、とミラノ人も自負し、ロンドンに詳しいイタリアの友人たちも認めていた。年にもよるが、大体は十一月にもなると、あの灰色に濡れた、重たい、なつかしい霧がやってきた。朝、目がさめて、戸外の車の音がなんとなく、くぐもって聞こえると、あ、霧かな、と思う。それは、雪の日の静かさとも違った。霧に濡れた煤煙が、朝になると自動車の車体にベットリとついていて、それがほとんど毎日だから、冬のあいだは車を洗っても無駄である。ミラノの車は汚いから、どこに行ってもすぐにわかる、とミラノ人はそんなことにまで霧を自慢した。
夕方、窓から外を眺めていると、ふいに霧が立ちこめてくることがあった。あっという間に、窓から五メートルと離れていないプラタナスの並木の、まず最初に梢が見えなくなり、ついに太い幹までが、濃い霧の中に消えてしまう。街灯の明かりの下を、霧が生き物のように走るのを見たこともあった。そんな日には、何度も窓のところに走って行って、霧の濃さを透かして見るのだった。」
さりげない表現なのだが、濃い霧が風景を見えなくしていくにつれて、著者の心象風景を見たくなり、知りたくなってひきこまれていく。
今日の朝日新聞、「著者に会いたい」は「須賀敦子を読む」だった。
そこで、この本が著者の初めてものであり、出版したとき61歳で、その後5冊の本を手がけ69歳で亡くなられたことを知った。
一行、一行が心にしみいってくる。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月25日(木)
うれしさで胸がいっぱい!
契約が終わって、ご主人さんは感慨深げに言われた。
3年前に、こうして契約する予定でいたのです。
あのとき購入しようとしていた横浜山の手の土地は、とても気に入っていたのですが、川上さんに隠れていた問題点を指摘され、いろいろと交渉を重ねたのでしたがとうとうまとまらず購入を諦めました。
本を読み、勉強会に参加して、よーし、マツミの家を建てるぞ!と気合が入っていましたから、土地が買えなくなったショックはとても大きなものでした。
その後、土地を探し求め続けたのですが気に入るところが見つからないのです。
その間に、住宅本を片っ端から読んでいました。
西方里見さんの〔「外断熱」が危ない!〕、松本祐さんの「外断熱住宅の落とし穴」、山本順三さんの「無暖房・無冷房の家に住む」、神崎隆洋さんの「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」など、とにかく読み漁りました。
しかし、他の本を読めば読むほど、松井さんの本の理念に惹かれるのです。そして、松井さんのブログを読み続け、ホームページを隅々まで見ていたのですが、ある日家造りが、ソーラーサーキットではなく「新換気SA−SHEの家」に変わったのを知って驚きました。シロアリ対策もターミメッシュではなくなったのです。
でも、マツミの家を建てたいという気持ちは強まるばかりでした。
念願が叶って、やっと納得できる土地を見つけることができ、川上さんに連絡しました。
「新換気SA−SHEの家」について説明を受け、3年前に土地が買えなかったのは、かえって良かったのだと思いました。
今日、こうして契約にたどり着け、本当にうれしく思っています」
ご主人の傍らで、奥さんはハンカチを目に当てられ大きく頷かれた。
私も、うれしさで胸がいっぱいだった。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月24日(水)
BMW Z3

昨日は、新宿の京王プラザホテルで開かれた西武信用金庫の総代会に出席した。
問題のない会社の株主総会と同じで、今年も「異議なし!」の連発で滞りなく議事は進行した。
終わってパーティーが開かれたのだが参加せず、建て前の現場へ向かうために地下駐車場へ下りた。
私の車の隣に、手入れの行き届いた濃いブルーの「BMWZ3」が止まっていた。女房が「Z4」に乗っているので興味を惹かれ、どこが違うのか眺めていた。
そこに、品の良い50代と思える女性が現れた。
私は思わず声を掛けてしまった。
「Z3もいいですねー」と。
夫人は、ちょっと驚いた様子だったがすぐに笑顔になって、
「もう、10年近く乗っているのですよ」と答えた。
「つい最近、Z5が出ましたよね。試乗したのですが、女房は3年乗っているZ4の方が好きだと言ってます」
「私はこのZ3が大好きで、年々愛着が湧いてきて、この車以外に乗る気になれません。娘がぜひ譲れって、うるさいのです」
夫人と娘さんは、カッコよくて、乗り心地が良くて、安全で、飽きがこないデザインに惚れているのだろう。
そんな家を造りたいものだ、と思いつつ、246号から東名を走るドライブは爽快だった。
A邸は、川崎市麻生区に建つ。
娘さんと三人家族。親子、孫と引き継がれるにつれてますます愛着が深まる家になりますようにと、そっとヒノキの柱に願いをかけた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月21日(日)
息子の家で塗りおさめをしたい

横浜事務所の駐車場に、白い車体をピカピカに磨いた中型トラックがバックで入ってきた。
整理された荷台の真ん中にバケツがいくつか積んであって、その一つに、手入れの行き届いた左官道具が入っているのが見えた。
「勉強会のときに、左官屋さんが何の用事で来たのだろう?」
やがて玄関を職人風の年配の男性が入ってきた。
応対した久保田さんにこんな話をした。
「私は左官屋です。息子から家選びを任されていろいろなところを見て歩いています。もうそろそろ引退を考えているのですが、息子の家で塗りおさめができたら、幸せだと思っています。
それには、息子だけでなく、私も納得できる家を選びたいのです。これまでに数々の家の左官工事に携わり、このところは、あちこちの家造りを見させてもらっているのですが、なかなかこれぞという家を見つけることができません。
でも、松井さんの本を読んですごく心が惹かれましてね、勉強会に来たのです」
私は、「息子の家で塗りおさめをしたい」という左官屋さんの思いに心打たれた。
左官屋は、家の中の壁を塗る場合にはすでに下地が出来上がっているし、外部の壁を塗る場合も同様であり、断熱工事を見る機会がほとんどない。
家造りの急所は、構造・断熱の方法・依頼先にある。肝心な「断熱の方法」を知らずして「いい家」にはならないのだ。
左官屋さんは、7年ほど前に無垢の木と漆喰で自宅を建て替えたという。しかし、冬は寒く、温度差でつらい思いをしていると嘆いた。
なぜ、そうなったのか?
私は、一時も早く教えてあげたくて、勉強会の話の順番を変え、まっ先に話をすることにした。
勉強会が終わって、じっくりと体感した後で、左官屋さんは言った。
「この家です!私がさがし求めていた家は」と。
そして、どのくらいの予算を考えておいたらよいのかと質問された。
私の答えを聞いて、左官屋さんは深くうなずいて言った。
「安い家で良いものはありません。私も長年家造りに携わってきましたが、つくづくそう思っています」
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月20日(土)
父への思い

真夏のような日差しの下で、相模原市のI邸の地鎮祭が行われた。
終わって、植木と庭石の移動の話になった。
庭石をどうしたらよいのか、ご家族の意見が分かれた。
私のアドバイスで処分することに決まったのだが、話の最中に、同居する妹さんが土で汚れた石をいとおしそうに撫でていた。
設計担当の大畠から入った報告のメールに、「庭づくりは亡くなられた父さんがお一人でやられたそうです」とあった。
読んだ瞬間に、妹さんのしぐさが思い浮かんだ。きっと父の温もりを感じ取ろうとしていたに違いない。私の意見は、父への思いを処分したほうがいいと言ったに等しいではないか。
「お父さんに、なんとしても喜んでいただけるいい家を造ろう!」
そう、返事のメールを打って、ようやくベッドに入る気になれた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月17日(水)
夢を語り合える同志
八王子のK邸の現場で、棟梁の遠藤さんがシンドバッドを思わせるような帽子を被って仕事をしていた。
「相変わらず若々しいね」と冷やかすと子供のようにはにかんで、
「俺には夢があるからよー」と言った。
「ほー、夢?!」
同行していた久保田さんが、
「遠藤さん、夢って?ぜひ聞かせてください!」とせがんだ。
すると遠藤さんはなお一層はにかんで、
「いまはまだ言えないなー」と笑った。
二階で仕事をしていた弟子の仲道さんが、聞き耳を立てながら下りてきた。
「私もぜひ聞かせてもらいたいです」
三人の願いも叶わずとうとう聞き出せなかった。
しかし、遠藤さんの表情には夢のある人しか持てない輝きがあった。
帰りの車中で、久保田さんが言った。
「遠藤さんとのお付き合いは、創業する前からですよね。ということは、40年以上・・・。私が小学生の頃からですか。すごいなー。そんなお付き合いができるなんて、うらやましい感じがします」
「たしかに、40年の付き合いってそうできるものではないですね。でも、杉江さん、高橋さん、古川さんもそうですよ。みんな“いい家”を造る同志という感じです」
私はふっと彼らと知り合った頃を思い出し、その話をしようとした矢先に久保田さんが弾んだ声で、
「なんでしょう?遠藤さんの夢って。とても気になりますね。船で世界一周かな?それとも、車で日本一周かな」と尋ねてきた。
遠藤さんの仕事に惚れきっている久保田さんは、気になって仕方がない様子だった。私が答えあぐねていると、
「そんな夢ではなさそうですね。松井さんは分かっているのでしょ?」と、探りを入れてきた。
「私にも分かりません。でも、40年以上も互いに夢のあることを語り合える同志でいるって、すばらしいことだと思いませんか?」
「思います。夢が何か、ということよりも、そのほうがすばらしいですね。感動します」
「夢のある人って、輝いているなー」
「遠藤さん、ケガや事故するなよ!」
私は心の中で叫んだ。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月16日(火)
現場を見る

現場回りをしたのだが、「新換気SA-SHEの家」が造られていく過程を見ると興奮を覚える。
大工さん、職人さんたちが誇りをもって仕事をしているのがよく分かるからだ。
西村棟梁は自転車が大好きで、毎日現場へ自転車で通っている。
そのせいか、40代半ばではあるが筋肉質でスマートで、動きに切れがある。一室を書斎のような趣にして、造作に腕を奮っていた。

伊東棟梁の現場は規模が大きいので、20代、30代、40代の大工さんが6人入っている。みんな一心不乱に働いていて、すごいエネルギーを発揮していた。目が合うと、みんないい笑顔を見せてくれた。
たまたま、松木専務と現場監督の伊藤が居合わせたので昼食を共にした。
新換気に関する工事の問題点、お客様のエピソード、最近読んだ本、話題の映画など話は盛り沢山で、1時間ほどがあっという間に過ぎた。

午後から、阿部棟梁の現場へ行った。
棟梁となって2棟目なのだが、ヒノキの柱に負けない男の色気と自信を発して頼もしく見えた。「仕事が人をつくる」という言葉どおりに成長が著しい。

スマートブラバスのS邸の基礎工事は、鉄筋を組む作業があらかた終わろうとしている。地中梁一体打ち基礎である。
Sさん夫妻は先日現場をご覧になられて、「ようやく、家を建てるという実感が湧いてきた」と喜ばれていたそうだ。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月14日(日)
「うわーっ、汚い、なーに、これっ!」

息子に新換気のフィルターの掃除をさせました。
小屋裏から「ウワーッ、なんだこれは!」と絶叫が聞こえてきます。
その声に娘が見に行って、
「うわーっ、汚い、なーに、これっ!」
と、同じように騒いでいます。
私も見に行きました。
空気浄化装置のプレフィルターの手前にセットしておいたレンジフード用のフィルターが写真のように汚れていて、小さな虫がてんこ盛りの状態でした。
それを見た娘が言いました。
「この換気、気味悪い」と
「だけどさ。もしこの装置がなかったら、あなたがこの虫と汚れを吸っているんだぜ」
と、息子がしたり顔して説明しました。
「虫なんか吸うわけがないでしょ」
「でも、ホコリは吸うに決まっている」
「前はどうなっていたの?」
「第三種換気のときは、あなたの部屋の壁に開いていた穴から外の空気が入っていたの。この辺りの空気は、東名高速道路や246号線、アピタ渋滞などの車の排ガスでどんどん汚染されているのよ」と、私が説明。
「ということは、あなたもボクも直接このように汚れた空気を吸い続けていたということ」と息子。
「友達の家には、換気装置などついていないよ。どうしているのだろう?」
「それは、たぶん隙間だね」
「ここにフィルターを付けれるところが、この換気システムのすばらしさなの。他のものは、抵抗になってしまって空気を満足に部屋に供給できなくなってしまうのよ。
私たちは、どの部屋、どこにいても常にきれいな空気を吸える。犬の臭いに悩まされることもなくなった。ぜんそくも起きなくなった。
梅雨入りしたというのに、家中がさわやか、さっぱり。
こんな家に暮らせることに感謝しなくては」
それから三人で話し合いました。
きれいな空気はただでは吸えない。フィルターの掃除を心掛けよう。
毎月11日を空気に感謝する日と定めよう。
その日の前後には、順番でフィルターの掃除をする。
大学生活で頭がいっぱいの娘も参加を約束してくれました。
実は、私も汚れのひどさに驚いていたのです。
わずか3カ月でこんなにも汚れるのかと。
でも、驚くとともに新換気の威力といいますか、効果にも感動しました。
これだけの汚れを24時間黙々と除去し続けていてくれるのですから。
<外気は、新鮮であってもきれいではない。
住む人が、いつもきれいな空気を吸える家、それこそが「いい家」なのだ>
松井さんの考えの正しさを、子供たちも実感したようです。(久保田紀子)
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月12日(金)
綾戸智恵さん
忘れられないのは、東京・サントリーホールでの七周年のコンサートです。いつものように車椅子を押して会場入りしたんですが、開演直前になって母が突然「トイレ」と言い出したんです。しかも大のほう。舞台衣装の白いシャツの袖をまくってエプロンをつけて、母とトイレへ直行です。
開演五分前のベルを聞きながら、「ゆっくりね、ゆっくりね。焦ったらよけい出なくなるのだから」。
結局十五分遅れで最初の一曲をダーン!とやった後、お客様に頭を下げました。
「私ごとですみません。実は母をトイレに連れて行っていました。皆さんに十五分だけ甘えました」
ワーッと拍手がわいて、「日本一!」と声がかかりました。でも、そのとき思ったんです。いつか十五分じゃすまなくなる日がきっとくる。そして私は「休もう」と決意したんです。(PHP7月号より)
こう語っているのは、ジャズシンガーの綾戸智恵さんである
四年前に脳梗塞で倒れた母を、コンサートのときにも車椅子に乗せて一緒に行くのだそうだ。
綾戸さんは「ない」というような否定語は使わないことにしているという。
この話を、今夜食事をともにした長男との会話の最中に思い出した。
コンピューター関連の仕事に携わっている彼が、「相変わらず仕事がない」と言ったので、「そのような否定語は使わないようにした方が運勢がよくなる」とアドバイスした。
すると彼はすかさず応じた。
「たしかにそうかもね。では、こう言い直すよ。
このところゆとりの時間が増えました」
「ああ、いいね。その表現」
綾戸さんは言う。「休む」は次また動き出すための準備であり、自分を「養う」ことだと。母の介護をそのように受け止められる心の持主の歌声を、ぜひライブで聴いてみたい。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月09日(火)
地鎮祭の服装
地鎮祭に着ていく服装は、お客様とあまりかけ離れた雰囲気でないように心がけている。
今日のお客様は、職業柄きっとラフな格好で来られるだろうと推察し、グレーのものにした。ところが、ご夫妻をはじめご両親も黒のフォーマルであった。
村上龍著「無趣味のすすめ」幻冬舎の中に、「どんなフアッションで臨むのか」という項目がある。村上さんも選択を間違えたときがあって、「わたしは自分の格好を恥じた。礼を失ったような気がしたのだ」との思いを記している。
私も同じ思いで恥じたのだが、その反対の場合にも心穏やでなくなることがある。お客様にフォーマルで来るべきだったというプレッシャーを与えるようで気が引けるのだ。この年になって着る黒のフォーマルは、少なからず威圧的に見えるからだ。
ある地鎮祭で、ご主人がイタリアンカットの褐色の素敵な靴を履いていた。その日の私の服装とお客様のとは程よい調和だったが、靴の光沢と高価さにあまりにも差があった。
私の靴は、整地作業をしたので泥で汚れたままだった。玉櫛を捧げるために神前に進むとき、私は靴を恥じてよろけそうな感じがした。
天気も良し、服装の調和も良しという地鎮祭は、そうあるものではない。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月07日(日)
一歳四ヶ月の地鎮祭

杉並区西荻窪のH邸の地鎮祭には、英利香ちゃんという1歳4ヶ月の赤ちゃんが参加した。
約30分間にわたる儀式の最中、英利香ちゃんは立ったままでいた。
いつぐずり出すのか、心配していたのだが一向にその様子を見せなかった。それどころか、まるで地鎮祭の意味を理解しているかのように終始神妙にしていた。
その小さな後姿は次第に健気さを増して見え、いい家を造るという覚悟を新たにさせられた。
H邸の二軒となりには2月に完成したばかりのS邸がある。
Hさんは、S邸の工事を見ていてマツミに依頼してくださった。
Sさんのところに挨拶に行ったのだが、ご夫妻はわが事のように地鎮祭を喜んでくださった。

11時から、国分寺でK邸の地鎮祭が行われた。
市役所どおりに面する大変目立つ場所なので、身が引き締まる思いがする。
無事、予定通りに完成お引渡しすることを、神前にお誓い申し上げた。
勉強会には二組のお客様が参加された。
一組の方は2000年に本を読まれて、建てるときがきたら必ず私に依頼しようと心に決められていたという。
もう一組の奥様は、私の本を読んで、住む人の幸せを願う姿勢に感動し涙が出たと話してくださった。
私と久保田さんと社長が、「いい家づくり」についてそれぞれに心を込めてお話した。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月06日(土)
高砂建設の「感動の家づくり」とは?

昨日はF邸の契約があり、本日は神奈川県藤沢市でI邸の地鎮祭が行われた。
明日は、午前中に地鎮祭が二か所で予定されている。
今日は新規のお客様が5組あり、3組の方からプラン依頼を受けた。
明日の勉強会の参加者は二組。
いつもとは違った内容にしてみようと思っている。
ところで、クレゾール事件の被害者である中村弥生さんから電話があった。
最近出された鑑定の結果では、自宅は今もクレゾールが残留していて住めない状態にあるとのこと。
鑑定は、加害者である高砂建設側からの申し出で行われた。
高砂建設は、事件発生後5年も経過したのだからクレゾールは消滅していると確信していたに違いない。だが、その思惑ははずれていた。
であれば、「感動の家づくり」を標榜するかぎり、潔く謝罪し、建替えに応じるしか選択肢はなかろう。ところが高砂建設は、クレゾールさえ消滅すれば、責任もまた消滅するという考えで、今後も裁判を続けていく作戦のようだ。
中村さんにとっては、救いのない耐え難い考えである。
このところ、高砂建設は「長期優良住宅」関連でテレビ各局に取り上げられている。高砂建設にとって、大変な名誉であろう。
しかし、新築した家がわずか4ヶ月しか満足に住めなかったという事実、そして、お客様が5年間も仮住まい生活を余儀なくされているという事実は、解決しない限り高砂建設の大きな汚点となり、「長期優良住宅」の影となることは間違いない。
そこでこの機に、「長期優良住宅」で中村さんの家を建て替えたとしたら、「感動の家づくり」が名実ともに輝くと思うのだが、いかがなものだろうか?
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月04日(木)
長期優良住宅とは?
長期優良住宅普及促進法が、今日施行され、長期優良住宅制度が本格的にスタートした。NHKをはじめテレビ各局は、競うように報道している。
マツミハウジングでは、お客様がご希望される場合には認定を受けることができるようになっている。
認定を受けることは、性能表示制度に乗っているならば簡単である。マツミの家は、全棟性能評価を受けているのでなんら問題なく、そのための予算も必要ない。
マツミでは、もともと、「長期間にわたって優良である住宅」を当たり前に造ってきているからだ。
しかし、200年持たせるには、住む人に、その覚悟、意思、メンテナンスの実行力が継続してなければ無理である。
周りの環境が住みたくなくなってしまっても同じであろう。
ところで、長期優良住宅先導的モデル事業の認定第一号を自慢していた富士ハウスは倒産し、2年連続認定を自慢している高砂建設は、丸5年してもクレゾール事件を解決できないでいる。
長期優良住宅とは、造り手が優良であることを認定する制度ではないことを知っておくべきである。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月03日(水)
「いい家」をつくる会セミナー

「いい家」をつくる会のセミナーが開かれた。
会員の表情は、予想に反して皆とても明るかった。
「新換気SA−SHEの家」の人気が高く、受注が昨年を上回っているという報告が相次いだ。
体感ハウスをリフォームした会員の話では、「新換気」の効果がすばらしく、お客様から大変好評をいただいているという。
我々は、20年前に外断熱工法と、10年前には〔「いい家」が欲しい。〕と、そして昨年、「新換気SA−SHEの家」とめぐり合った。
10年ごとに、住む人の幸せに役立ち、商売の支えとなるすばらしいものにめぐり合えている。
「新換気」は合理的なものなので、自信をもって、正直に説明すればお客様に納得していただける。
こんなありがたいことはない。
多くの会員が満面の笑みで語り合い、会場は活気にあふれ、来年の夏ごろまでの受注残があると、うれしい悲鳴を上げる会員が数社もあった。
「新換気」は、差別化に役立つというようなものではなく、「いい家」をつくる会の会員にしか扱えない独自の価値なのである。
100年に一度といわれる不況の時勢にもかかわらず、その価値に気づかれるお客様が着実に増えてきていることをお互いが実感したセミナーだった。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月02日(火)
気になる?夫の臭い
今日の日経夕刊「気になる?夫の臭い」「消臭する妻 家庭に波風」「心が離れるほど募る不快感」は、われわれ亭主にとっては気になる話である。
ふと気づいたら「加齢臭がひどいから」と、耳元で「シュッシュツ」と妻が消臭スプレーを振りまいていたとしたら、あなたはどうします?
長年誠実に夫婦関係を務めてきたというのに、加齢臭が気になるという理由で冷たく扱われたのではショックですよね。
「新換気」の家なら、ドア側に奥さんに寝てもらって、あなたは部屋の奥側に寝ると、そんな不快な体験をせずに済みますよ。
これまでの換気の方法では、奥さんは寝室に入って来たとたんに臭いを嗅いでしまう。しかし、「新換気」にすれば換気の経路が逆転するので、奥さんはきれいな空気とともに入ってきて、きれいな空気に包まれて寝ることができる。
これは画期的なことだと思いませんか?
ここで一首。
新換気 離れた心も リフレッシュ
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年06月01日(月)
地鎮祭と上棟

今日は、目黒区緑ヶ丘のS邸の地鎮祭と、川崎市多摩区のK邸の上棟が無事行われた。
地鎮祭では、近くにある熊野宮の女性の宮司さんが祭事を行ってくれた。私の乾杯の挨拶に、宮司さんがこんな言葉を添えてくださった。
{昨夜来の雨で敷地がぬかるんでいるにもかかわらず、工務店さんの準備のすばらしさに感心させられました。また、お供えものも工務店さんが準備されたとのことですが、すべて新鮮で美味しそうで、この家造りにかける皆様のなみなみならない心意気を感じました。
S様は、いい工務店を選ばれたようですね」

(Kさんに説明する設計の大畠。後ろで見守っているのは監督の伊藤と加藤)
K邸の上棟は、先週の金曜日の予定が雨のために今日行われた。
Kさんの挨拶の中に、こんな言葉があった。
「外断熱を造らせたら日本一のマツミの大工さんに、さらに手腕を発揮していただけるものと大いに期待しています」と。
棟梁の安部さんは、「お任せください!」と笑みで応えた。
帰り際に奥さんが、
「亡くなったおじいちゃんが丹誠していたシャコバサボテン(またの名をクリスマスカクタスという)は、冬に咲くものなのですが、それが今、オレンジ色の花を満開に咲かせているのですよ。
きっと、おじいちゃんの喜びを表しているのだと思います」と言って涙ぐまれた。
「いい家を造るぞ!」という思いは熱くなるばかりである。
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2009年05月30日(土)
「勉強会」6月から再開!

(私のスマートと、Yさんの大人気プリウスが見える)
杉並区のY・S邸の地鎮祭を終えて、忘れ物を取りに小平体感ハウスへ戻った。
すると、60代に見えるご夫婦がすっかりいらだった様子で立っていた。
事務所に行くはずだったが、歩いて体感ハウスへ直行されたのだと言う。
予約した時間を1時間以上過ぎていた。案の定、30分以上も道に迷っていたという。
しかも、ようやくたどり着いたら鍵が閉まっているではないか。
「なんたることだ!」
ご夫妻の表情がそう語っていた。
「何せ、この体感ハウスは日本一辺鄙なところに建っていますので、地図を便りに来られた方のほとんどは道に迷ってしまうのです。本当に申し訳ありません」
私は、懸命にお詫びした。
しかし、玄関ドアを入ってしばらくするとその人たちの表情は一変する。
「おや、まあ、へー」となるのだ。
「おや、こんな辺鄙なところに」
「まあ、なんと心地よい」
「へー、これがマツミの家なのね」
といったあんばいに。
ご夫妻の表情も劇的に変わっていった。
ありがたいことに、体感ハウスは、横浜ともに明日は予約で満員となっています。
勉強会は、6月から再開することになりました。
東京体感ハウスは7日・14日・28日。横浜体感ハウスは21日です。
ぜひ、ご参加ください。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月29日(金)
フィレンツェ

昨日、K邸の上棟を雨のため中止した。
夜中、激しい雨音で目が覚めた。
「ああ、上棟しなくてよかった」とつくづく思いつつ、もし、上棟していたらとも思ってしまう。
お客様はこの雨音を聞きつつ、どれほど心配されることだろう。
あちこちの現場を思い浮かべ、雨の影響をほとんど受けない段階にあることを神様に感謝した。
時計を見ると3時半。
枕元に置いてある佐藤達生著「西洋建築の歴史」(河出書房新社)を手にした。
すでに一度は読んでいるのだが、夜中に目が覚めたとき、開いたページを読み直してその時代の建築に思いを馳せている。
昨夜はルネサンス。
佐藤さんの文章は声を出して読みたくなる。
<ルネサンスとは「再生」を意味するフランス語である。もともとは古代文芸の復興のことをさしたが、その底流をなすものは長い間忘れられていた人間の価値の再発見である。
中世の人々は、教会の権威に護られた狭い宗教的世界の中に埋没し、そこに安心立命を見出していたが、中世末になると、そのような教会の権威をうとましく感じ、束縛と考える人々が現れはじめた。彼らは、人間が教会の庇護下に入る以前、すなわち人間が自由に感情や思想を表現でき、人間であることのすばらしさを謳歌した古代へ回帰し、その時代の精神を再生したいという強い気持ちを抱いた。
このような一群の人々がはじめて現れたのは、古代ローマの伝統が完全に途絶えることなく存続していたイタリアの、なかでも商人が力をもち自由闊達な雰囲気があふれていた都市、フィレンツェにおいてであった>
「フィレンツェ」
これまでに何度口にしたことだろう。
夢にまで憧れながら、私はいまだ一度も訪れたことがない。
6月に行く予定でいたが、仕事の都合で延期することにした。
私が見たいのは、オーダーである。
<オーダーとは、円柱とそれが支える水平材からなる、建築のもっとも基本的な構成部分で、ギリシャ人によって普遍的な美の規範にまで高められたものである>
ギリシャ建築の三つのオーダーといえば、ドリス式、イオニア式、コリント式であることはよく知られている。
佐藤さんは書いている。
<ギリシャ人は500年の長きにわたって、この単純にして明快な神殿の形式を墨守し、完璧なる調和の美を創造すべく、ただひたすらその洗練に努めた>と。
それから1500年の後に、フィレンツェの建築家たちは、さらなる美をどのように具現化したのか、この目でじっくりと見たいのである。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月28日(木)
外気は汚れている! PM2.5の環境基準に相応した「新換気」
http://www.ii-ie.com/main/modules/column2/rewrite/tc_203.html
2007年5月12日に、ii−ie.comの「ご存知ですか?」に紹介された「PM2.5」に関し、今日の朝日新聞朝刊及び読売新聞夕刊が報じている。
読売新聞からの抜粋である。
<環境省は、空気中を漂い健康被害の原因になる直径2・5マイクロ・メートル(1マイクロは100万分の1)以下の微粒子状物質「PM2・5」について、環境基準値を年平均で1立方メートルあたり15マイクロ・グラムとする案を決めた。
28日午後に開かれる中央環境審議会の専門委員会に提案する。直径10マイクロ・メートル以下の浮遊粒子状物質(SPM)には既に環境基準があったが、PM2・5では初めて。
PM2・5は、工場の排煙やディーゼル車の排ガスなどに含まれる。SPMに比べても小さいPM2・5は、肺の奥まで入り込みやすく、循環器の病気や肺がんの原因になると考えられている。欧米では心筋こうそくなどと関連があるとされ、米国では同15マイクロ・グラムを、世界保健機関では同10マイクロ・グラムを大気環境保全の目安として定めている。
同省の研究でも、PM2・5の濃度が高くなると肺がんで死亡するリスクが増える傾向が見られた。2007年に和解が成立した東京大気汚染公害訴訟では、PM2・5への対応が和解条項に盛り込まれた。
同省は今回、基準値として、年平均のほか、1日平均同35マイクロ・グラムを提案する。国内で2006年度に測定したPM2・5の濃度は年平均で同14〜22マイクロ・グラムで、都市部の多くでは新たな対策が必要になる。同省は現在約40か所の観測地点を増やし、成分や濃度などを正確に把握しながら、基準達成のための方策を検討する。>
PM2.5は、肺がん、アレルギー性疾患の悪化、呼吸器系・循環器系・免疫系への重い健康障害につながるといわれている。国立環境研究所(旧国立公害研究所)の大気に関する報告は、10数年前から関連の研究を報告している。
このようにPM2.5が問題視されるということは、外気の汚染が放置できない状態にまで深刻化していると受け止めるべきだ。
となると、外気はきれいであるという前提に立つ自然換気(“呼吸する家”と称する通気工法などを含む)及び一般的な機械換気は問題である。
マツミが開発した「新換気CS−HVS」は、「外気はきれいではない」という前提の下に開発された。その前提に立つから、PM2.5を約85%除去できる高性能フィルターを標準的に使用することが可能なのだ。近い将来、フィルターの性能が向上すれば100%に近い除去も可能になる。
さらに、車の排ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)の浄化フィルター、そして間もなく市販されるというインフルエンザウイルスを不活性化するフィルターの使用も十分可能である。
一般的な換気装置にそのような微粒子物質を除去できる高性能フィルターを用いると、すぐに目詰まりを起こし、新鮮空気の供給ができなくなってしまう。だが、CS−HVSなら、約2ヶ月に一度、フィルターユニットの手前にセットされている防虫ネットを掃除すれば約2年間の使用に耐え得る。
「室内の空気の方が、外の空気よりもきれいで安全!」という、かってなかった画期的な家、それが「新換気 SA−SHEの家」である。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月27日(水)
マイホーム無残 業者倒産急増!

今日は所沢市でM邸の地鎮祭が行われた。
Mさんは、親の身長を追い抜いた二人の息子さんを両脇に立たせて、祝詞を感慨深げに聞いていた。
地鎮祭は、これから工事を始めるにあたって、ご神前にてお互いの信頼を再確認するための儀式でもある。
ところが、今夜のNHKテレビ「クローズアップ現代」は、地鎮祭の日に倒産した富士ハウスを取り上げていた。
同社は、埼玉県のアーバンエステートと同様で詐欺師のようなものだ。
許し難いのは、経営の内情を十分知り得る立場にいながら融資を実行し、不当な額の前金支払いに加担した金融機関だ。いや、それ以上に非難されてしかるべきは国土交通省だと思う。
詐欺師たちに「完成保証制度」や「長期優良住宅の先導的モデル事業」などという騙し道具を与えたのだから。
「家造りに失敗しないために」をぜひ読んでいただきたい。
契約には、必ず最高責任者の立ち合いを求める。
その前に、経営者との相性を確認しておくことが大切だ。
騙されない制度、騙されても救済される制度をどんなに完備したところで、騙す相手と組んだらお終いなのだから。
今朝の読売新聞多摩版の「企業探訪」に、マツミハウジングが取り上げられている。
タイトルは、「外断熱・換気で快適な家」。
小平体感ハウスの「新換気CS−HVS」の前でポーズをとる私の写真が掲載された。
「見ましたよ!」という電話を20人ほどのお客様からいただいた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月26日(火)
地鎮祭における決意と喜び

初夏を思わせるような陽射の下でA邸の地鎮祭が無事行われた。
ご神前にて二礼するのだが、一礼はお客様ご一家の幸せを願い、二礼は工事関係者の安全を願うのが常である。
建て替えの場合には、建っていた家にまず感謝を捧げる。
祭儀が終わると、心が洗われた思いと共に初心が目覚める。
「新換気SA−SHEの家」を造る決意と喜びを、お客様と共有できることほど幸せはない。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月24日(日)
「おお、いい男だ!」

先ほど22時前後から小平市は、雷を伴った集中豪雨に見舞われた。
しかし体感ハウスにいると、雷鳴はかなり遠くの感じがして雨音もほとんど聞こえない。
データを見ると、床下を含めて建物内の湿度は40〜50%の範囲にある。
体感的にも快適で、「新換気SA−SHEの家」の実力がいかんなく発揮されている。
今日は午前中にY邸の地鎮祭を行い、午後は勉強会が新型インフルエンザ感染予防のために中止となったので気になっていた本を読み、CDを聴いて過ごした。その間に大相撲をテレビ観戦し、日馬富士の初優勝にビールで乾杯した。
「私を生み育ててくれたお母さんとお父さんに感謝しています」
観覧席で手を振る母を見上げて大関は誇らしげに言った。
その晴れやかな表情と、ロマンをたたえた目がすばらしかった。
「おお、いい男だ!」
思わず声を上げてしまった。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月23日(土)
センスあふれるガーデナー

新横浜の駅のすぐ近くに建つK邸で、「新換気リフォーム」が行われている。
第三種換気から「新換気CS−HVS」への変換である。
驚いたことに、2本のセンターダクトを用いているのに換気を止めたのは一日だけだった。
マツミの工事能力の高さに感心した。
Kさんご夫妻は、工事中であるにもかかわらず空気の質感が一段と良い感じに変わったことが分かると喜ばれていた。


Kさんの奥さんは、センスあふれるガーデナーである。
東西南北にある四つの庭園は、奥さんのデザインで様々な草花や大小の樹木、石組みそして小川までがレイアウトされていて、訪れるたびに美しさ、楽しさ、風情を増している。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月21日(木)
「新換気CS−HVS」の効用
今朝の読売新聞は、新型インフルエンザ予防対策として、「手洗い・換気 家庭で徹底」という記事を載せている。
その一部を抜粋する。
<感染症対策に詳しい東北大教授の賀来満夫さん(感染制御学)は「こまめに窓を開けて、室内の換気に気を配ってほしい」と強調する。ウイルスが室内にこもらないように、できれば1時間に1回ぐらい空気の入れ替えを行うことを勧める。換気扇を回すのもいい方法という。
賀来さんは「これをしたら感染を100%防げる、というものはない。様々な対策を総合的に講じることで感染りリスクを減らすことが大切」と話す。>
現在22時。
外気温は23度。湿度30%。
風が弱まり、窓明け換気に打ってつけの条件である。
しかし、病気で寝ている人の部屋の窓を開けて自然換気をすることは適切でない。
「新換気」の家では、汚染された空気は家の中に拡散することなくベッドの上の天井から吸い出され、涼しくてきれいな空気がドアの方から入ってくる。運転モードを「強」にすれば1時間に1回空気の入れ替えができる。(外気温が現在のような場合は自動でバイパス機能が選択され、熱交換することなく空気が供給される仕組みになっている)
100%ということはないにしても、感染リスクを減らすことに役立つと思う。
カテゴリー: 投稿者 :松井
富山県の北新建工を訪ねる

富山県の北新建工さんを訪ねた。
事務所の看板には「新換気SA−SHEの家」と表示されている。
その大きさ、目立たせ方に北新建工の意気込み、思い入れの強さを鮮烈に感じた。[「いい家」が欲しい。]の読者は、この看板を見れば迷うことなく建築を依頼するだろう。
過日行われた完成見学会には、60組以上のお客様が見えられ、対応に追われた社長はじめ社員さんたちは食事をとる暇もなかったそうだ。
北川社長は語る。
昨年の今頃は、東京に出かけるのがたまらなく億劫に感じられました。
ソーラーサーキットで商売が成り立っているのに、何で海のものとも山のものとも分からない新たな挑戦をしなければならないのか。
「新換気SA−SHEの家」をいくら説明されても、素直に「はいそうですか」とは受け入れられませんでした。
社内の空気も私と同じで、親しくお付き合いしている会員さんたちの意見も似たようなもので、いっそのこと退会させてもらおうかと思ったこともありました。最終的に、専務(長男)と常務(次男)の意見を求めたのですが、専務が言いました。
<うちの会社が今日あるのは、〔「いい家」が欲しい。〕のおかげであって、ソーラーサーキットのおかげではない。松井さんがソーラーサーキットを進化させた家造りをしようと提案されたのは、私利私欲ではなく住む人の幸せを心から願った結果であることは間違いない。
そうであると考えたら、何も迷うこともためらうこともない。
松井さんと行動を共にすることをわが社のお客様も望まれるに違いない。
自分は何度も新換気の提案を検討してみたが、それは絶対に正しいと思う>

(常務夫妻と新換気体感ハウスにて)
昨年2月に開いたセミナーに出席した北川親子三人の表情は、見ている方がつらくなるほど暗く重苦しかった。「ソーラーサーキットの家」造りに全力を傾注して、富山に確固たる基盤をつくり上げた工務店が、看板を書き換えるのは並大抵のことではない。
当時、各地の会員も同じ状況にあったと思う。
悩み、迷うのは当然であった。その結果、退会しソーラーサーキットに戻ったところが5社もあった。これまでにも、「いい家」をつくる会を退会したところのほとんどはソーラーサーキットグループに戻っている。
しかし北新建工は、「住む人の幸せを願う」という絶対的な判断基準を見失うことがなかった。それさえしっかりしていれば、自ずから答えは出るものだ。
迷いから抜け出した後の北川社長の動きには他を圧倒する迫力と凄みがあった。
今日、本社と住み心地体感ハウスを訪ね、社員さんたちに接し、「新換気SA−SHEの家」と取り組む真剣な姿勢に鳥肌の立つような感動を受けた。

(前列左から松井祐三、久保田紀子、私、北川社長、専務、石井。
北川社長の真後ろが常務、左右は北新建工の社員さんたち)
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月18日(月)
新型インフルエンザ感染予防対策
http://www.matsumi.com/information.html
マツミハウジングでは、新型インフルエンザ感染予防対策を関係者へ通知した。
社員はもとより、大工、職人は感染予防に最大限の努力をし、万一の場合にも、お客様にご迷惑をお掛けすることのないようにしなければならない。
このような事態に遭遇したのは創業以来はじめてのことだけに戸惑いを覚えている。
しかし、シミュレーションをしておくことは大事である。
先週の金曜日、電車で都内へ出かけた。
隣の席に座った30代に見える男性が鼻をぐずつかせるのが気になった。
背広の内ポケットにそっと手を入れマスクを取り出そうとした瞬間に、その人がクシャミを発した。
私は、とっさに呼吸を止めた。前夜テレビで、クシャミをすると飛沫が約3メートルの範囲に飛散するのを見ていたからだ。
もし新型インフルエンザウイルスが混ざっていたら、そう思っただけで寒気がする。
「いい家」をつくる会のトーワホームさんのブログに、耳寄りな情報が紹介されている。
漢方薬の「麻黄湯」が新型インフルエンザに効くというのだ。
http://blog.livedoor.jp/towa1080/archives/65094427.html
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月17日(日)
小学四年生と真剣に向き合う
今日の勉強会に、小学4年生を連れたご夫妻が参加された。
そのお子さんは見るからに利発そうな顔つきをしていたが、驚いたことにノートを広げメモを取りながら話を聞き始めた。
あまりの真剣な姿勢に、私も久保田さんも話に熱が入った。約2時間半の間、お子さんは身じろぎもすることなく、熱心に聞いていた。
構造・断熱の方法・依頼先、そのどれか一つでも選択を誤ったら絶対に「いい家」にたどり着けない。いや、それらすべての選択が正しくても、換気の方法を誤ったら上質な住み心地は得られない。
「いい家」は、新換気システムを採用することで進化したのである。
私は話しながら、50年後にも、そのお子さんがマツミハウジングで建てて良かったと思ってくれると確信していた。
個別相談のときご主人が言われた。
「この子が2歳のときに、水戸で開かれた松井さんの講演会に参加しました。
その頃社宅に住んでいて、まだ家造りを具体的に考えていたわけではなく、お話の途中でこの子が泣き出したので退席してしまいました。
最近、ようやく土地が購入できたので勉強会に参加したのですが、この子が一緒に行って勉強したいというものですから失礼とは思いましたが連れてきました」。
傍らに座って私をじっと見つめるその子の瞳の中に、正直に造ることの大切さを写し見て、私は感動を覚えた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月16日(土)
富山県の北新建工
http://hokusin.blog.shinobi.jp/Entry/9/
「新換気」のモデルハウスは、すでに全国に22棟ある。
そのすべてを一日も早く見学に行きたいと願っているのだが、まだどこにも行けていない。
しかし、念願が叶って19日に富山県の北新建工さんの体感ハウスを見学に行くことが決まった。
北新建工さんのブログを読むと、今日の現場見学会は大変な盛況のようだ。
今日は、横浜事務所でI邸のご契約をいただいた。「新換気」による、さらに優れた住み心地に対する関心の高まりを強く感じる。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月15日(金)
水戸工務店さん おめでとう!
「いい家」をつくる会の水戸工務店さんのブログに、「地域住宅モデル普及推進事業」に採択されたことが書かれている。
これはすごいことだ。会にとっても一大朗報である。
「長期優良住宅先導的モデル事業」に認定されることよりもはるかに価値がある。
小林良三(よしみ)社長の生一本の性格からほとばしる「いい家造り」にかける情熱には凄みがある。
正に、工務店主の鑑のような人物だ。
右腕、左腕を務めている二人の息子さんの性格が、これまた実にすばらしい。
「お宅の家は、つぼいくらですか?」と質問したお客さんに、
「うちでは家を建てますが、“つぼ”は売っていません!」と答えた話は有名だ。
ぜひブログとともに、水戸ファミリーのページもご覧いただきたい。
http://www.mitok.jp/as_co_news/file_name/ed1814091305
http://www.mitok.jp/family/page01.html
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月14日(木)
社宝の棟梁

Kさんご夫妻の後姿がとても幸せそうに見えた。
誠実で思いやりにあふれたお人柄。
ご近所の方々からも心から祝福されて、無事上棟が終わった。
棟梁は、社宝の遠藤さん。
私とは40年を越える付き合いである。
現場ごとに、「さすが!」と感嘆させられる腕の振るい場がある。
Kさんのお人柄と遠藤さんの心意気が共鳴して、きっと「いい家」が出来上がることだろう。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月13日(水)
気持ちよい風の危険性
「ハウス・ダストの生物学」ヨハンナ・バン・ブロンスウイック著/森谷清樹訳/西村書店によれば、
ハウスダストの主な生産者は人間であり、人間は上皮細胞の廃棄物である皮膚、ふけ、毛髪を所かまわず捨てている。成人は、毎日1〜2グラムものふけを落としている。育ち盛りの子供のベッドは、ふけだらけ。
それを餌にチリダニが発生する。窓に結露すれば、カーテンの裏側にカビが発生し、ちょっとした風圧を受けると胞子が舞い散る。
布団をバサッと動かせば、粉砕され微小と化したふけとダニの死骸が舞い上がり、カビの胞子と一緒に肺の奥深くに吸い込まれる。
喘息にならない方が不思議なほど室内には粉塵が浮遊している。その危険な状態に、多くの人は無関心だ。
なぜだろうか?
微小浮遊粉塵やカビの胞子が目に見えないからで、もし見えたとしたら「新換気」の必要性がよくわかるはずだ。
ところで、今夜のように急に涼しくなり湿度が20%前後まで低くなると窓明け換気が気持ちよい。
だが短時間にしたほうがよい。場所によっては、気持ちよい風が土壌や鳥の糞から検出されるクリプトコッカス菌を運び入れるからだ。肺に侵入したクリプトコッカスは、免疫力が低下していると増殖し、脳をはじめ全身に病巣をつくる場合もあるとされている。
「新換気」の空気浄化フィルターは、真菌の侵入を防ぐことが可能である。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月12日(火)
手作りの柏餅

3月7日に地鎮祭をしたIさんとHさんの二世帯住宅の上棟が無事終わった。
地下室付きの三階建てである。
休憩時に、料理教室の先生をしているお母さんが手作りの柏餅を差し入れてくださった。
「いやー、本当においしかったです。疲れが吹き飛びましたよ」
と、棟梁の伊東さんが話してくれた。
伊東さんは、いつも私の体を気遣ってくれる。
「お腹のあたりがだいぶスマートな感じになりましたね」
「たしかに。スマートに乗るようになってから体形がスマートになったんだよ」
「さすが、会長!座布団一枚です」
周りの人たちが大笑いとなった。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月10日(日)
「いい家」ものがたり

(契約が行われた横浜事務所)
「最初は、地震に強い、火事に強い、長持ちすると言われてヘーベルハウスに決めていたのですが、一緒に住むことになった母が、家は木造でなければ嫌だと言うので住友林業にお願いしようということになりました。
ところがある日、妻が朝日新聞の広告で知った〔「いい家」が欲しい。〕を読んで勉強会に参加し、みんなの意見が一致してマツミさんに決めることにしました。
プランニングが進んでいく内に、母が占いにこだわるようになり、一時はどうなることかと心配でしたが設計の大畠さんが辛抱強く付き合ってくださったお陰で契約にたどり着けました」
と、Iさんが経過を語ってくれた。
その後をお母さんが引き取って、
「大畠さんという人は、ハウスメーカーさんの営業さんたちに比べるとあまりにも無口なものですから、最初は、本当にこの人を頼って大丈夫なのかしらと心配しましたよ。
でも、打ち合わせに来られると“ナナ”がピッタリくっついて離れないんですよ。それを見ていると心配することはないのかしらと思ったのです」
「あら、“ななちゃん”と言うのですか!松井さんのワンちゃんと同じ名前ですね」
久保田さんが言った。
「犬は、人の心が判るといいますが本当ですね」
「占いの先生に診ていただくたびに、あっちがだめ、こっちがだめとなるのですが、大畠さんが本当にうまくまとめ上げてくれました」
「なんだかストーリーが久保田さんの本によく似ていますね」
「本当にそうなのですよ。本に書きたいくらい物語があります」
そこでみんなが大笑いとなって、無事契約が成立した。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月09日(土)
フィアット500(チンクエチェント)

今日の体感ハウスは、朝からお客様が絶えなかった。
右側の白い車は、フィアット500。左にあるのは、私のスマート。
体感ハウスには、ときたま魅力手な小型車がやってくる。過日は、ミニクーパーの最新型が来た。
スマートブラバスに魅せられてから、がぜん小型車に興味を持つようになった。
フィアットのキャッチコピーがいい。
<2004年ジュネーブモーターショーで賞賛を浴びた『3+1』(トレピューノ)コンセプト。このモデルが進化した500(チンクエチェント)は、完璧な自由を車に求め、日常用でありながら楽しく、その上魅力的で面白い車を求める人にとって最も新しいチョイスとなります。>
初代チンクエチェントは、なんと、1936年に造られている。
小型車に求めたいのは、高級感とユニークな雰囲気、そして運転して面白いことだ。
その点で、トヨタのQ1は劣っている。
「燃費が良くて、小回りが利くので、気軽に町中に出かけるにはとても便利です」では、乗る気になれない。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月08日(金)
「長期優良」よりも「住み心地」の保証
6日に書いた「長期優良住宅」について、ある方から感想をいただいた。
私は、「長期優良」という言葉に胡散臭さを感じてなりません。
最初は「200年住宅」だったのですね。それを「長期」という表現に変えるべきだという意見は、鉄骨系メーカーから出されたそうではないですか。
200年と表示してしまうと、100年で不良化した場合、ただで建替えなければならなくなるのを恐れたのですって。
お笑いです。
ところで、本気で200年持たせたいと思って建てる人っているのでしょうか?
50年先の住まい手も住まい方もイメージできないのに。
「長期優良住宅の先導的モデル事業」って、さらにおかしく感じてなりません。
「先導的」ではなく「扇動的」なら納得できます。
私には、天下り先を増やしたい役人が、商売上手=無責任な造り手を煽って耳触りのよい提案をしているとしか思えないのです。
私は30年でいいから住み心地を保証してもらうほうがはるかにありがたいです。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2009年05月05日(火)
加速する「長期優良住宅」対応
「長期優良住宅法」が6月4日に施行される。
それを目前にして、工務店主の間に動揺が広がっているという。
低価格を売りに躍進を続けるタマホームが、全棟「長期優良住宅」のお墨付きを標準にすると発表したからである。
そこで社長に心境を聞いてみた。
<マツミでは、すでに10年前から長期優良住宅の認定条件(性能評価基準)を満たす家造りをしている。いまさら、何を言っているのという感じだ。
慌てているのは、「短期不良住宅」を大量生産販売してきた大手ハウスメーカーと、勉強嫌いで向上心が乏しい工務店であろう。
タマホームがもし認定を取れないとしたら、みのもんたは「短期不良住宅」の宣伝マンということになってしまい、世間の物笑いになってしまう。住宅は、値段の高い安いに関係なく「長期優良」が当たり前でなければならない。
法律の目玉である「維持保全」、つまりアフターの義務化は、わずか30年でしかない。
マツミでは、雨漏れは30年間無料修繕を約束している。
タマホームにしろ、大手ハウスメーカーは、無料の期間はせいぜい10年間でしかないだろう。
住宅履歴書は、ISOと取り組んだときからやっている>
この法律とは別に、「長期優良住宅の先導的モデル事業」という制度があって、認定を受けた住宅を建てると200万円の補助金がもらえる。
それについて社長の見解を質してみた。
<単に200万円がもらえるわけではない。その家を「長期優良」にするために余分に掛かった費用があったとしたら200万円を限度に補助金がもらえるということだ。ということは、その造り手は、特別なことをしないことには長持ちする優良な家をつくれないといっているに等しい。マツミの家のように「長期優良」が当たり前の家では補助金は申請のしようがない。
そこで今回の募集に、マツミでは「新換気」で応募してみたが、それを認定したのでは大手ハウスメーカーをはじめとして換気をいい加減にしかやっていないところが困惑するので多分採択されないだろう。
「換気」を条件にしないで「優良住宅」と言えるのだろうか?>
社長は、ゆとりのある表情でクールに語った。
カテゴリー: 投稿者 :松井









