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2007年01月15日(月)
ハウスメーカーと工務店の違い
「正直」という工法で建てる、家がある。
そのコピーは、「いい家」をつくる会のものである。
「正直」とは、構造・断熱の方法・換気・冷暖房・設備、内外装、手間・予算などのすべてを住む人の立場で選択することを言う。特に大切なのは、家の性格を決定付ける構造と断熱の方法に関してだ。
「この方が安く、早く造れてより儲かる」というような考えの正反対のものだ。
万一、その選択に誤りや不具合がある場合には、争うことなく改善する。
ところが、大量生産販売の家造りでは違う。車ならリコールしなければならないケースでも、その建物だけの特殊要因として扱われている。造る側の都合のいいように造っておいて、誤りや不具合の立証責任は注文者が負えというのである。それでは泣き寝入りしろと言うに等しい。
そんな無責任で楽な商売はない。
そこでは正直は不要であり、邪魔となる。
今日H邸を上棟したのだが、お客様はこんな挨拶をされた。
「私は仕事が印刷関係ですので、出版社との取引が多く、知人には住宅本を書いている人もいます。ですから、たくさんの本を読んだのですが、読めば読むほど迷いが深まり、家造りは暗礁に乗りかけてしまったのです。
そんなときに、松井さんの本に出会い、読み進むにつれて迷いがどんどん消えていきました。
今日、こうして皆さんのお力を得て無事上棟していただいたのですが、松井さんの本に出会えたことを本当に感謝しています」と。
(大分県のM−ZECさんのブログhttp://blog2.m-zec.com/?eid=480709参照)
私は、契約書に判を押すとき、地鎮祭、上棟のときにも、万感の思いを託されるお客様のお心を痛いほどに感じる。
注文をいただいた一棟に対し、とことん正直に尽くす、そこがハウスメーカーと工務店の違いなのだ。
カテゴリー: 投稿者 :松井









