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2006年04月13日(木)

客の心を掴む難しさ

今日の夕刊が、「トヨタの最上級ブランドであるレクサスに、最強、最速、最高級のハイブリッドセダンが登場した」と伝えている。
半年ほど前に、レクサス店の高級感を味わいに出かけたことがあった。
第一印象は、すまし過ぎているというものだった。
店員は、リッツ・カールトン流のマナーをたたきこまれているというだけに、歩き方からして優雅だった。一定のリズムを崩さず、決して急ぎ足にならない。
私の事務所では、社員は当たり前のように小走りに移動するので、不思議な光景に見えた。
そして驚いたのは、椅子に座っている客に説明するのに、店員が傍らに片膝をついて行っていたことだ。
そのような仕草に感激して購入する客が多いと確信しているかのように。
ディスプレイを上品にし、店員の動きや応対の仕方を極限までエレガントにして、展示されている車の品格を浮き立たせようという演出は成功しているように思えた。
しかし、その演出が気になってしまって、車の魅力が薄れて見えた。
そして、思った。
「レクサスは期待されているほどには売れないだろう」と。
きっとトヨタも、客の心を掴む難しさを痛感しているに違いない。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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