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2007年07月30日(月)

「17億円新居バトル!」

女性セブン8月9日号は、「17億円新居バトル」を報じている。
「何から何までめちゃくちゃ」念願の新居が完成したというのに、彼の口から突いて出てくるのは驚くばかりの罵詈雑言。一帯、何があったのか。新居を巡り、美意識にこだわる彼と、困惑する業者の意見がぶつかり合って・・・」
彼とは、華道家としてつとに有名な人だそうだ。その彼から「日本の建築史上最悪の会社」と宣言された住宅会社のかたを持つわけではないが、かなり感情的な発言だと思う。
 
良かれと思って家造りを託した相手から裏切られたとき、だれもその相手を「最悪の会社」と思うのは分かる。しかし、「日本の建築史上最悪」という決め付けはいかがなものだろうか?
もっと悪はいくらでもいたし、いるのだ。
ところで気になるのはこの談話である。
「私たち依頼人は建築の素人。だからこそ高いお金を払ってプロにまかせ、いいものをつくってもらう、それが大前提。こちらとしては、お支払いだってきちんと済ませているのですが、なんといっても見積もりが納得いかないものでした。ミスがあったら指摘するのは施主として当然で、それは“クレーム”とは違うんです。どれだけの人が欠陥住宅に悩んできたのか。泣き寝入りしている人に私のように闘っている様子を見て、勇気をもってもらったら」
 
私は本に書いたのだが、契約書に判を押す前に四つの相性をよく確認することが大切だと。
一つは、人と人。二つは、プラン(工法を含めて)。三つは、予算。そして四つは、工期。
その四つの相性が合ってさえいれば、こんなみっともないバトルは起こり得ない。本をプレゼントしてあげたらという意見もあるが、今からでは遅すぎる。
彼はたぶん『建ててしまった人は読まないでください。ショックを受けますから』になってしまうであろう。
というのは、住み心地に大きく影響する「断熱の方法」について、「知らない、知らされない、知ろうともしない」で建ててしまっているのだろうから。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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