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2008年01月29日(火)

さらに「いい家」を求めて

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久保田紀子さんの〔さらに「いい家」を求めて〕改訂2版が発売となった。
初版が発売されたのは2003年10月7日で、2005年4月に改訂され、今回を迎えた。
住宅本で、発売されてから内容が二度もリニューアルされるのはそう多くはない。
今回変更になった主な点は、「ソーラーサーキット」が消えて「外断熱」になったことだ。その理由について久保田さんからメールをいただいた。

私が家を建てようと決心したのは、それがソーラーサーキットだったからではありません。外断熱だったからで、体感ハウスでその住み心地の素晴らしさに惚れたからです。〔「いい家」が欲しい。〕を読んで感銘を受けたのは、松井さんの家造りのポリシー、哲学に対してでした。
こういう人に造って欲しいと思ったのです。そう思ってから考えると、契約していた住友林業には顔が見えませんでした。造り手の顔です。
実際に住んでみて、私は松井さんの正直さに心が打たれました。本当にこころを込めて「いい家」を造ってくださったことが身に沁みて分かるのです。
それはかって経験したことのない感動です。だから本が書けたのですが、気になっていたのは「ソーラーサーキットの家」という呼び名です。
松井さんは3年ほど前に「外断熱は、ソーラーサーキットという一つの工法のためにあるのではなく、日本の家造りのためにあるべきだから、いずれ本からその名は消えることになる」と言われました。私はそのお考えに賛同し、本を書き改めようと準備していました。今回、松井さんの本とほぼ同時期に改訂版を出すことができ、ホッとしています。
二冊の本が、「いい家が欲しい」と願われるお客様にひとりでも多く読まれますよう願っています。

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2008年01月27日(日)

住宅不況

今日の勉強会には9組のお客が来られた。
終わっての個別相談が5組。東京と横浜事務所では朝からそれぞれ4組のお客様が打ち合わせに来られた。東京事務所には、3組のお客様が飛び込みで来られ、設計部の半数が休みなのでてんてこ舞いの忙しさだった。
住宅業界は大変な不況に突入したという見方が濃厚になりつつあるだけに、お客さまお一人お一人に手を合わせたい気持ちでいっぱいだ。

カテゴリー: 投稿者 :松井

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2008年01月26日(土)

外断熱の家の見方 

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(今夜10時の東京体感ハウスの床下。外気温1.4度、床下17.6度)

■急所は、床下、壁の中、そして小屋裏にあり
外断熱の家造りの良し悪しは床下、壁の中、小屋裏を見ると分かる。
欠陥住宅のほとんどは、それらの所にその相が現れている。住宅展示場や完成見学会に出かけたら、まず「床下を見せてください」と申し出ることだ。
断られたり、嫌な顔をされたら出てしまう。デザインやインテリア、そして営業マンや留守番の人の感じがいくら良くても、床下を喜んで見せてくれないようでは見学する価値がない。土間床方式と言って、床下空間がない家があるが、それでは点検が不可能なので将来が不安になる。
さて床下を見たら、断熱の方法について尋ねてみよう。基礎の立ち上がりはどのように断熱されているのかを知らねばならない。
床下が清潔で空気の感じが良かったらその家の一番高いところへ上がるのだが、その前に、エアコンは何台ついているか、冷暖房の方法を確認しておこう。階段を上りながら、温度と湿度、空気の感じがどのように変化するかを体感で確かめる。
小屋裏に上がったら、屋根はどのように断熱されているか質問しよう。そして冷暖房の効果が及ばない部分の屋根の下地板に触ってみることだ。夏であれば熱の透過があるか否かを確認できる。そこでゆったりと深呼吸をくり返してみよう。
一階と小屋裏の温度差をあまり感じないで、空気が気持ち良いと感じたら、検討に値する家だ。椅子に座ってじっくりと説明を受けることにしよう。
換気の方法と窓の性能、そしてシロアリ対策について必ず説明を求めなければならない。
キッチンセットやユニットバス、家具や調度品、カーテンなどは家づくりが決定してから参考に見せてもらうものであって、家造りの選択をする段階では見る必要がない。
それよりも壁の中を見ることだ。そこに自信がある造り手は、ちゃんと中が見られる工夫をしているものだ。
いろいろと説明を受けながら、暖かさ、涼しさ、空気の質や音の感じが肌に合うか否かを確かる。
肌に合うと感じたら、プランと予算と工期が合いさえすれば、その造り手に依頼しても後悔することはないであろう。
もしも内断熱の家をそのようにして見学したら、あなたはきっと建てる気がしなくなるはずだ。

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2008年01月25日(金)

ラッキーが縁結びの契約

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           (想像のラッキー)
契約が無事終わって、国立のHさんはこんなことを言われた。
「わが家にコーギー犬がいましてね。実は今日一緒に連れてきて契約書に判を押させようかと思っていたんですよ」と。
一瞬、私は何のことか分からなかった。Hさんは笑顔になられて話を続けた。
「犬も9歳になりますと、自分で散歩コースを選ぶようになるのです。今日はこちらと思えば違う方向に引っ張ってもテコでも動きません。その犬が、不思議と行きたがった方向があるのですよ。それがマツミさんのA邸の現場だったのです。当時家を建て替えようという気はなかったのですが、週に何回か散歩しながら眺めていると、だんだんと興味を惹かれるようになりました。
その後も犬と散歩しながら、私が朝に、妻が夕方に、現場を完成まで見させていただきました。そうこうしているうちに、またまた犬が行きたがる方向でマツミさんの現場が始まりましてね。それで電話をして、勉強会に参加し建て替えるならマツミさんでと決心したのです。
そんなわけで、その犬にハンコを押させたかったのですよ」
なんとありがたい犬なのだろう。私は思わず質問した。
「犬の名前はなんていうのですか?」
「ラッキーと言います」
「テーブルを囲んでいた社長、久保田さん、松木、佐藤の全員が、
「ええっ、ラッキーですか!」と声を上げた。
本当にラッキーな話をいただいて、わたくしはすっかりうれしくなって言った。
「お帰りになったら、ラッキーにくれぐれもよろしく伝えてください」と。

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2008年01月22日(火)

国土交通大臣閣下へ

木造の家を長持ちさせるには、構造体内部の結露の発生を防ぎ、雨水と湿気、そして洪水の浸入に対する備えをもつことが絶対に必要であり、それらなくして200年住宅を語ることは間違いです。構造体の内部に、湿気や水に弱い断熱材を目いっぱい詰め込んで通気性をなくしてしまった内断熱の家が、腐らず、蒸れず、シロアリに食われず、200年の長きにわたって存続できる確率はきわめて低いのです。
法隆寺や正倉院を内断熱して気密性を高めたら、50年もしない内に大修繕か建替えを余儀なくされることでしょう。それらの建物が千年以上長持ちしているのは、無断熱で通気性を大切にしているからなのです。
 
国が定める欠陥保証、つまり、構造と雨漏れによる保証期間は10年間に過ぎません。10年が過ぎて、構造材が腐ったとしたら保証の対象にならないのです。
私は内部結露で構造材を腐らせた場合には、50年間無料で修繕することを約束しています。外断熱をした場合には、内部結露は欠陥工事によってしか起こらないと確信しているからです。いずれにしても、10年程度の短期間しか保証できないで200年住宅を語るのは詐欺的行為であると認識すべきです。
 
また、住み心地が悪い家が長持ちすることは国家的な損失であることを知らねばなりません。なぜなら、そこに住む人がストレスを受け、寿命を縮め医療費の増大を招くからです。さらに心すべきことは、デザインの悪い建物がロングライフであると環境を悪化させ、周辺の家の資産価値を下げてしまうことについてです。
閣下は国民のためになると信じているのでしょうが、200年住宅のプラスとマイナスについて、お暇なときにじっくりと再検討されますことを提言します。

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2008年01月20日(日)

NHKテレビ勉強会を取材

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横浜体感ハウスでの勉強会は満席だった。
あるお客様の話はショックだった。
「天下の」と形容されるほどの有名メーカで新築したところ、賞品としてプレゼントされた暖房機をコンセントに接続しておいた夜中に家が全焼してしまった。原因はコンセント、つまり電気配線工事にあるのか、暖房機なのか、メーカーと暖房機製造元とが責任をなすり合い、結局は両者ともに責任を負わず、お客様は泣き寝入りしたとのこと。
「住む人の幸せを願うという心が、メーカーには何もないことを学びました」
値引きや賞品に惑わされたことが、どんなに高がかりについたかをお客様は淡々と話してくださった。
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今日は、NHKテレビの取材を受けた。
「夫婦別寝」について2006年2月17日に「思ったこと、感じたこと」に書いたのがきっかけだった。
http://www.matsumi.com/column/columu029.htm
インタビューを受けて話している最中にも、テーマの持っている重みを意識してうかつにはしゃべれなかった。
このテーマについては、番組を見て再度考えてみようと思っている。
放映は、今月31日の午後5時10分から6時までの間の約10分間だそうだ。

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2008年01月19日(土)

こんな寒い日の体感ハウスは?

このところ寒い日が続いている。
こんな日の体感ハウスはどんな感じなのだろうか?と訪ねてこられるお客様が多い。
今日は、昨年の秋に勉強会に来られたお客様が見えられた。
ご主人は一通り体感した後でこんなことを言われた。
「これまでに家に関する本はほとんど読みましたが、どれもまったく心に響いてくるものはなかったですね」
でも「これは」と〔さらに『いい家』を求めて〕を指差して、「久保田さんの本は感動しました。とても印象に残りました。実際に建てて暮らしている人が書いているので信憑性があるなと思いましたよ。そう思ったのは、唯一、この1冊だけでした。
私は築25年の木造家屋に暮らしていますが、住み始めた当初から結露、カビに悩まされ続けています。本の中にそのような環境に暮らして3年ほどすると、アレルギー体質になるという話が書かれていましたが、本当ですね。私は花粉症などにもまったく縁がなかったのに、慢性鼻炎になりました。娘もそうなのですよ。もうかれこれ10年もこの鼻炎に苦しんでいます」。
 
家の中に不快に感じる温度差がない、押入れの布団がサラッとしている、空気が気持ちよい。
ご夫妻は、自分の家と比較しながら隅々まで体感されてから帰り際に言われた。
「住み心地のいい家に暮らしたいという思いがますます強まりました。これから事務所によってプラン依頼をして帰ります」と。
                      久保田紀子記

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2008年01月17日(木)

愛と希望と感謝

昨年の末にお引渡しをした世田谷の横田正作様から実にありがたいお手紙を頂戴した。
横田様は、今年86歳になられる。

私は生きてゆくための絶対条件は、しっかりした人生観、世界観を持つことだと思います。
そのために日常自分なりの処世訓を持って、具体的な生き方を考え、実行する事が大切だと思っています。
私の処世訓は、愛と希望と感謝の三点であり、具体的に申しますと、まず愛とは人間関係だけではなく、生きとし生ける動植物すべてに対し、やさしい愛の心で接することです。
どんな状況下におかれても、希望を持って生きることです。希望を持って生きていると、勇気が出てきます。勇気を出して行動すればたとえ困難だと思っていることも、案ずるより産むは易しで、生きるエネルギーが増殖して命に輝きが出てきます。
「生きることは燃えることだ」これは私の大好きな言葉で、励まされ勇気づけられて感謝しています。
若い時は、自分は生きている。と思っており、今謙虚に考えると何と傲慢な自分だったと反省しきりです。
人間は大きな大自然の力によって「生かされている」のであり、何と感謝なことではないでしょうか。健康で生活できるということは、何とありがたいことと、感謝の念でいっぱいです。
マザーテレサは、「時間の使い方は命の使い方である」と言われましたが、残り少ない人生の持ち時間は、音もなく粛々と過ぎてゆきます。お互いの無事生かされていることに感謝して、精いっぱい充実した時間を創造してゆこうではありませんか。
愛と希望と感謝で、二度とない人生の最終ラウンドを祝福のゴングで飾りたいものですね。

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2008年01月15日(火)

新年最初の地鎮祭・上棟

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新年最初の上棟が無事終わった。
昨年11月26日に地鎮祭を行った網野邸だ。
網野さんは、「感動です」と私の手を両手で強く握り締めた。
事務所から歩いていける近さだったので、設計アシスタント、総務、経理の人たちにも見学させた。
みんな興奮した面持ちで帰ってきて、口々に「感動しました!」と言う。
 
今日は久保田さんが出席できなかったのだが、網野さんは帰り際に久保田さんに伝えてくださいとこんなことを言われた。
「さらにいい家をいくら探し求めてもムダですよ。これ以上にいい家はないのですから」と。
傍らで奥さんが「そのとおりですよ」と大きくうなずかれた。
 
13日に、新年最初の地鎮祭が世田谷区奥沢で行われた。
当日はとても寒く、終わってから監督の小林と伊藤さんは頬が硬直してうまく笑えなくなってしまったと笑っていた。
その顔を車に乗ってから思い出し、久保田さんと私は大笑いした。
「そうだ、あの頬を溶かしてやらなくては」と思い立ち、コンビニで熱いコーヒーを買って現場に戻った。
二人の頬は見る見る溶け出して、いつものいい笑顔になった。

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2008年01月13日(日)

新年早々のお叱り

昨日は新年会が開かれた。
150人を超える参加者で会場は賑わったのだが、私の心は重かった。
7日にお客様からお叱りを頂戴したことが、のどに刺さった魚の骨のように気がかりでならなかったからだ。
昨年の末に引渡しをしたのだが、外回りの工事が間に合わず、年明け早々に職人が現場に入った。そのことについて、監督からも設計担当からも何も連絡がなかったそうだ。そのために、お客様は仕事に支障を来たし大迷惑を受けたとのこと。
会社は5日から仕事を始めていたというのに、なんたる不手際なのだろうか。
お客様の立場で何も考えていない。引き渡してしまえば、外回りの工事なのだから職人が適当にやってくれるだろうと、たかをくくっていたのだろうか。
監督も設計も「すいませんでした」と謝る。私にはそれがたまらなく嫌なのだ。
ただ謝ってどうなるというのだ。お客様が受けた迷惑、困惑、不快、不安、不満を「すいませんでした」の一言で片付けれるというのか。
 
お客様にとって、家造りは人生最大のイベントであり、喜びであるはずだ。お客様に喜んでいただくことが、マツミの社員たるものの務めだ。
お客様が喜んでくださらない家造りは、たとえどんなに儲かるとしても私はやりたくない。
 
社長は挨拶で、地球温暖化防止に貢献すること、健康住宅を造っているのだからそれに携わるみんなも健康になること、そしてお客様に安心していただけるようなマナーを発揮することを提案した。
つまり、禁煙を求めたのだ。
 
プロたるものが、お客様が嫌がることをする、つまりお客様に甘えていいのか!
新年早々にいただいたお叱りは、正にそういうことなのだ。
甘えないでもらいたい。プロとしての仕事をしてもらいたい、そうお客様は求めているのだ。
何と恥ずかしいことだ。
 
みんな、お客様が天から降ってくるものだと思い上がっていないか。新年会がこうして開けるのは、誰のおかげなのだ。
自分たちが食べていけるのはお客様のお陰ではないか。そのお客様に甘えるとは何事だ。
そんな者は、プロではない!
私は、怒った。
会場はすっかり白けてしまった。しかし、すぐにベテランの大工、職人が盛り上げてくれた。
 
昨夜私はよく眠れなかった。
NHKのラジオ深夜便、4時5分からの「こころの時代」で、大和カルバリーチャペルの大川従道牧師さんが話されていた。
「愛は片思いでいいのですよ」と。
私の心の中には、お客様の代理人として社員や大工、職人に給料、手間代を払っているという意識がある。払った分に見合うだけのきちんとした仕事をしてもらわなければお客様に申し訳が立たないという思いが強くある。だから、その意識と思いに反する仕事や態度、マナーが許せない。

私の愛は、常にギブ・アンド・テイクであり、ギブよりもテイクの方が強い。お客様に絶対に満足していただかなければならないという思いが、完璧であることを求めて止まないからだ。その欲のために、みんなが緊張を強いられ、萎縮しているのではなかろうか。
私は、自分の至らなさ、未熟さを痛感しつつ5時の時報を聞いた。

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2008年01月11日(金)

消防士が、認めた家

二階の子供部屋から出火した。
消火活動が終わった後、消防士は汗を拭きながらこう言ったそうだ。
「いやぁ、この建物でよかったですね。木造だったら二階の床が燃え落ちて、近所にも類焼しているところです」と。
そのとき、親は消防士の指示で一階にいたという。
これは、今朝の朝日新聞に載ったヘーベルハウスの一面広告の要旨である。
そのキャッチコピーは、「消防士が、認めた家。」となっている。
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/llh/longlife080111.pdfこの広告に協力したのは、京都市の今村さんというご夫妻で、家を背景にした写真が掲載されている。では、同じく広告に協力した、いや、利用された「消防士」はどこの誰なのだろう。
それも明確にしないと、この広告は不当表示になるのではなかろうか?
国家公務員たる消防士が、企業のPRのために利用されていることについて、消防庁の見解を聞きたいのは私だけであろうか。
マツミの家の二階の床が落ち、隣家に類焼するほど火事であったら、間違いなくヘーベルハウスといえども建替えざるを得ないほどのダメージを受けるはずである。
「焼けた子供部屋は、内装をリフォームしてすぐに使えるようになりました」というのが事実なら、消防士がそんなことを言うわけがないと思うのだが。

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2008年01月09日(水)

本物の「いい家」とは?

あなたは、「住む楽しみ」をご存知ですか?
日々、住むことに感動を覚えていますか?
本物の「いい家」とは?
それらを知らないで家を建てたら大損です!
 
上記のコピーは、2月1日前後に発売予定である久保田紀子著〔さらに「いい家」を求めて〕改訂2版の帯になる。
人生の楽しみには様々あるが、「住む楽しみ」を知っている人は決して多くはない。本物の「いい家」には、日々住むことに感動を覚える瞬間がよくあるものだ。
福田総理大臣は、「200年住宅」を提案しているが、はたして総理夫妻は「住む楽しみ」をご存知だろうか?
耐久性が申し分ないとしても、住み心地が悪い家に喜んで住み続ける人はいない。改訂2版を読んでみると、その思いが一層強くなる。
「いい家」本が続々と登場し、「いい家」モドキや、偽「いい家」が乱舞する中で、「住む楽しみ」を味わうこと7年目になる著者だけが語れる、本物の「いい家」とは?

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2008年01月06日(日)

本当に大切なことは

私の本の末尾に、東京都府中市のF様からのお手紙がある。

「星の王子様」の「本当に大切なことは目に見えないんだよ」という言葉は、この家にこそ当てはまるものであるということを日々の生活の中で発見し続けています。
住む人の幸せを心の底から願いつつ、つくって下さったということが床下や室内の空気や温度・湿度を見たり体感するたびに本当によくわかるのです。
一番気になっていた母の血圧も下がり、一年中つけていた磁気腹巻もまったくいらなくなり、前に住んでいた家で窓を開けていないと息苦しいと言っていた母が、窓を閉めていて気持ちがいいと言っていること、長年苦しんでいたヒザの痛みもなくなり、通院が日課だったのに、この一年医者いらずというのも驚きです。

そのFさんからいただいた年賀状に、「母は93歳になります。家のおかげで元気にしています」と書かれていた。

「本当に大切なこと」、それを一人でも多くの人に知ってもらいたくて、年明け最初の勉強会に全力を尽くした。
9組のお客様は、身を乗り出すようにして熱心に聞いてくださった。終わっての個別相談は、6席がすべて満席。
プラン依頼を5件受けたのだが、「大手ハウスメーカーから契約をせかされている」という人が3組もいた。
昨年の11月以降に、そのように話されるお客様が目立って増えてきている。
必ずと言ってよいほど、値引きの提案がセットになっているようだ。
ハウスメーカーのあせりを感じる年の初めである。

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2008年01月05日(土)

私は、輝きたい!

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今日は、2008年の仕事始め。
新生マツミハウジングのスタートの年だ。
体感ハウスの案内が3組、それとは別にプラン依頼を3件いただき、幸先の良いスタートを切ることができた。
18時から、地下の多目的ルームで新年会。
私がスーパーで買い求めてきた品々を、社長と久保田さんが盛り付けて並べた。
席順はくじ引き、新年の抱負を語る1分間スピーチの順はアトランダム。
スピーチの時間を除いては、笑いの渦だった。
最後にケーキを食べてお開き。
実は、今日は私の69歳の誕生日でもあった。
「おめでとうございます」
社員の斉唱に応えて語った。
 
1911年生まれの日野原重明先生は言われている。
「途中の栄華は問題でない、最後まで目的を持って生きてこそ輝かしい人生です」と。
私には「いい家」を造るという目的=使命がある。それには、完成という終わりがない。だから、途中に栄華はない。
日々の、住む人の幸せを心から願う家づくりにのみ、人生の輝きを得たいのだ。
私は、輝きたい!
みんな、一緒に輝こう!

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2008年01月03日(木)

新年の初仕事

明けましておめでとうございます。
新年もお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

さて、京都議定書の実施元年が始まった。
日本はこれからの5年間、CO2の排出量を1990年よりも6%減らさなければならない。正月明けの各紙の一面には、地球温暖化に関する記事が大きく取り上げられているし、NHKテレビは特集を組んで報じている。住宅業界も懸命な努力を続けているのだが、これほどまでに急激に政治、経済がCO2中心にして動き出したのには、正直言って戸惑いを覚えた。
そこで昨年、ドイツ、オランダの最先端省エネ住宅を視察して回って、その戸惑いから抜け出ることができた。そして、これからマツミの家が進むべき方向性を定めることができた。
振り返ってみれば、マツミハウジングでは、すでに1990年から外断熱による省エネ住宅造りと取り組んできている。助走は十分なので、新年からは世界のトップランナーにぴったりとくっついて走っていこうと思っている。
そのためには、構造、断熱の方法、経費などのすべてをCO2排出量という価値基準から見直す必要がある。まずは、社員をはじめとして大工、職人たちの意識の変革を促す、それが私にとって新年の初仕事である。

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