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2007年11月30日(金)

設計事務所と組んで

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(外断熱では、丸窓や、このような破風のデザイン、軒の出し方は施工が難しいとされている。しかし、マツミの大工さんにとっては何ということはない)
三鷹のT邸が完成した。
「見事な出来栄えです。もう、言うことありません」
奥さんは、満面に笑みをたたえて言われた。
TAさんは最初三井ホームが良いと思って話を進めていたのだが、〔「いい家」が欲しい。〕を読んで考え直した。そこで信頼している吉設計事務所の吉野常雄さんに頼んで勉強会に参加してもらい、専門家の目でマツミの家造りを検討してもらった。その後2006年の9月10日にTさん夫妻も勉強会に参加した。
吉野さんは外断熱と取り組むのは初めてだった。そこで同じ工法を採用している小金井市にあるK工務店にも行き、できるだけ客観的に比較することにしたという。
やがてプランが確定し、吉野さんは両社から見積もりを取った。すると、マツミの方がだいぶ高かったそうだ。
しかし、TAさんと共に現場を見比べ、内容を検討した結果マツミに依頼すると決断した。
「本当に、マツミさんに頼んで正解でした」
TAさんと吉野さんは共々そう言われた。
 
設計事務所が間に入る場合、一番大切なことは大工さんとの相性に気を配ることだ。
設計士さんの人柄によっては大工さんの動きが鈍ってしまうことがある。外断熱の施工に関しては、マツミの大工の右に出られるものは少ない。吉野さんはそれを十分わきまえた上で、デザインや内部の納まりについて実に上手に大工さんを働かせて下さった。大工さんは名前が施主さんと同じという縁もあり、時たま現場に来られるご夫妻のお人柄と笑顔にも励まされて、こだわりと工夫が満載の家の木工事を見事にやってのけた。
そして吉野さんは、現場監督を務めた羽田の仕事ぶりがとても誠実で的確であったと褒めていた。私は吉野さんから多くのことを学べたことに心から感謝している。
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(寝室の多目的コーナー)

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(スクリーンを下ろすと、壁に貼ったものは見えなくなってしまう)
TAさんは横浜にあるミーレのショールームで、大倉山で建て替えをするTJさんと偶然出会う。
同じ商品に関心を持ったことから話すきっかけが生まれ、「おたくはどちらで建てるのですか?」と聞いたところ「いい家が欲しいのマツミハウジングです」と聞いてびっくり。
話していると、やはり同じように三井ホームに決めていたときに本に出会って考え直したという。
「近々地鎮祭なのですよ」と言うと「いつですか?」と聞かれる。
「4月15日です」
「えっ!うちも同じ日です」
あまりの偶然の重なり合いにお互いが運命的な結びつきを感じたそうだ。
当日、私は三鷹に、大倉山には久保田さんが出向くことになった。
TJさんも「本当にマツミで建てて良かった」と言ってくださっている。
ありがたいことだが、私は「3年経ってそう言われなければ」といつも自戒している。

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2007年11月29日(木)

ソーラーサーキットの行方は?

カネカはソーラーサーキット(SC)の別会社を立ち上げることにした。いや、それだけではなく、エクセルウィンドをシャノンに譲渡することにした。SCの実績はエクセルでカウントされているのだから、その一番肝心な指定部材を手放すということは、SC工法をオープン化するという宣言に等しい。
ついでに、ターミメッシュもオープン化になれば、すでに特許期間が切れたSC工法は名ばかりのものとなる。
そのような事態は驚くことではなく、むしろ喜ばしいことだ。なぜなら、私は、SCと取り組んだときからオープン化を強く求め続けていたからだ。
断熱材や、窓や、シロアリ対策にしろ、お客様により良いものを、リーズナブルな価格でお勧めするのが正しい商売である。
工法を武器にし、部材を指定してしまうやり方は時代錯誤もはなはだしく、取引の公正を求める法の精神に反する。それだけではなく、工法そのものの素晴らしさを損なってしまうことになる。
それ故に、「いい家」をつくる会は、ソーラーサーキットを金科玉条とはしていない。改訂2版の371ページ以下と規約を読めば分かるのだが、会員資格としてSC会員であることは必要でない。
外断熱で「いい家」造りを目指す造り手であることが条件だ。SCがオープン化されるとなると、技術革新と部材の選択を自由にできるということになる。それは、願ってもないことだ。カネカの縛りから解放されて、これから「いい家」はますます進化することになる。しかし、ライバルは一挙にSC会員の数十倍に増えることになろう。となると、差別化を何によって図ったらよいのだろうか?
最善の答えは、「いい家」をつくる会の会員であるということだ。〔外断熱で「いい家」を造る〕と宣言できるのは、当会を置いて他にない。当然のことながら、本の内容を一部書き直すことになるが、〔「いい家」が欲しい。〕はますますその真価を発揮することになると私は確信している。
住む人の幸せを心から願う人たちが結束して、「いい家」づくりのエリートとしての立場を強固にするならば、これまで以上にお客様の期待と信頼は増していくであろう。

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2007年11月28日(水)

ホームパーティー

吉祥寺に住むYさんから、メールをいただいた。

このたびは会長、社長の御就任、また新事務所の開設、まことにおめでとうございます。
当日よんどころない用事でお伺いできなくて残念でございました。
貴社で我が家を建てていただいたのはもう11年前になりますが、松井修三会長との出会いで、とても快適な住まいを手に入れることが出来て心から感謝しております。
私どもは過去11年間に数十回もホームパーティをいたしましたが、外国の方も含めて皆さんがいい家だとほめてくださいます。実際冬暖かく、夜のトイレも安心していけるのが年寄りには何よりです。暖房器具の手入れなどに煩わされることもなくなりました。夏の暑さは今ひとつ工夫しなくてはと思いますが、まだなにも手付かずでおります。ドイツの友人によると、夏は外の暑さや日光を部屋に入れないために日中はよろい戸を閉めておくそうですが、日本家屋では無理でしょう。
もうひとつ良かったのは、窓に障子をはめ、壁は凡てシナベニヤにしたことです。11年たって当時の白っぽい色からあめ色に変わり、部屋になじんできました。お掃除は何もしていません。主婦にとってはこれもありがたいことです。窓から障子を通して入ってくる光は柔らかく落ち着きます。皆さんがこの家は11年もたっているなんて信じられないと言ってくださいます。
貴社のアフターケアも良くしていただきました。細かい面では少々問題もありましたが、何よりいいことは安心してお任せできると言うことです。これは会長さん初め会社の皆様方の真摯に物事を受け止める、その姿勢にあるのではないでしょうか。
最後にこれからも貴社がますます発展なさることを祈念いたします。
そして、これからもお付き合いのほどお願いいたします。
先ずは、一言お祝いとお礼の言葉を述べさせていただきました。
 
マツミには、Yさんのようにホームパーティーを開かれるお客様が多くいらっしゃる。
招かれたお客様が、快適なので家に帰るのが嫌になるとか、トイレに行ってリビングとの温度差がないことを驚かれるとか、空気が気持ち良いと言われるというような話しをされる方が多い。
小金井に住むMさんは音楽会を催すそうだが、ピアノやフルートを演奏し、思う存分に合唱をしても隣家の迷惑とならないのでありがたいと喜ばれている。
ホームパーティーを成功させるには、防音性に優れていて換気と冷暖房計画がしっかりできている家、つまり、音漏れが少なく、暑からず、寒からず、空気がきれいであることが大切だ。

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2007年11月27日(火)

無垢の木と外断熱

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S邸の上棟が無事終わった。
マツミの家の上棟は写真でも美しいが、実際に見るともっとはるかに感動する。
いつまでも見ていたいと思う。
外周の下地板を斜め45度に張り巡らすTIP構法は、粘り強い制震力を発揮するだけではなく、木造にとって何よりも大切な通気性の確保に役立つ。
だからいつまでも調湿作用に優れ、木の香りが継続する。住む人は、合板ではなく無垢の板に囲まれて、無垢が発揮する固有の温かみに包まれて暮らすことができる。断熱材は、その外側にあって、外部の温度や湿度の変化や風雨から板を守る。10年経過した家の外壁をはがして観察したことがあった。
ヒノキの板は淡いピンク色をして、この写真と同じように新鮮だった。無垢の木は、外断熱と組み合わせることでその真価を発揮する。
「マツミハウジングに頼んで、本当によかった」とMさんは言われた。

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2007年11月26日(月)

地鎮祭・上棟・お引渡し

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今日は網野邸の地鎮祭、相原邸の上棟、そして関根邸のお引渡しがあった。
網野邸は事務所から歩いて10分ちょっとのところにあって、近くにはマツミの家が多く建てられている。古い家は、築30年近くになるが今もいい姿をしている。
目の前にも2棟あって、網野さんは工事中からつぶさに観察されていたようだ。
「当時、松井さんは奥さんとよく現場の掃除に来てましたね」
「そうでした。ご存知だったのですね?」
「ええ、そういうお姿を見ていて、いつかはマツミの家に建替えたいと思っていました」
「小平熊野宮の神主さんとは、先代からのお付き合いで、私がお宮参りをするようになったのは、長男が生まれた年ですから、ちょうど40年前になります。
目の前で仕事をしているときに、網野さんの家を眺めながら、いつかは建て替えをさせていたたぎきたいと思っていました。その思いを叶えてくださったのですから、うれしくてなりません」
私は当時を思い返し、胸が熱くなった。
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相原さんは言われた。
〔私は、人生は出会いがすべてだと思っています。7年前に〔「いい家」が欲しい。〕と出会ってから、住宅本のほとんどを読みました。数多くの人たちが松井さんの本を批判しています。それでも松井さんに依頼したのは、「いい家」を造るという信念の強さに惚れたからです。
批判している人たちは、構造にしても断熱の方法にしろ、松井さんのように「外断熱がいい、内断熱ではダメだ」とは明確に言えないのです。〕
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関根邸は、狭い敷地を最有効に活かした三階建てだ。途中、ちょっとした計画変更の申請が改正建築基準法の混乱に巻き込まれ、工事を40日近く中断しなければならなくなった。
多大なご心配をお掛けしたのだが、終始変わらず信頼してくださった。玄関ホールの壁面に、50年前のおじいさんの代に使われていたという見事な組子のガラス障子が、まるで絵のように見事に嵌め込んである。
お父さんは、「ご先祖様への感謝の思いをインテリアとして活かしてもらえて、何よりも嬉しいです」と、涙ぐまれた。

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2007年11月25日(日)

この家が大好き!

新事務所のお披露目が無事終わった。
25年前に建てられた方から、現在工事中の方まで、たくさんのお客様に来ていただいた。
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西東京にお住まいの島田さんご夫妻は、ご主人が84で奥さんが81才とのこと。奥さんが話された。
「建替えたのは今から13年前です。あの時思い切って決断して本当に良かったと思っています。もう、毎日が感謝です。本当に住み心地が良いのです。私たちは、家を心から愛しています。旅行に出かけても、すぐに家が恋しくなって、どんな一流旅館に泊まっても早く家に帰りたくなってしまいます。家にいるときが一番幸せです。
私たちはスッポンポンの生活をしているのですよ。ドアをね、全部開け放したままで、夏でも冬でも暮らしています。ドアを全部はずして欲しいと思っているほどです。トイレのドアですらいらないと思っているのですよ。だって、臭いはしませんしね。夫婦二人ですもの。とにかく、私たちはマツミハウジングで家を建てて良かったと、いつも感謝しています」と。
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25年前に建てられた小金井市の志賀さんご夫妻も、同じようなことを話された。
「25年経って、私たちはますます家が好きになってきました。マツミの家に住んでいることが誇りなのです。松井さんの本を読みました。あの本は、家造りのバイブルというだけではなく、私たちにとっては生き方の哲学になっているのです」と。
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左端が中村さんで、右端が息子さん。
小平市の中村さんは9年前に建てられた。その時、彼は5才だった。今は中学3年生。お父さんと一緒に、仲間と連れ立って絵を見に来た。
「君たちに、相川作品の世界はどう見えるのだろうか?」
「すばらしいです!」
みんな口を揃えて言う。彼らの鑑賞ぶりを見ていると心底そう思っているように見えた。ふるさとの情景は、年代に関係なく日本人の心に沁みるようだ。
 
この2週間、たくさんのお客様がお見えになられて、私に元気を、そして社員たちに刺激を与えてくださった。
社員一同が、住む人の幸せを心から願うことの大切さを再確認し、お客様から感謝されることのありがたさ、喜びを心に刻み込んだ。

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2007年11月24日(土)

中耳炎が治った!

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今朝は冷えた。外の温度が1度を下回った。
しかし、絶え間なく訪ねて来られた客様はみんな合言葉のように「暖かいですよー!」と言われる。
「本当に満足しています」、「感謝しています」と心底言ってくださる。

Iさんの奥さんの話である。
「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」の神崎隆洋さんにするか、〔「いい家」が欲しい。〕の松井さんに頼むか、ずいぶん迷いました。最終的には、お二人に直接お会いして決めようということになり、お話を聞いてみたところ、松井さんの方が心に響いてくるものがあったのです。
同じ時期に神崎さんに建ててもらった友人の家に時々遊びに行くのですが、なぜかいつも窓を開けています。湿気がこもるからでしょうかね。うちはほとんど閉めたままです。建替える前の家では、毎年冬になると主人が中耳炎になって困っていました。隙間風を感じただけでくしゃみが出る人ですから、窓を開けて冷たい風を入れたりしたら大変です。
それがマツミの家に引っ越してから、くしゃみが出なくなり中耳炎にならなくなったのです。中耳炎って怖いんですね。脳膜炎を引き起こしたりするそうですから。それが、お医者さんに検査に行ったら、不思議なことに治っていると言われました。ありがたいことです」
ご主人は大きくうなずかれて、「松井さんに建ててもらって本当に良かったと思っています」と言われた。
 
ご夫妻は、相川伸一郎先生の作品を三点気に入られた。それらはいずれも私が欲しいなーと思っていたものばかりだった。

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2007年11月23日(金)

感謝、感謝の一日

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大泉学園のS夫妻は、「6年前の今日でしたよ、引き渡していただいたのは」と感慨を込めて言われた。ご夫妻の強い要望で、真ん中に座らせていただいた。
  
新事務所お披露目の第2週。
今日もたくさんのお客様がお見えになった。
みなさんが、素晴らしい笑顔で心から祝ってくださる。
かつて、メーンバンクである西武信用金庫花小金井支店の支店長であったFさんも来られた。
当時の経営はかんばしくなかったのだが、Fさんはマツミハウジングの5年後、10年後を信じて付き合って下さった。
融資枠を増やしたり、金利を優遇するというようなことはしてくれなかったが、総代に推薦してくれた。総代は、各支店に3人いるのだが大口預金者である大地主かお金持ちでないと選ばれない。だから、そのいずれでもない零細企業主である私は総代会に出席するたびに気が引けていた。
しかし、総代であるということに対する世間の評価と、総代に恥じないようにしなくてはというプレッシャーは経営に大変プラスに作用したと思う。
夕方、お客様への感謝の思いにひたりつつ横浜店へ急ぎ移動した。
そして、夜7時からS様とのご契約が無事整い、感謝、感謝の一日が終わった。
 

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2007年11月21日(水)

床下が語る良心の度合い

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昨日の午後からは電車で、今日は車で現場を見て回った。
S邸で、社長、設計士、棟梁と落ち合った。
社長が細身のジーパンを穿いているのは、床下にもぐる都合からである。
引渡しの前に、工事の最高責任者は床下を点検しなければならない。照明を入れ、床下全体をくまなく見渡せる位置に腹ばいとなり、じっくりと観察する。マツミの家では、防腐・防蟻剤を用いていないので、床下であっても空気がきれいだ。「正直という工法」で建てられる家は、床下に一切のごまかしがない。
「いい家」というものは、床下が簡単にもぐって点検や作業ができる空間であることが絶対条件である。社長が床下を見ない、空気さえも知らない、そんな家は引渡しを受けるべきではない。
造り手の良心の度合いは、床下に表現されるからだ。

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2007年11月19日(月)

自律神経が和らぐ家

日本住宅新聞の田部社長が編集部の増田さんを伴って体感ハウスへ取材に来られた。
そのときの外気温は10度ぐらいだったが、内部は一階の床が22度、吹き抜けの天井も同じ、小屋裏もほぼ同じで床下が20度。暖房はクレダ1台。
お二人とも、その暖かさに驚かれていた。
「この暖かさは、どうして生まれるのか?」という質問に、外断熱・二重通気工法+TIP構法+輻射暖房の成果であると説明したのだが、話の途中で増田さんは、あまりの気持ちのよさに睡魔に襲われたとのこと。
「こんなことは初めての体験ですよ」と増田さんはきまり悪げだった。昨日のMさんの話にあったように、マツミの家にいると緊張がほぐれる、つまり自律神経が和らぐのは確かのようだ。

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2007年11月18日(日)

お客様の声−2

今日も途切れることなくお客様がお見えになられた。
荻窪に住むMさんご夫妻の話である。
野口晴哉先生の整体を指導されている奥様は、
「住んでから3年になりますが、夏はエアコンを使いません。一階に生徒さんが集まると窓を開け放して指導するのですが、皆さんがまるで田舎の家にいるように涼しくて気持ちがいいと言われます。
2階が生活スペースですが、夜は窓を閉めて扇風機だけで過ごします。少し汗ばむときがありますが、人は夏に汗をかくようにできているのです。秋口に体調を崩しやすいのは、冷房で汗の発散を抑えてしまうからです。適当に汗をかくぐらいの環境が体にはいいのですよ。
スポーツジムなどで流す汗は決して良いものではありません。散歩などして流す汗とは異質のものです。たまねぎの刺激で出る涙と、感動して出る涙と違うように。
感動して出る涙は、緊張がほぐれて始めて流せるのです。それによって心が癒されるのです。
人の体は適度に緊張をほぐしてあげなければいけません。マツミの家に暮らしていると自然と緊張がほぐれます。それが何よりありがたいです。
隣に住んでいる息子たちの家は、いまはなくなってしまったNホームで建てた家ですが、同じ外断熱なのに夏は二階が暑いので、みんな一階で寝るようにしていたそうです。
本を読む前は、私たちもNホームに頼むつもりだったのですが、松井さんの本とめぐり合って本当に良かったと感謝しています」と話してくださった。
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ご主人が話しを引き継がれた。
「松井さんは本当に素晴らしい家づくりをなさっているのだから、長生きしてくださいね。これからが人生本番ですよ。私が勤めた会社の社長さんは、93歳ですが今も現役で仕事をされています。その人が常々言っていました。
朝、起きると10人の敵をイメージし、その者たちに絶対に勝つと決意するのだそうです。そして、(両のこぶしを振り下ろし)ウーウッ!と腹の底から大声を発し、それからですね、エイ、エイッ!と(空手の仕草をする)倒していくのです。
最近お会いしたら、敵はみんな先にあの世へ行ってしまったと、カラカラと笑われていました。
あれだけの本を書かれたのですから、松井さんにも敵が多いでしょう。松井さんがこんなに元気そうで若く見えるのは、真剣に戦いを続けておられるからだと思います。これからも大いにがんばってください」
ありがたいお話だった。
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三鷹に住むYさんご夫妻の話である。
「最近すぐ近くにうちよりは明らかにお金を掛けた家が建ったのですが、うちのようにどっしりとした感じがないのです。外断熱の家との違いなのですかね。
見るたびにマツミで建ててもらって良かったと思っています」
すると奥さんが話された。
「私は今年の夏の暑い盛りにパソコンを習い始めました。小屋裏に机を用意して先生に来てもらって教わっています。そうしましたら、先生が驚かれて、なんて快適なのか、自分のところの小屋裏は暑くて10分といられないと言うのです。私も、それまでは小屋裏にはたまに上がるだけでしたから快適であることを知らなかったのですよ。5年住んでようやっとマツミの家の真価に気づきました」
「エアコンをつけていたのですね」
「いいえ、窓と天窓を開けていましたけどエアコンはつけたことがありません」
「ところで、ホームページをご覧ですか?」
「今度、ホームページの見方を教えてもらうことになっています」
「そうですか、それでは今から見方を教えて差し上げましょう」
画面にマツミのホームページが現れると、ご夫妻は子供のように歓声を上げられた。
「今夜から、早速拝見します。楽しみです」と、嬉しそうに帰られた。

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2007年11月17日(土)

無暖房・無冷房への挑戦

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今日も多数のお客様がお見えになられた。
 
6月29日「エアコンなしの暮らしに挑戦」のI夫妻にお尋ねした。
「いかがでしたか、夏の暮らしは?」
「はい、エアコンなしでまあまあ快適に過ごしましたよ」
「暑くて寝苦しいということはありませんでしたか?」
「一週間ぐらいでしたか、ちょっと暑いなーと感じましたね」
「でも、私はぐっすり眠れました」と、奥さん。
 
A夫妻にお尋ねした。
「クレダは何台スイッチが入っていますか?」
「いえ、まだ一台も入れてません」
「で、今朝方の室内の温度はどのくらいでした?」
「1階で18.7度です」
「寒く感じませんでしたか?」
「ちょっと感じましたね。でも動き出すと、ちょうどよい温度です」と奥さん。
「掃除などをしていると、すぐに暑く感じますよ」とご主人。
「娘は、朝から窓を開けていました」
「今朝は7度ぐらいまで下がりました。でも窓を開けた。となると、暖房は要らないのでは・・・」
「ハハハッ、そう、実は私もそう思っているのです」とご主人は一笑いした後で真顔になって言われた。
「今年の冬は、暖房なしで過ごしてみようかとも思っているのです」
「本当ですか?それはぜひ挑戦していただきたいですね」と、私は思わずひざを乗り出して言った。
「日当たりの良い家ですから、セーターを着れば過ごせなくはないと思っているのです」
「そうですね。厚手の靴下を履いて」と、私はすっかり調子に乗ってしまった。
 
夜になると急に冷え込んできた。
9時半には外気温が7度を下回り始めたが、体感ハウスの床下の温度は19.7度。
新事務所は、まだ全館無暖房だか朝8時の温度が22度台を維持している。
 
ところで、換気の吸入口のフィルターの外側にティッシュペーパーを一枚当てると、簡単に換気量を調整できる。冷気が気になる場合に試されることをお勧めしたい。

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2007年11月16日(金)

お客様の声

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(U夫妻と社長の松井祐三)
新事務所お披露目の初日、10時から17時頃まで来客が絶えなかった。
Tさんご夫妻は、「建ててから15年経ちましたが、マツミさんに建ててもらって本当によかったといつも話し合っているのですよ」と、本当に満足そうに言ってくださった。
ほとんどの方が同じように言われたのだが、1年前にお引渡しをしたSさんは違っていた。
入居してすぐにトイレがつまったのだが、やってきたTOTOのサービスマンは感じが悪く、工事業者は的確に対応してくれず、担当の現場監督はしっかりと指揮してくれなかったと話してくださった。
実は、その話は久保田さんが聞き出してくれた。
その話を聞いて私は思った。
 
きっとSさんと同じような不満をもたれている方が多いに違いないと。
お披露目のお知らせをする以前に、「何かご不満や、不安に感じられていることはありませんか?」というアンケートを先にすべきだった。
 
マツミでは、事の大小を問わずクレームを受けた場合には直ちに私に報告することになっている。ISOと取り組んだのは、マツミの家の品質を改善し、アフターフォローを徹底し、お客様との約束に落ち度がないようにするためである。今日、二階ではISOの研修が行われていたのだが、まだまだマツミには改善すべき問題が多いことは確かだ。
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地下では相川伸一郎先生の個展が開かれている。みなさんが、心象風景に合う作品の前で立ち止まり、子供の頃の思い出話に花を咲かせていた。
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2007年11月15日(木)

相川伸一郎の世界!

だれもが懐かしむふる里の原風景を、心象鮮やかに表現する叙情画家、相川伸一郎先生の個展が明日からマツミハウジングで開かれる。東京では初めての開催となる。
作品の飾りつけが無事終わった。
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今日は、T邸の上棟があった。
快晴に恵まれ、素晴らしい上棟ができた。
30代半ばの研究熱心なTさんの挨拶を、社員をはじめ大工、職人たちは背筋を伸ばして聞いていた。
 
私がマツミハウジングに依頼することを決めた最大の理由は、みなさんがいい家造りの原理原則をしっかりと理解されていて、実践できる力量を備えていると確信したからです。
このようにたった一日で、屋根下地からTIPまで終わらせることができたのは、その良い証明だと思います。毎日のように基礎工事を見ていましたが、いつも現場が整理整頓され、掃除も行き届いているのに感心させられました。
これからも毎日、仕事の行き帰りに現場を見させてもらうのを楽しみにしています。
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上棟に携わった社員たちが帰ってきて、相川先生の作品を鑑賞したのだが、感動のため息がもれ、中には涙ぐむ者もいた。
その姿を見て、多数の貴重な作品を信頼という絆だけで託してくださった相川先生のご好意に手を合わせて感謝申し上げた。

カテゴリー: 投稿者 :松井

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2007年11月13日(火)

さらに「いい家」を造るために

ウィキペディアによれば、LOHAS(ロハス、ローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康と持続可能性の、若しくはこれを重視するライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルとされる。
では「ロ・ハウス」とは何だろう?
 
経済産業省、国土交通省及び環境省は、気候変動など地球環境問題などの環境変化に応えながら、快適で美しく、スマートな暮らしを目指すロハスなハウス、「ロ・ハウス構想」を推進していくことを目的として、学識者や産業界実務者などから構成する「ロ・ハウス構想推進検討委員会」(委員長・武蔵工業大学岩村和夫教授)を昨年7月に設置した。
委員長である岩村和夫教授はこのように訴えている。
 
ようこそ、私は「ロ・ハウス(LO・House)」です。
 
超少子高齢化社会はすでに始まっています。
気候変動などの地球環境問題も待ったなし。
身近な安全・安心も大きな問題。
 
日本人の暮らしも、日本人のすまいも、そして日本の住宅も、
これらのキーワードで大きく揺れ始めています。
 
そこに応えながら、快適で美しく、スマートな暮らしをめざす「ロハス」。
私はそんな暮らしをプロデュースする「ロ・ハウス」です。
 
その基本は、熱、光、風、香り、肌触り。
五感を通して外界と呼応する住まいです。
自然と向き合う暮らしです。
 
都市にも、田園にも、そこだけの場所があり、
ともに暮らす人たちがいて、次代を担う子供たちがいる。
「ロ・ハウス」はそんな「暮らしを耕す」舞台です。
必要なエネルギーも、設備機器も、建材も、十分吟味して選んで、そして長く使えるように。
 
だから私の氏素性を明かします。
初期の仕様・性能はもちろん、その後の履歴を残します。
そして、程よい住まい方をおすすめします。
 
気持ち良く、心地よく、美しく、
市場が変わり、社会が変わる。
そんなすまい、「ロ・ハウス」の出番です。
 
今日、「いい家」をつくる会のセミナーが開かれた。
「これからの家づくりの主要なテーマは何か?」を検討するために。
第一部 
●「次世代省エネ法」の改正
●品確法:温熱環境等級5以上設定
●CASBEE(キャスビー)によるラべリング
●ロ・ハウスによるラべリング
●「トクホの家」によるラべリング
第二部
●住宅設備の省エネ技術最新動向と新エネルギー法の提案
●太陽熱をはじめとする自然エネルギーのさらなる活用
第三部
ホームページリニューアルの提案
 
午後1時から7時半まで、さらに「いい家」を造るための検討が行われた。

カテゴリー: 投稿者 :松井

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2007年11月12日(月)

蓄熱暖房機 クレダとの相性

久保田さんの話である。
「今朝冷えるということは昨晩の天気予報で知ったので、息子にクレダの電源を入れるように頼みました。
今朝がたは気温が10度を割り込み、6時半ごろには7度近くまで下がりました。
しかし家の中はどこも暖かで快適です。あまりに暖かいので、もしや4台全部をONにしたのかと、一台づつ触わりながら確認して歩いたほどです。
結果は1階のリビング1台がついているだけでした。7年住むと息子も暖房の要領が分かっているのですね。
毎年、クレダの使い始めは、その暖かさに感動し、「これよ。この暖かさなのよ」と独り言を言ってしまいます。
松井さんが最初に説明されたように、外断熱・二重通気工法の家との相性がバツグンであることを今年も再確認しました。
寒い冬が楽しみな家って、本当に素晴らしいですね」

カテゴリー: 投稿者 :松井

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2007年11月11日(日)

愛犬への誓い

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(クレダ暖房機の前で)
今夜は、女房が友人との食事会に出かけたので愛犬のななと二人だけ。
ちょうど「いい家」をつくる会のブログを読んでいたときにかすかに雷鳴が聞こえた。二階から、ななが急ぎ足で降りてきた。
椅子に座っている私の膝に両手をのせて、「ボク、こわいよー」と訴える。
私は、カキザワホームズのブログ「犬のいる生活」を読んでいた。

「最近『犬の十戒』というものがある事を知りました。
その中に次のような言葉がありました。
 
私の一生は10〜15年くらいしかありません。
ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです。
私のことを買う(飼う)前にどうかそのことを考えて下さい。
私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう 。
でも...私には貴方だけしかいないのです。」
 
そうか、おまえの一生は10〜15年しかないんだよね。
そう言えば、チャッピーも、ノンノンも、マリもそうだった。
愛犬たちが目に浮かんでくる。
思わず、ななを抱き上げた。
そして、「もう、絶対に叱ったりしないよ」と誓った。

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2007年11月09日(金)

換気の日

11月9日は「換気の日」。換気の大切さを学ぶ日である。
2003年7月に建築基準法が改正され、24時間の機械換気装置の設置が義務付けられている。
ところが、プロの中にも換気の大切さを知らない人たちがいる。
一人は、シックハウスの主犯格であるホルムアルデヒドさえ退治できれば換気装置は不要だとするウッドビルド工法の寺島今朝成さんだ。
もう一人は、「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」の著者である神埼隆洋さんだ。
寺島さんは、自慢の「呼吸する家」が「国土交通省より(シックハウス対策法)健康住宅の特別大臣認定を取得しました!」と盛んにPRしている。
そこで、国土交通省に問い合わせてみた。
すると、ホルムアルデヒドを排出できる特殊な仕掛け(ソーラーサーキット工法のインナーサーキットに酷似したもの)が大臣認定されているが、「特別」という認定はしていないとのこと。
「24時間計画換気を使用しないで実現できるクリーンな空気環境」とか、「医師も薦め、国も認めた健康住宅」というような宣伝方法は、公正取引委員会で検討される課題であるとの見解だった。
 
では、神崎さんが主張するように自然素材で造った場合は機械換気装置が不要になるのだろうか?
国土交通省の見解では、必要とのことである。
となると、両者の主張はまやかし的である。そもそも、換気はなぜ必要なのかが理解されていない。
プロなのだから無知は許されないし、法令違反は犯罪となりかねない。
換気が必要な最大のわけは、人間が空気を汚染する生き物だからである。酸素を吸って炭酸ガスを排出し、水蒸気と臭いを発散し、なおかつ、生活することによっても空気を汚染し続ける。
ホルムアルデヒドの発散がゼロであるとしても、いや、化学物質の揮発がまるでないとしても換気が必要なのだ。
換気装置が不要な家ということは、言い換えれば、隙間が多過ぎるということなのだから、エネルギー浪費で、住み心地が悪いのはやむをえないだろう。
換気について正しく理解し、実践できる造り手は決して多くはないのが現状だ。

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2007年11月08日(木)

住宅業界のまやかし!

国土交通省の発表では、9月の住宅着工数が前年同月比44%も減少したという。
「いい家」をつくる会では、つい最近、メンバーに対して受注状況についての緊急アンケートをした。
その結果、「悪い」3社、「好調」7社を除いた残りは「まあまあ順調」と答えている。建築基準法改正がマイナスに影響しているとするのは4社。
ニチアスや東洋ゴムの耐火性能偽装の影響は皆無に等しい。
 
偽装してまで儲けようと企む企業が存在できるのは、「とにかく安ければよい」とする客がいるからだ。旭化成ホームズなどは被害者のように振る舞っているが、仕入れた側にも責任はある。「火事に強い」をキャッチフレーズにして儲けてきたはずではないか。
ニチアスに費用を負担させて「該当するすべて軒天を取り換えます」と、いかにも良心的なことをアナウンスしているが笑止である。
 
食品にしてもそうだが、インチキものが目立つときは、その半面でより安全で信頼できるものを求める動きが強まるのが世の常である。
「いい家」をつくる会にフォローの風が吹いているのを確かに感じる。
 
構造にしろ、断熱の方法にしろ、住宅業界のまやかしは目に余る。この際、徹底的に暴かれるべきだ。
「知らない、知らされない家造りの真実」を、私は勉強会で熱く語り続けているのだが、つい最近、某ハウスメーカーの経営陣から是非とも参加させて欲しいとの申し出を受けた。

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2007年11月06日(火)

「いい家」を造るぞ!

最近になって、勉強会に参加されたお客様からのプラン依頼が増えてきている。
昨日依頼された方は、3年前に参加された。
「ようやっと、土地が手に入りました。終の棲家にするのですから、納得できる家を造りたいのです。どうしてもマツミの家を建てて欲しいのです」
本当にありがたいお言葉だ。
このところ引渡しが連続しているのだが、100%お客様の幸せを願い、ただその一心で働き、そして感謝されるとき、社員も私も心底よかったと思う。
その気持ちを会社へ持ち帰ると、瞬く間に社内の空気が活性化し、「いい家を造るぞ!」という意気込みが充満する。
木造のエネルギーに包まれているせいか、新社屋では以前にも増してそれをはっきりと感じる。

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2007年11月05日(月)

結婚記念日の上棟

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H邸の上棟が無事終わり、ご主人が挨拶された。
「本日は朝早くから、皆さんありがとうございます。
基礎工事が始まってから、ご近所からたくさんお褒めの言葉をいただいています。いい工務店だと評判になっているようです。
実は、わたくしこの家造りについて、あまり関心がなかったのです。しかし、妻がありとあらゆるところを見て歩き、大変に勉強をしました。そして、最後にたどり着いたのが、松井さんの[「いい家」が欲しい。]と久保田さんの[さらに「いい家」を求めて]です。妻は、こんな家を建てたいと夢中になりまして、私がその気になるまで2ヶ月も待って勉強会に参加したのです。
2月の寒い日でしたが体感ハウスはとても暖かくて、気持ちよくて、私もすっかりとりこになり、こんな家なら建てたいと本気になりました。
いい家の完成を心待ちにしておりますので、よろしくお願いたします」
私は、奥さんに向かって言った。
「今日の上棟を迎えることができたのは奥さんのおかげですね」
奥さんは素晴らしい笑顔で答えられた。
「本当にいろんなところを見に行きました。仕事をしながらですから、しだいにくたびれて、挫折しかかったのです。そんなときに、本に巡り合い、私が望んでいるのはこの家だと確信させられました。
こうして木の香りに包まれていると、信じたことが正しかったと、もう、うれしくてなりません」
トビさん、大工さん、設計、監督、みんなの目が潤んでいた。
 
監督からの報告メールで知ったのだが、この日はHさん夫妻の36回目の結婚記念日だったそうだ。
そこで、タイトルを「木の香に包まれた上棟」から「結婚記念日の上棟」に変更した。

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2007年11月04日(日)

新事務所のデザイン−4

久保田さんから久しぶりに「思ったこと、感じたこと」に投稿する原稿が入った。タイトルは「100枚の雑巾」となっている。いつもながら、お人柄がよく出ていて心にしみるエッセイだ。
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新事務所のデザインについて、久保田さんとオランダの建物をいろいろと見ながら話し合ったことがある。10月1日に「滑稽なビル」で紹介したロッテルダムにあるキューブハウスを見学しながらも。
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「こんな事務所を造ったとしたら、どうなのですかね?」
「マスコミが競って取り上げてくれて、マツミハウジングは一躍有名な会社になるでしょう。でも、社員は落ちつかず、いい仕事ができないのではないでしょうか」と久保田さんは言った。
 
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どこから眺めても実に奇妙きてれつな建物だ。
机に座って、仕事をするのを想像したがどうにも落ちつかない。どこにいても安らがない。
社員の幸せを願ったら、とても容認できるものではない。
もしも奇をてらったとしたら、久保田さんから100枚の手縫いの雑巾をプレゼントしてもらえなかったと思う。

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2007年11月03日(土)

地鎮祭の準備

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10時からH邸、14時からM邸の地鎮祭が行われた。
玉櫛奉奠にあたり神前にて、数ある工務店、ハウスメーカーの中からマツミハウジングを選んでいただいたことに感謝申し上げ、次いで、社員、大工、職人が心を一つにして「いい家」をお造りしますと誓う。
そして、工事中事故やケガがありませんようにと切に祈る。
地鎮祭の準備は監督の仕事なのだが、みんな気迫と誇りを込めてやっている。
だから、どの現場にも清々しい緊張感がみなぎる。初めての神主さんは、たいがい驚かれる。
「こんな見事な準備は見たことがない」と。
地鎮祭の準備は、マツミの良心の発露でもある。

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2007年11月02日(金)

「7年かけた上棟」が完成

6月に「7年かけた上棟」(http://matsumi.com/blog/archives/2007/06/post_398.html)で紹介したY邸のお引き渡しが行われた。
Yさんは、こんな挨拶をされた。

このような素晴らしい家を完成していただきまして、たいへん感動しています。
私たち夫婦は嬉しさと共に戸惑いを感じています。こんないい家・美しい家に住んでよいのかしらと戸惑いを感じるのです。
上棟のときに、TIP構法のヒノキの板が夕映えにピンクに輝く様を、まるでモネの絵を見るようだとお話しました。それが完成して壁の中で息づいているのが実感され、胸が一杯です。
基礎造りから家造りにいたるまで、基礎屋さん、大工さん、職人さん、監督さんたちが実に丁寧に心のこもった仕事をしてくださり、一部始終を見ていたご近所の方々から、いつも褒めていただきました。
皆さんの笑顔も素晴らしかったです。

家を建てることは、野球に例えると千本ノックを受けるがごとくつらく大変なことだ、だから建てるなら40歳までにしなさいなどと書かれた本を読んだことがあります。しかし、私はじきに70歳です。ですからとても無理かと思いました。でも、設計の山本さんが、キャッチしやすい球を小分けに出して、親切にリードしていただきましたので、こちらも心おきなくわがままを言うことができました。
家造りに携わってくださった皆様を見ていますと、本当に松井会長の「住まいとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住まいづくりに携わってはならない」という信条が徹底していると感じました。
これからはじめての冬をこの家で迎えますが、私はしもやけ、神経痛とさようなら、妻はひびわれとさようならできるのではないかと楽しみです。
皆様に、真心をこめて造っていただいた家を次世代、次々世代にも暮らしてもらえるように大切に扱っていきますので、末永くお付き合いください。

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2007年11月01日(木)

不思議なことに

Aという建材会社の営業マンが設計部に封筒に入った資料を届けに来た。
20代半ばで身だしなみがきちんとした好青年なのだが、強烈なタバコ臭を発散していた。
「二階へどうぞ」と言いかけたが、資料を受け取りすぐに帰ってもらった。
タバコの臭いがひど過ぎるからだ。
その封筒を、たまたま設計部へ行こうとしていた久保田さんに手渡した。
そのとたんに久保田さんが「うわーっ、タバコ臭いッ!」と言ってのけぞった。
  
営業マンは、車の中にたっぷりと煙を充満させて走ってきたに違いない。これから訪ねていく先のことは何も考えずに吸いたいだけ吸って。たぶん、上司をはじめみんなが吸っていると思われる。
カネカの住宅資材部は、K部長をはじめヘビースモーカーが多い。
たぶん、ニチアスの社内も同じだろう。
他人が嫌がることはしない、という当たり前が無視されている。
  
しかしなぜかマツミのお客様にタバコを吸う人が目立つ。
社内は禁煙なので打ち合わせのとき、ご主人がしばしば外に出る。中には、始めと終わりに立ち会って、途中は席を立ったままという人もいた。
不思議なことに、ご主人がタバコを吸う場合、契約に至る期間が短い。

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