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2007年05月31日(木)
ソーラーサーキットの家の魅力
ソーラーサーキットの家の魅力は、インナーサーキット(内側通気層)にある。床下ダンパーを開け閉めすることで住み心地を向上させ、耐久性を高めることが可能になる。
内断熱の家は、その空間に綿状の断熱材が目一杯充填されている。つまりインナーサーキットがないのだ。
窓を閉めたときに、外部と内部を温熱的に遮断し、シェルター化するのには好都合である。いわゆる高断熱・高気密という手法なのだが、それでは息苦しいというイメージを抱く人は多い。
この国に生きる人には、遺伝子的に自然との共生観が強いから、そのイメージにはなじめない。
かといって、意図せぬ隙間によって外部とツーカーになり、寒さ、暑さ、騒音、埃と共生するのは好まない。そこで、高断熱・高気密の長所を備えた上で、外の快適な状態を随時活用し、不快な状態はシャットアウトすることを全自動でやってのけたいという願いが生まれる。
ようやっとSCナビゲーションシステムが、その願望を叶えるべく登場した。
マツミの東京体感ハウスでは、早速採用し、本日より運行を始めた。
6月3日の勉強会で、はじめてお客様に披露される。
ソーラーサーキットの家の魅力が、飛躍的に高まるものと期待されている。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月30日(水)
社員、大工、職人のレベルは?
「いい家」をつくる会の美和工務店さんが、大阪から10名でマツミの家を見学に来られた。
会では、より『いい家』を造るためにお互いに見学し合うことで切磋琢磨している。
美和工務店さんはマツミの家造りを過分に褒めてくださっている。
http://www.miwa-web.jp/blog/2007/05/post_68.html
もし、「住まいとは幸せの器である」という認識と、「住む人の幸せを心から願う」という姿勢が徹底していると認められたのであればうれしいことだ。
家づくりに携わるものには、その認識と姿勢が絶対に必要だからである。
創業以来35年間、レベルの向上に努めてきているのだが、さて、現在のマツミの社員、大工、職人たちはどうなのか?
6月5日、「いい家」をつくる会のメンバーを招き、それを検証していただく予定だ。
参加者は約50名。朝9時から事務所の視察、国際標準規格であるISOとの取り組み、CAD(アーキトレンド)による作図の様子、新事務所の工事現場の見学。体感ハウスにてSCナビゲーションシステムの見学。http://www.sc.kaneka.co.jp/scnavi/index.html
その後マツミの社員との懇談会。これが今回の企画の目玉。
案内状には「現場監督、設計士たちの心構え、本音、悩みなど何でも聞くことが出来ます」と書いた。
遠慮のない率直な質疑応答によって、認識の甘さ、姿勢のいい加減さが炙り出されることがあればありがたいと思う。
このような機会を増やして、お互いに刺激し合いつつ社員、大工、職人のレベルの向上を図りたいものである。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月29日(火)
社員の感想
昨日の上棟式に関する新入社員の感想である。
絶好の天気に恵まれ、素晴しさがより一層際立った上棟式でした。
夜になると、昼間の活気づいた迫力ある現場とは打って変わり、人を包むような暖か味を感じました。ライトアップされた姿は昼とは違う迫力で魅了されました。夕方になると少し肌寒い風が吹いていましたが、上棟式のため内部に入るとマツミの家のすばらしい住み心地の「素」となる何かを感じさせられました。新事務所の上棟式に参加できた事に感謝して、恵まれた環境にふさわしい設計士になれるように精一杯努力しようと決意を新たにしました。
朝からずっと足場の上から工事が進む様子を撮影しながら見ていました。柱が立ち、梁が繋がっていく様子を眼前にしてじっくりと見る機会は今回が初めてだったので、とても勉強になり感動しまし。
「合理性の美」とでも言いましょうか、金物接合工法で組まれた構造とTIPは、まるで一流のアスリートの体のように美しく見えました。最後までずっと見ていたかったのですが、交代制だったの後ろ髪を引かれながら事務所に帰りました。
上棟式の時に見たライトアップされた新事務所の美しい姿に感動しました。
食事会には大工さんや職人さんが大勢参加し、みなさんが素晴らしい笑顔で楽しく会話が弾み、励ましの言葉をいろいろといただきました。
大工さんが言っていました。
「人がやることだから設計が完全でない場合がある。それを自分たちが気づいて設計士と相談し、少しでもいい家になるようにしていくように努力している。お互いにプライドをぶつけ合っていがみ合うのではなく、いい家を造ることが大切なのだ」と。
マツミの大工さんたちの思いやりの深さと心意気の強さを肌で感じました。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月28日(月)
上棟

新事務所の上棟が無事終わった。
初心に立ち返り、さらに「いい家」造りを目指そうと決心した。
お客様をはじめとして、社員、大工さん、職人さん、そして関係者の方々に心から感謝したい。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月27日(日)
湿気取り
スーパーでのこと。
レジで清算をする中年夫婦が両手に持った手提げカゴにはあふれんばかりに品物が詰め込まれていた。
中に、3パックの湿気取りが20個ほどあった。
それを見て思い出したのだが、わが家でも断熱改修をする前は押入れやクローゼットに置いてあった。
それにしても、女房は一時にあんなに大量に買い込んでいたのだろうか。
家に戻って尋ねてみた。
「どうして湿気取りを使わないの?」と。
「えっ?湿気取り?まだ必要ないでしょう」
「梅雨時は使うの?」
「そう言われてみると、ソーラーサーキットの家にしてからは使ったことがないわね」
そこで久保田さんに電話した。
「お宅では湿気取りを使いますか?」
突然の質問に戸惑った様子だったが、
「いいえ、使いませんね」との答え。
「なぜでしょうか?」
「湿気を感じないからでしょうね。以前の家では、押入れの中は湿っぽかったので必需品でした。いろんなタイプのものを使いましたよ。主婦にとってはおふとんや衣類がカビるということは、とても嫌なことですから」
そう答えた後で、久保田さんから質問された。
「どうされたのですか?お家が湿気るのですか?」
「いや、そうではないのです。実は、先ほど買い物に行きまして・・・」と事情を説明した。
「ほとんどの家が湿気に悩まされているのでしょうね。ご存知でしょうが、電気店に行きますと最近は冬でも除湿機が売られています。トステム・ビバ(長津田にある日用品・大工用品などを売っている大スーパー)では『湿気取りコーナー』が設置されていて、ありとあらゆる商品が取り揃えてありますよ」
「勉強会で久保田さんが取り上げる話で、竹岡美智子さんが書かれた『主婦が考案した住みやすい家 102の知恵』があります。その本には、湿気や結露を防ぐための知恵も紹介されていますが、久保田さんの本よりも売れているようです。それらの悩み、苦労がない家では、102もの暮らし方の知恵は必要ありませんね」
「そのとおりですよ。湿気取りや除湿機が必需品の家に住む主婦が日々感じるストレスは大変なものです。そのストレスからすっかり解放された暮らしが出来ることは、本当にすばらしいことだと思います」
まもなく梅雨の季節がやってくる。
マツミの家の真価が発揮される季節でもある。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月26日(土)
高砂建設のホームページ
高砂建設のホームページを見た人は、同社がクレゾール事件の加害者であるとはとても信じられないと思う。
「ふるさとふれあい紀行【柱の産地】バスツアー」「住まいの鑑定書」「品質管理」「アフターメンテナンス」などの項目を見る限りでは、これほど安心できる依頼先はないと思うことだろう。
そこでは、3年間も被害者一家に仮住まい生活を余儀なくさせたままでいるという事実は完璧に隠蔽されている。
下記をクリックして3年前の昨日、中村さん一家が体験したこと、そして奥さんが一睡もできないで過ごした夜がどんなものであったのかを想像していただきたい。
http://www.ii-ie.com/main/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=123&post_id=2384&viewmode=thread&PHPSESSID=530d0fc2aaad371fa61e91d4ede81437#forumpost2384
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月24日(木)
美しい上棟

ライトアップされた上棟を見るのは久しぶりである。
「しっかり造られるもの、正直に造られるものは美しい」と昨日書いたのだが、正にそのとおりだ。
「美しい!」
お客様はもとより、上棟に携わった人たちはみんな感動していた。
上棟式が終わっても、誰も帰ろうとしない。
いつの間にか8時が過ぎた。
マツミでは、上棟式には飲み物、食べ物が出ないのが原則だ。
さすがにお腹が空いて、現場監督8人を連れて近くのレストランへ急いだ。
どの顔も、いい仕事をしたという満足感にあふれていて、実に頼もしく思えた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月23日(水)
住むことがストレスになる!
「しっかり造られるもの、正直に造られるものは美しい」
今日の「マツミの家のブログ」http://matsumi.com/blog01/?p=254を見ると、その感を強くする。
大量生産販売される家は、どの工程を見ても美しさを感じることがない。完成した姿にどっしり感が乏しい。軽いのだ。ということは飽きられやすいということでもある。
最近、アーバンスタイルと称する箱形デザインの家がやたら目立つようになった。デザイナーズハウスなどと住宅雑誌が持ち上げているが、要するに「安く、早く、簡単に」を具現化しただけのものが多い。
それらは5年もしない内に飽きられ、廃れ行くと思う。
飽きられ易いということは心理的な欠陥だ。
愛着を失った家に住むことほど、ストレスになることはない。
ストレスが病気の引き金を引くのだとしたら、「構造」「断熱の方法」「依頼先」の選択を絶対に誤ることは出来ない。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月20日(日)
大安心の家造りを
昨日、基礎工事中の現場で職人がくわえタバコで仕事をしていたと、お客様から電話が入った。
夜8時近くに会社に戻ると工事部に人がいない。
専務が公民館の会議室を借りて緊急のミーティングを開いているという。そこで私も駆けつけた。
会議室には、大工さんを中心に60人ばかりが集められていた。
専務の話が終わってから、私は強く訴えた。
今日、あるお客様からお叱りをいただいた。
基礎屋さんの誰かが現場でくわえタバコをしていたというのだ。お客様はたいへんなショックを受けられたことだろう。たとえ日本一の基礎を造ってくれるとしても、職人がタバコを吸いながら工事をしているのを見たら不安になるのは当然だ。
吸殻をコンクリートの中に混ぜられると想像したら、住んでから一生その思いは消えないはずだ。
みんなは、大手ハウスメーカーの大工さん、職人さんたちと比べたらはるかに優れた腕と、いい仕事をしようという情熱にあふれている。
私はいつもそれを誇りにしているし、自慢にしている。
しかし、みんな大手ハウスメーカーへ行ったら褒めてもらえるだろうか?
ハウスメーカーは言っている。
「いい仕事師とは、お客様に好感を与える人だ」と。
腕はいいが感じが悪い親方よりも、腕は未熟であっても挨拶がさわやかで、笑顔が素敵な弟子の方がお客様からしたらよく見えるというのだ。
だから好感をもたれない、印象が悪いということはすごく損なことになってしまう。
大手ハウスメーカーは、社長が契約に立ち会うこともなく、現場を見ることもなく、トラブルが生じても責任を負わず、大工・職人の腕が優れているわけでもないのになぜ注文が取れるのだろうか?
それは、お客様に好感を与えるための工夫や努力を惜しまないからだ。くわえタバコで仕事をする、そんな非常識なことは絶対にやらせない。情けないが、そういう点でマツミは劣っているということだ。
お客様を不快にしたり、不安にさせるということは甘えの最たるものだ。プロたるもの、絶対に甘えは許されない。
我々は、お客様に最高の安心を与えなくてはならない。ハウスメーカーにはない、他の工務店にもない、マツミの家造りでしか得られない大安心を。
みんなは本当に正直にいい仕事をしてくれている。それなのに、タバコで印象を悪くしてしまうなんて、あまりにも損だし情けない。
くわえタバコなどは論外だ。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月17日(木)
ロザリアン

「第9回国際バラとガーデニングショー」を見てきた。
バラの魅力を堪能した。花の女王と言われるそうだが、さもありなんだ。
それにしても、バラはセクシーだ。形と色と香りは様々であり、どれもこれも魅力にあふれていて、ひとたびその魔力に魅入られた人は間違いなくロザリアンになってしまうだろう。
「バラに一生を捧げる」
と言い切る人が多いと聞いた。
見方を変えれば、それだけ育てるのに厄介であり、丹精を必要とするということなのだろう。手を掛け、手を尽くして作られるものは、人に感動を与える。

写真は、左がプレイボーイ、右がプレイガールと名付けられている。
ネーミングにブリーダーの心意気を感じる。
ヨハンシュトラウス、マチルダ、ラプソディーインブルー、雪姫などが記憶に残っている。

写真は、バラとは思えない可憐さが魅力のドルトムント。
「思ったこと、感じたこと」に金子智子さんが投稿してくださった。
ぜひ、ご一読を。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月16日(水)
手間をかければかけるほど

吉祥寺の東急百貨店で開催されている「日本の職人展」を見た。
どうしても買いたくなったものが四つあった。
一つは、山形県米沢市で活躍されている林 久雄の「木のあかり」。
日本古来の匠の技である組子(くみこ)の技法を生かした照明で、素材の青森ヒバが電球の熱によって香りを発散する。
見て、触って、嗅いで癒される逸品だ。
二つは、東京の青山工房のブラシ。
馬の毛を手植えしてあり、ホコリを払うのに最適な曲線に刈り込んである。カシミアを払っても毛の跡がつかないという。持った手触りがなんともいえなくセクシーだ。
三つは、兵庫県三木市にあるビッグマン工作所が製作する大工道具のミニチュア。「豆道楽」と名付けられ、大人の遊び心に存分応えてくれる本物の質感に魅せられた。
最後は、大阪のウイルという会社の「釜焚き石鹸」。
「石鹸の説明を、これだけ熱心に聞いてくれた男性のお客様は初めてです」と、売り子さんが感激してくれた。
もらってきた説明文を読んで感動し、そして実際に顔を洗ってみて、そのすばらしさを納得し、顔を洗うのが楽しみになった。
手作りされるものには、親しみと安らぎを感じる。材料を吟味し、手間をかければかけるほど品質が上がる。
たまたま、「なぜ高くても買ってしまうのか」(ダイヤモンド社)という本を読んでいるのだが、下記の説明の中にその答えを見出すことができる。
***釜焚き製法の3要素***
熟練した職人の焚いた石鹸は「生きた石鹸」と呼ばれます。
「生きた石鹸」作りに欠かすことのできない3要素。
まず1つ目は「技術」です。
釜焚き製法の場合、プロの職人以外の者が材料をかき混ぜても決して石鹸にはなりません。また気候の変化、油脂の具合にもその都度対応しなければなりません。ミスの許されない極限の緊張感は釜焚き製法ならではです。
2つ目の要素は「手間」です。
釜焚き以外の製法の場合、石鹸作りのプロセスは決まっていて、手間をかけたり省いたりすることはできません。釜焚き石鹸の場合、手間をかければかける程石鹸のグレードが上がります。良い石鹸を無限に追求することが出来るのです。
3つ目の要素は「熟成期間」です。
良い石鹸を作る為には人間が手を加えず放っておく時間が必要なのです。釜焚き以外の石鹸にも熟成期間はありますが、石鹸が自ら成長し、ダイナミックに変化する様は釜焚き石鹸ならではです。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月14日(月)
不思議な美しさ

私の書斎には、油絵と写真と藍染が飾ってあるのだが、いずれも裸婦である。
それら裸婦三態は、眺めるたびにストレスを癒し、気分転換をさせてくれる。
今日の日経夕刊「こころの玉手箱」に登場した堀田 力さんの一文を読んで、正にわが意を得たりだった。
堀田さんは「女性の体は文句なしに美しいと思う」と率直に認めた上で、「女性の体を見て怒る人はまずいない。かっとなったり、腹が立ったりしても、こうしたものを見ていると気持ちが収まってくるものだ」と書いている。そして、事務所に二点の裸婦の絵を飾っていると。
まったくその通りである。
ときたま孫たちや社員が入ってくると、心の片隅では恥ずかしさを感じていた。
これからは堀田さんを見習って「女性の体は文句なしに美しい」と言うことにしよう。
ほった・つとむ
1934年京都府生まれ。東京地検特捜部検事時代にロッキード事件を担当、「カミソリ堀田」と呼ばれる。法務省官房長だった91年、「福祉の仕事がしたい」と退官。弁護士、さわやか福祉財団理事長として、ボランティア推進に取り組む。著書に「おごるな上司!」など。
上の絵は、Olbiskiの作品を孫が模写したものである。
裸婦が寝そべって日光浴をしている。
健康的な姿態、閉じられた目、物憂い表情、けだるい雰囲気、それらはセクシーさにあふれている。
目が奪われるのは、裸婦が海面から突き出ている三つの岩の上に寝そべっている状況の異様さだ。岩の間に向かってヨットが進んでいる。もし、彼女の左足が海面に触れたら、ヨットは一瞬にして転覆してしまうだろう。美しい女体を支える三つの岩の配置と姿が想像を掻き立てる。
3年前に、ラスベガスのホテル・ベネチアンのショッピングモールでこの絵と出会ったのだが、見た瞬間に購入を決心した。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月13日(日)
マツミより安くできる!
勉強会に参加しないで建てられる方は珍しい。
杉並区にお住まいのTさんがそうであったことをすっかり忘れていた。
だからTさんからの参加申し込みを知って、なぜなのだろうと不思議に思った。
「住み心地を納得できないからだろうか?」
玄関を入ってきたTさんの目は燃えていた。
訴えたいことでいっぱいという目つきに見えた。
Tさんは言った。
「〔「いい家」が欲しい。〕を読んで本当に良かったと思っています。
本との出会いに毎日感謝しています。住んでから1年半が経ちましたが、住み心地がますます良くなってきています。そこで勉強会に参加したくてやってきました」と。
周りのお客様方が、一斉に振り向いた。
同じ外断熱・二重通気工法でありながら、
「マツミさんより坪当たり10万円は安くできますよ」という囁きがよく聞かれるという。
現にTさんの近くでもそのような提案での家が建てられているそうだ。
勉強会が終わって、Tさんは言われた。
「大変勉強になりました。なぜ、マツミの家は住み心地が良くなるのか、なぜ他よりも高いのか、それらのことが実によく納得できました」
帰ろうとするTさんに、「質問したいことがあるのです」とお客様から声が掛かっていた。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月12日(土)
バラのアーチ門

(左から小日向、私、西村弟、西村兄)
「マツミの家」のブログで再三出てくる大工見習い小日向君の家を見に行った。
これまでに何回も見に行っているのだが、「スタジオジブリ」が目の前にあることに気がつかなかった。
「スタジオジブリって、何やっているの?」
現場には、棟梁の西村さんと弟の克彦さん、そして小日向君と現場監督の五十嵐がいたのだが、四人がほとんど同時に声を発した。
「えっ!知らないんですか?」
世界的に有名な宮崎 駿さんのアニメの製作所であるという。
裏口には、バラで縁取られたアーチ門がある。
それを見て克彦さんが言った。
「新事務所に、もっと大きなバラのアーチ門を作ってみませんか?」
「手入れが大変だと思うよ」
「確かにその通りです。バラは一年中手入れを必要とします。弟子を育てるのと同じで、要は根気ですよ」
「なるほど、根気ね。私は社員によく短気を起こしてしまうが、棟梁は根気を大切にしているのだね」
「兄貴は、マツミの家に住むようになってから人間が丸くなりましたよ。住み心地のいい家に住むと、性格も変わるみたいです」
傍らで、弟子の小日向君が笑顔でうなずいた。
帰りの車の中で想像した。
社員、大工さん、職人さんたちが丹精込めて手入れする大きなバラのアーチ門を。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月10日(木)
なぜ、外断熱にするのか?
「マツミの家」のブログ サーモカメラの温熱画像シリーズは衝撃的である。
http://matsumi.com/blog01/?p=203「環境にいい家は、環境のいい家になる」
「太陽光発電装置標準装備」
「ゼロエネルギー住宅」
「通風シュミレーション」
などと言葉巧みにPRされている家の正体が丸見えになっている。
サーモカメラは、断熱の方法の優劣と施工の問題点をほぼ完璧に透視してしまう。理論や理屈をこね回して〔「いい家」が欲しい。〕を批判している人たちに見せてやりたい。
それらの写真を見て、内断熱(充填断熱)工法の宿命的弱点に気がつかないとしたら、家造りに携わるのは止めるべきだ。
デザインやインテリア、設備などが素敵であっても、住み心地の質が悪かったらストレスで健康を損なうことになるでしょう。
また、住宅展示場の家々のほとんどは、エネルギー浪費のモデルハウスのようなものです。
家づくりは、まず「断熱の方法」を問うことから始めたいものです。
まったくそのとおりだ。
6月から建築基準法が改正され、「建築物の倒壊・破損・人の生命・身体への危害の発生に繋がるそれのある技術規定違反の設計等」が厳しい処罰の対象になる。しかし、温熱的欠陥工事による住み心地不良がもたらす人の生命・健康、資産への悪影響はこれまでどおりに野放しだ。
一家の幸せのために〔「いい家」が欲しい。〕を読んで、勉強会に参加されることをお勧めしたい。
「なぜ、外断熱にするのか?」
その答えを知って内断熱を選択した人は、たぶん、100人に一人程度だと思う。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月09日(水)
新入社員に思う
ゴールデンウイーク明けは五月病が心配になる。
3人の新卒を代表するかのようにKさんがこんなメールをくれたのでホッとした。
学生の頃、アルバイトをしていたときは、早く時間がすぎないかな〜と、ちょくちょく時計を見ていました。
今は時計を見るたびに思ったより時間が過ぎていて、もう少しゆっくり時間が流れてくれたら・・・と思います。充実した時間は、時が経つのを忘れさせてくれます。毎日充実した時間を与えてくれるマツミハウジングに入社できて本当に良かったと思う今日この頃です。
4月から20代の女性が、総務部に2人、経理部に1人、設計部に1人入ったので、社内の雰囲気が華やいできた。
設計部には9月までに、女性がさらに3人増えることになっている。
みんな[「いい家」が欲しい。]を読んで、「いい家造り」に携わりたいと願っている。
その願いが一日も早く実現し、心底からマツミハウジングに入社したことを喜びに感じるようになって欲しいと思う。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月06日(日)
ネイバーフッド・ウォッチ
連休が終わった。
心配していたシロアリ発生の知らせは2件。
一件はウッドデッキの足の部分、もう一件は南側テラスと基礎の接点から。いずれの家もターミメッシュが施工されていたので本体は侵食されていないと思われるが、徹底した点検を実施しなければならない。
昨日のことだった。
体感ハウスから出てくると、背広を着た二人の男性が行き止まりの道に入っていった。何かの営業に来たという感じ。一番奥の家からインターホンを押している。わが家も押した。留守と判断したようだ。とたんに彼らの行動が不信感を増した。明らかによからぬことのために観察を始めたようだ。
そこで近寄って声を掛けた。
「何か、御用ですか?」
彼らは平然としてこう言った。
「○○番地の石田さんのお宅を訪ねてきたのですが、道を間違えたようです。
石田さんをご存知でしょうか?」と。
私が知っているのは、道に接する10軒ぐらいのものだ。
それを承知の上で聞いている。
たぶん、彼らはマニュアルどおりの言動をしていたようだった。
空き巣を防ぐ最善の方法は、不審者に対する監視の目を光らせておくことだ。
イギリスの住宅には、立ち上がって辺りをせわしなくキョロキョロと見渡すミーアキャットを図案化したマークが貼ってあるのを見かけることがある。
ネイバーフッド・ウォッチ(Neighborhood Watch)だ。
直訳すると「隣人監視」となり誤解されてしまうが、要は防犯のための互助精神である。
バカンスなどで留守にしても、近所の誰かが見張っているよという警告だ。
わが国では、そのような互助精神が年々希薄化しており、それにつれて空き巣が増えている。
空き巣が狙いをつけるのは、個別の家の防犯体制よりも、その一帯の住宅がかもし出している「無関心」という雰囲気だと思う。
シロアリの被害を早期に発見するには、家の周囲をウオッチ(観察)し続けることが大切だ。そして1軒の家が被害に遭ったということは、その周辺の家も被害を受ける可能性が大だということなのだから、観察の輪を近隣にも拡げ、お互いに情報交換をし合うことが大切だ。
それをきっかけにして、ネイバーフッド・ウォッチも定着するといいのだが。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月04日(金)
いまだに接客は苦手
今日は午後2時の外気温は27度。
真夏を思わせるほどに日差しが強く、暑く感じた。
あるご夫妻が高校生ぐらいの娘さんを伴って体感ハウスに来られた。
玄関ドアを開けて中に入ったとたんに、最初に娘さんが声を上げた。
「ウワーッ、涼しい!」と。
「エアコン、ついてますよね?」と、奥さん。
「えっ、1台もついてないんですか?まさか!」と娘さん。
三人に小屋裏に上がってもらった。
「本当だ。1台もついていない・・・」とご主人。
「さっきまでつけていたんじゃない・・・」と娘さん。
「頭に気をつけて、この納戸の中に入ってみてください。たとえつけていたとしてもエアコンの効果はこの中へは及びません」と私。
「確かにそうですよね・・・。この涼しさはエアコンによるのではなく、自然という感じがするなー」とご主人。
「本当ですね。サラッとして、涼やか、という感じがとてもいいですね」と奥さん。
「住宅展示場の家々は、どこも寒いという感じだったわ」と娘さん。
「住宅展示場をご覧になってこられたのですね」
「どこも混雑していました。そのせいか、エアコンをガンガン利かせてました。最近、家を建てる人が増えているようですね」とご主人。
体感ハウスに1組しかお客さんが入っていないことが心配な様子。
「いつもこんなに空いているのですか?」と娘さん。
「ええ、予約制にしていますので。なるべくお客様が重ならないようにしています」
「エアコンをつけないで、どうしてこんなに涼しいんですか?」と詰問調で娘さん。
体感ハウスでは、5月から7月初旬にかけて、今日のような日には特に、涼しく感じる。私自身、エアコンがついていると勘違いし、小屋裏まで確認に行くことがしばしばあるのだ。
それをどう説明したら分かってもらえるのだろうか?
「外断熱・二重通気工法の家だからです」では娘さんに納得してもらえない。
その家造りに取り組んでから17年になるのだが、いまだに一言で説明できないでいる自分をもどかしく感じる。
「私の本を読んでください」
それも答えにはならない。
「私にもうまく説明できないのですが、不思議と涼しいのです」
娘さんはチラッといたずらっぽい視線を寄こしてから、
「はあーん」と、意味不明な声を発した。
私は、男の子ばかり4人育ててきただけに、女の子に接すると妙にたじろいでしまう。そのような響きの返事は、息子たちからは聞いたことがなかっただけに内心うろたえてしまった。
「この涼しさ、気に入りました」
奥さんのその一声がなかったら、きっと落ち込んでしまったと思う。
「はあー」と私は、ため息をついた。
接客は、何回経験しても難しく感じてならない。私はいまだに人見知りをしてしまうせいか構えてしまうところがあるようだ。
そこにいくと久保田紀子さんはうらやましいほどに自然体でいい。
あるとき、そのように話したことがあった。
すると久保田さんは、「私も接客は苦手なのですよ」と意外なことを言った。
「でも、マツミの家に住んでいて、毎日、本当にいいなーと実感していますから、そのすばらしさを一人でも多くの人に知っていただきたい一心でやらせていただいています」とのことだった。
今日のような娘さんに、久保田さんだったらどのように接するのだろうか、明日聞いてみよう。
カテゴリー: 投稿者 :松井
2007年05月01日(火)
「正直」という工法で建てる
新緑が美しさを競い合う多摩丘陵の聖ヶ丘の一角で、創業以来35年目に当たる今日、U邸の地鎮祭が行われた。
この日に、神主さんからお祓いを受けられたことを実にありがたく思った。「初心に立ち返り、さらにいい家を造ります」と、心を新たにして誓いたい日だったからだ。
35年目にして、一番恐れたいことは慢心であり、何よりも大切にしたいことは「いい家を造る」という情熱である。
「正直という工法で、建てる」は「いい家」をつくる会の宣言コピーなのだが、マツミハウジングはそれを必ず実行する。
「正直」と言うは易いが、実行することは簡単ではない。
なぜなら、「正直」とは、限られた予算の中で、工法も、資材も、手間も最善なものを選択し、施工することだからである。
カテゴリー: 投稿者 :松井









