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2007年07月01日(日)
声は人なり
今日の勉強会は女性が多かった。
皆さんが好意的な姿勢でいてくださったので話しやすかった。中に妊娠9ヶ月という方がいたのだが、とても熱心に聞いてくれていた。
たまに、反発的な姿勢の人がいるとその理由を詮索して話の調子が狂ってしまうことがある。
しかし、反発的に見える人が個別相談を受けると別人のような気さくさを示してくれる場合がある。そして短期間で契約にたどり着いたりする。
大きくうなづいて、笑顔を絶やさず聞いてくださる人が意外にあっさりと帰ってしまう場合もある。
何年やっていてもお客様の本心を見分けることは難しい。
玉川学園中等部時代の恩師である森久保安美先生のご著書に「小さな言葉の大きな力」(東洋館出版社)がある。その中に「声は人なり」という項があってある老妓の話が紹介されている。
「人間の持ちものの中で一番正直なのは声ですよ。言葉となるとうそが付けるし、顔つきや姿や身なりやお金や身分などからは、こちらが気迷いを起こしやすい。声だけはゴマかしようがありません。その人に会う前にフスマのこちら側に気をしずめて座ってその人の話ではなく声だけを聞いていると、人がらから身分の高下、教育の程度、仕事の種類、健康の状態、ふところに金のあるなしから、果ては色恋の相手として自分と合う人かどうかまでわかります」
森久保先生は、「プロとはいえ、空恐ろしいことである」と書かれているが、まったく同感である。
そのようなお客様が来られたら、緊張のあまり声が出なくなってしまいそうだ。
カテゴリー: 投稿者 :松井









