<<2008年09月 | メイン | 2008年11月>>

2008年10月31日(金)

「ソーラーサーキットの家」にお住まいの方へ

現在、外の温度は12.7度です。
ソーラーサーキットの家にお住まいのお客様、ダンパーの閉め忘れがないかどうか、点検をお願いします。閉めたつもりでも、ロックがかからず開いてしまう場合があります。1か所でも開いてしまうと、冬にはてきめんに床が冷えます。それだけではなく、換気が正常に作用しないために、余分な湿気の排出ができず、窓や冷えた部分で結露が発生する危険が高まります。
以前、私は13度を目安に閉めるようにお話していましたが、夜間の外気温が20度を下回る日が増えてきたら閉めることをお勧めします。
冬の床下温度なるべく高めに保つためには、そうした方が得だからです。
また、小屋裏の夏用換気扇を必ず止めてください。
アルデセントラル換気の運転モードは、通常は「弱」にし、ちょっと換気が足りないと感じる場合には「中」にしてください。
空気吸入口のフィルターの点検も忘れないようにお願い致します。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月29日(水)

膝の上の〔「いい家」が欲しい。〕

DSCF3070.jpg

午前中に江戸川区東葛西にあるS邸の現場へ行った。
西武新宿線に乗って、花小金井から高田馬場。東西線に乗り換えて葛西までの所要時間は約1時間。
棟梁は高橋浩二さん。高橋さんの現場はいつ行っても親方と弟子の人間関係に温かみを感じてホッとさせられる。
写真は左から高橋さん、弟子の林、亀井、小原。小原さんはすでに親方となり、写真を撮っている佐賀という弟子をもっているのだが、このところ高橋親方から請われて応援に入っている。
 
高橋さんは西東京に住んでいて、毎日電車で現場へ通っている。
電車通勤は、どんなあんばいか尋ねてみた。
 
弟子たちもみんな電車で通っていますが、いいもんですよ。座れるとぐっすり眠れますし。私は、〔「いい家」が欲しい。〕改訂4版をいつも手に持って乗っています。
眠くないときは繰り返し読むようにしていますが、眠ってしまうときは、本を膝の上に載せて宣伝しています。実は、そうしている時間のほうが多いのですが。
 
弟子たちはどっと笑った。
私も笑いながら、電車の中で親方の膝に乗せられている本を想像して心が熱くなった。
高橋さんとの付き合いは、かれこれ35年ほどになる。
 
午後から、西荻窪のS邸の現場へ行った。
「談話室」で、換気装置のフィルターの掃除について「無口」さんという人からいただいたアイディアを検討するために。
フィルターの掃除は、できるだけ簡単にできるようにしておかなければならない。そのためには、小屋裏へ上がらずにできることが理想だ。しかし、間取り、屋根の形状などによっては無理である。S邸の場合、イメージしていたよりは難しいことが分かったが、明日、設計部、工事部と知恵を出し合って、なんとしても実現してみよう。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月28日(火)

上天気の上棟

DSC_2692.jpg
所沢市西所沢のO邸の上棟が無事終わった。
O邸は、両親の実家の庭先に建つ3階建ての家である。
私が到着したのは17時過ぎなのだが、想定よりも1時間早く棟上げができ、屋根の下地板まで打ち終わっていた。上天気のお陰である。
「いつもブログで見ているマツミの家の上棟を目の当たりにして、とても感動しています」と、Oさんご夫妻が笑顔で言われた。
お客様が感動してくださる家造りに携われる幸せを、今日もたっぷりと味わせていただいた。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月27日(月)

中村吉右衛門の「大老」を観る

NHKのテレビニュースを見ていると、わが国は大不況に突入しているかのような印象が濃くなる一方だ。
首相の太郎は、アンバランスな口角をさらに歪めて景気対策が大切だと当たり前なことを言う。一方、民主党の一郎は、一日も早く選挙を実施し、政権をわがものにしたいと念仏を唱えるかのように繰り返している。
二人の政治家の表情には、まるで華がなく、男気を感じない。
テレビで見るたびに、大義の薄っぺらさにうんざりさせられる。

しかし、歌舞伎公演「大老」の千秋楽を迎えた国立劇場は、別世界であった。
満席のあちこちに着物を着た婦人が多く見られ、中村吉右衛門が演ずる井伊直弼という人物の誠意、誠実に心打たれていた。

「信じる道を貫いて、捨石となる」
「それでよいのでは」
直弼の言葉に、妻のお静は死を覚悟して答える。
この世で、たった一人でいい。おのれのまことの心を知っている人がいてくれる。その幸せに、感極まって妻を抱き寄せる男の苦悩の深さ、美しさ。
庭に咲くあざやかな紅梅を、季節はずれの雪が包む。
明日の朝には、桜田門外で散る命であると、あたかも知っているかのように。
ラストシーンでは、客席にこらえきれない嗚咽が小波のように拡がっていった。

劇場を出て、「桜田門」を見たくなって歩き始めた。
傍らには、3人ずれの後期高齢者と思える女性たちが歩いていた。
「すばらしかったですね」
「やはり、歌舞伎は最高の文化ですね」
「吉右衛門の直弼に、私は惚れ惚れしました」
「いまの政治家たちに、ぜひ見てもらいたいものです」
私は、その一言に思わず声を発してしまった。
「まったく、おっしゃるとおりです。私も、そう思いました」
三人の女性は、一瞬驚かれた様子だったが、すぐに笑顔になられ大きくうなずかれた。

「大義をあやまるな」という大老の最期の声が、太郎と一郎をはじめとして、政治に携わる人たちに届くことを願わずにはいられない。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月26日(日)

不況だから安くなる?

今日の勉強会にお客様が乗ってこられた小型車に一目惚れをしてしまった。
トヨタが来月発売するという「IQ」に興味があったのだが、それよりもはるかに魅力的に思えた。
何度も周りを回って、見れば見るほど「こだわりの結晶」というオーラに魅せられた。

久保田さんに耳打ちして、お客様に「BRABAS」のメーカーはどこか聞いて欲しいと頼んでおいたのだが、聞き忘れてお客様は帰られてしまった。

久保田さんから電話があった。
お客様に電話して尋ねてみたところ、その車はベンツの限定モデルで、8月に日本で80台売られた中の1台であるという。
2月に発売の情報が流されたときには完売になったそうだ。

これからは不況だから小型車の時代になるという意見がある。
しかし、「IQ」にしろ「スマートブラバス」にしろ、値段は決して安くはない。
大きさから言えば、むしろ高い。
いいものは、それ相応の価格をしているという常識のとおりだ。
不況だから安くなるというものは、もともと価値が乏しいのだと思う。
事実、腕のいい大工、職人の手間代はこの経済情勢の下でも安くはなっていない。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月25日(土)

目が輝く家造り

IMG_0451.jpg
午前10時から、国分寺市でO邸の地鎮祭が行われ、午後1時半からT邸のご契約が行われた。
T邸は、三人の姉妹が80歳を過ぎた母親のためにと建てる。
新換気「SA−SHEの家」に対する三姉妹の期待の大きさは、とりもなおさず母への思いやりであることがひしひしと伝わってきた。
O様ご一家、そしてT様三姉妹のすばらしい笑顔に接し、「いい家造り」に携わることの幸せを心から感じた。

今日も、新換気「SA−SHEの家」を体感に来られるお客様が絶えなかった。パンフレットのおかげで、他社との断熱の方法、換気の違いを手短に、明確に説明できるようになった。
久保田さんをはじめ、社員たちは日に日に自信を深め、新換気「SA−SHEの家」の家造りに携る喜びに目を輝かせている。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月24日(金)

トヨタのプリウス

契約が終わって、Kさんは言われた。
「契約が延び延びになったのは、実は、母が反対だったからです。
母は、長年の間、爪に火をともすようにしてコツコツと商売をしてきました。
そういう人ですから、もっと安い家を建てるべきだと言うのです。それに・・・」
Kさんは、言いずらそうにしばらくためらってから
「工務店が倒産してしまったらどうなるのか、と心配しました。そこで、近くにある西武信用金庫の本店に行って相談したのです。
戻ってきた母は、とても明るい表情になって契約に賛成してくれました」
 
弊社が取引しているのは、花小金井支店である。
たまたま支店長が立ち寄ったので、その報告をしようと思ったのだが、つい言い忘れてしまった。というのは、支店長が目を輝かせて、自分が乗っているトヨタ「プリウス」の自慢話に熱中したからだ。
「家で言えば、正にSA−SHEの家ですよ。エコロジーで乗り心地満点。安全性も高く、アフターメンテナンスも良し。しかも、運転していて楽しいのですよ。それがたまりませんね」
 
支店長が帰ってから、早速女房に言った。
「次に乗る車は、プリウスに決めた」と。
そして思った。
Kさんは、きっと3年後に、友人や知人に新換気「SA−SHEの家」の自慢話をしてくださるだろうと。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月23日(木)

雨漏れにも安心できる家

IMG_0407.jpg

調布市深大寺東町のT邸の上棟が無事終わった。
雨を想定して午後2時過ぎには棟を上げ、屋根にシートを被せた。
それが終わるや否や、予想以上に急激に雨が降り始めたが、あたかも屋根工事が完了しているかのように雨漏れすることなくTさんご一家を迎え入れることができた。
周りはシートで囲えなかったが、TIPの斜め45度に張られた板が雨水の浸入を防ぐのに役立っていた。
TIP構法は、外断熱との相性が極めて良い。万一雨漏れしても水切れがよく、雨水は床下へと滑り落ちるので発見し易い。発見が遅れても、通気性が確保されているので腐れなどの不都合な事態になりにくい。
新換気「SA−SHEの家」は、構造体の内部も換気するし、床下には湿度が60%を超えると自動運転する除湿機がセットされているからなお安心できる。
造る側にとって、自分に都合が良い家造りは無数にあるが、新換気「SA−SHEの家」のように安心できるものは数少ない。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月22日(水)

14代引き継がれる家造り

IMG_0404.jpg
今日は現場を7ヵ所回って、5時半に世田谷区北沢のS邸の上棟現場に着いた。
すでに片付けが終わり、中で社長が構造についての説明をしていた。
Sさんは、手短に挨拶された後で、一升瓶を手に取られた。
「これは、『一四代』という名のお酒です。ぜひ、松井さんに味わっていただきたいのです」
それを見て、久保田さんがすかさず言った。
「うワーッ、すごいですね!『一四代』は、三本の指に入ると言われている銘酒ですね」と。
山形県村山市にある高木酒造が、創業以来一貫してうまい酒を造ろうと積み重ねた苦労が、14代目にして花開いたものだという。
Sさんから手渡された一升瓶には、その感慨が重く込められていた。

「一四代・・・」
私は、想像して軽いめまいを覚えた。
一四代にわたって、後継者が絶えない仕事とは、いかなるものなのか。
ひとりで味わいながら、おのれの場合を想像してみた。
三代目までは想像できるが、その先はできない。
私は、頭を思いっきり強く殴られた思いがした。
「お前の家造りは、たかだか三代の仕事にすぎないのか!」
増長するでないぞ!
お客様方の、声なき声が聞こえてきた。
やがて、酒のうまさが想像力を鈍らせ、ほろ酔いの頭の中に浮かんだのは、本の中で私が一番大切にしている言葉だった。

こだわりを大切にする人がいる。
それに応えることを喜びとする人がいる。
より「いい家」を求める人がいる。
それに正直に最善を尽くして応える人がいる。
本物にこだわる人同志がある日出会って、
感動し合える家づくりをしたいと願う。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月20日(月)

「カタログではなく、パンフレット」

新換気「SA−SHEの家」のカタログを手にとって、女房が不安気に言った。
「ずいぶん薄くて、軽いのね。この程度のもので新換気システムの良さをお客様に納得していただけるのかしら?」と。
社員の誰もが言わなかったことだ。
社員も、実はそう思っているのではなかろうか。
カタログは、文章からデザインまでほとんど私のアイディアによるものだ。
それだけに、独りよがりで悦に入っていたところがあったのは確かである。
女房から水をさされて、冷静に手にとってみた。
確かに、薄くて、軽い。

過日、「一条工務店」のカタログを、もう不要になったからと言ってくださったお客様がいた。それを受け取ったときの感触がまざまざと思い出されてきた。
ずっしりと重く、指でつまんで持っていたら、30秒もしない内に重さに耐えられず落としてしまうほどだった。
私は、それを思い出して愉快になった。
新換気「SA−SHEの家」は、「一条工務店」が誇っている断熱の方法、換気システムよりもはるかに優れている、と自負しているからだ。

久保田さんの意見を聞いてみた。
すると、こんな答えが返ってきた。
「これはカタログではなくパンフレットではないでしょうか?
いずれにしても、訴える中身の勝負ですから、このパンフレットは分かりやすくて、すばらしいと思います」

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月19日(日)

新換気「SA−SHEの家」のカタログ

新換気「SA−SHEの家」.jpg
ようやっと<新換気「SA−SHEの家」>のカタログ見本が出来上がってきた。今月末には完成する。
今日の勉強会で、カタログに基づいて「これからの家造りはどうあるべきか」を話した。お客様をはじめ、社長、久保田さんから「とても分かりやすい」と好評だった。

カタログの目次はこのようになっている。
●健康増進住宅 新換気「SA−SHEの家」とは?
●構造・断熱の方法
●きれいな空気への進化
●逆転の発想
●空気は見える?!
●「住み心地」の質

目次に従ってページを開いていくと、15分で「これからの家造りはどうあるべきか」の答えを知ることができる。
このカタログを手元に置いて、10回見てから依頼先を選ぶなら、家造りに失敗することはないと確信する。
これから、「いい家」をつくる会のメンバーさんたちと共に、このカタログを用いて<健康増進住宅 新換気「SA−SHEの家」>の普及に努めていくことになる。それがいまから楽しみでならない。
動画のカタログと併せて見るなら、他社の換気システムとの違いが明確に理解できるはずだ。
一日も早く、家造りに迷っているお客様のお手元にお届けしたい。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月18日(土)

換気に関する「2013年問題」とは?

DSCF3337.jpg
ダイソン社製のハンディクリーナーを手元に置いておくと、フィルターの掃除を気軽にできる。空気浄化装置の右側に見えるメッシュフィルターを月に2回掃除すれば、換気装置本体のフィルターの掃除は半年に1度程度で済み、いつもきれいな空気を胸いっぱい吸える生活ができる。
 
第一種換気装置を健康増進に役立つものにするか否かは、フィルターの掃除次第である。
造り手の多くは、それを知ってはいるがあまり触れたがらない。半年も掃除を怠ったフィルターが、どのようになっているのかを知らない、知ろうともしない造り手も多くいる。
2003年7月から、機械的な換気装置の設置が法律で義務付けられたのだが、そのときに換気装置の維持管理義務を誰が負担すべきかは論議されていないようだ。
2013年には10年目を迎えるのだが、住人の多くは換気装置を点検して恐怖を覚えるのではなかろうか?
外部の空気を浄化することなく換気装置に入れるのは、あまりにも無神経であり、暴挙に近いことだ。
しかし、手前で浄化フィルターを使うことは、掃除を怠った場合に空気抵抗を増大させ、肝心な給気量の確保が難しくなってしまう。そこで、やむを得ずに「恐るべき厄介」はブラックボックス化され続けてきている。
空気抵抗の問題を解決した新換気システム=CS−HVSが開発されたからには、暴挙は法的な責任問題になる可能性がなきにしもあらずだ。
いずれ換気は、「2013年問題」としてクローズアップされることになるであろう。 
 
大阪の大成さんのブログに、Pホームの第二種換気装置の話があるが、それは住む人の幸せを考えていなさ過ぎるやり方だ。

http://taiseiblog.blogzine.jp/taiseiblog/2008/10/post_4fdb.html

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月16日(木)

久保田紀子「悪者の家」パート2

我が家がテレビドラマで使われるのは、嬉しい反面、気が重かった。
撮影で家の表と玄関内を使い、俳優さんの控え室と着替えに室内を貸していただけないか、とのことだったからだ。
となると、真っ先に思ったことは片付けをして掃除をしなくてはならないということだった。庭の植木も伸び放題なので、植木屋さんも手配しなければならない。あれもこれもと考えてしまい気持ちが急いた。
電話で植木屋さんと打ち合わせを終えると、息子がこんなことを言った。
「それって、いいのかな?今の手入れをしていない状態を監督さんはいいと思ったんじゃないの?一応確認してからにしたら」
なるほど、さもありなんと思ったが、そのままにした。
しかし、剪定作業中に担当者が偶然にもやって来て、庭を眺め回した後でいかにも「まずいなー」という表情をした。そして、門から玄関までの植木はこのままにしてくださいとのことだった。私は、いつものほほんとしているように見えるが、わが息子の気づく力に驚かされた。
  
家の中は、3日程掛けて片付けた。
仕切りドアのない家の中は、一段とすっきりし、広々とし気持ちが良くなった。
撮影初日、私はだいぶ緊張しながらスタッフや俳優さんを待っていた。
まず最初に、大道具や小道具のスタッフの方々が入ってきて、室内に傷などが付かないように養生し、テーブルなどが実に手際よくセットされる。そこに衣装やメイク担当の人たちがやって来て準備に入る。
大道具さんは、リビングと玄関の中間に壁を立ち上げ書画をセットした。照明係はライトを当てる位置を確認している。
外を見ると、道路には車が数台駐車しており、他のスタッフも大勢いた。駐車場のゲートが上がり、ジャガーがバックで庭に入ってきた。ワックスがよく効いて車体が輝いている。
それらの人たちに向かって、眼光の鋭い老齢の人がいろいろと指示を出していた。よく見ると、その人が監督さんだった。下見にきて挨拶されたときは、柔和で腰の低い方だったが、まるで別人のような威厳を放っていた。
先日、頂いた名刺には山本邦彦とあった。サスペンスドラマや新必殺仕事人などの監督もされているという。
今回撮影されるドラマは、テレビ朝日の2時間もので、「弁護士・森江春策の事件 裁判員法廷」だそうだ。
私はじゃまにならないようダイニングで待機することにした。そこに、このドラマのメインキャストである中村梅雀さんが入ってこられた。
「おはようございます!おじゃまいたします」
テレビで聞き覚えのある声だった。
我が家に、芸能人がやってきた瞬間である。
私の瞳は3倍ぐらいに見開かれたに違いない。最高の笑顔でお迎えした。続いて角替和枝さんが入ってきて、「よろしくお願いします」と頭を下げられた。
ああ、彼女の独特の声を生で聞いた。私は、すっかり興奮してしまった。そして自分に問うていた。
「あなたは、なぜこうも芸能人を見ただけで興奮してしまうのか」と。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月14日(火)

父とご先祖様に感謝する家造り

IMG_0369.jpg
東京都稲城市のO邸の上棟は、雨に見舞われたが無事終わることができた。
予想より2時間早い午後2時頃から雨が降り始めた。現場では、小屋組みに入るか否か判断に迷っていた。つまり、上棟を明日に延ばすかどうかということである。
私は、絶対に無理をするなと厳命してある。
社長から電話が入った。
全員体調は良く、気力が充実している。雨は、もう2時間は今よりひどくなることはない。安全確保に十分注意しながら棟上げを行うと。
このような場合、正直言って迷いが生ずる。私はすぐに現場へ向かった。現場で、鳶や大工たちの動きを見守っていると心は落ち着いた。彼らは、雨を苦にしている様子がまったくなく、鍛え抜かれたアスリートのように、軽やかで、しかも悠然として、頼もしかった。
午後4時、無事上棟式が行われた。
Oさんが挨拶された。
 
この若さで念願の「マツミの家」を建てられるのは、大学1年のときに亡くなった父が残してくれた土地があったからです。その土地は、ご先祖様からのものです。私は、父とご先祖様に見守られていることに心から感謝しています。
 
その言葉を聞いて、私は誓った。
お父さんとご先祖様に喜んでいただける<新換気「SA−SHEの家」>を造ることを。
 
地鎮祭のときにいただいた奥様の手作りクッキーを今日もいただいた。
私は余分にいただいた2袋を、鳶と棟梁の奥さんへのプレゼントにさせてもらった。二人の表情には、奥さんの笑顔がはっきりと浮かんで見えた。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月13日(月)

宴会と会議という付き合い

今日は<新換気「SA−SHEの家>の契約を2件いただいた。
Mさんは、契約金額が大きいこともあって、今の経済情勢で契約することに不安を感じられていたようだ。
「もし、マツミが倒産してしまったら」と、担当の設計士に尋ねたという。すると彼はためらうことなく「命をかけて会社を守ります」と答えたという。
私は思った。
万一そのような事態になったとしたら、完成保証制度に頼ることなく、特別な融資を必要とすることもなく、大工さんと職人が自発的に一致協力してお引渡しをする。その指揮は、社長をはじめ心ある社員が必ずやり遂げる、と。
それは何故か?
「住む人の幸せを心から願う」という家造りが好きだからだ。心底から好きでないものは去っていくだろうが、好きな人たちは勇躍して責任を果たすに違いない。

私は、宴会と会議という付き合いが苦手だ。ゴルフを絶ったのも、延長線上にそれらの付き合いがある場合が多いからだ。
私が、もし銀行関係とゴルフの付き合いを始めたり、宴会や会議にいそいそと行くようになったら要注意である。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月12日(日)

新換気システム(CS−HVS)

このところ、お客様からの問い合わせが着実に増え続けている。
今日は9組のお客様が<新換気「SA−SHEの家」>を体感に来られた。
そのため東京での勉強会を中止して、私は横浜で久保田さんと共に、東京は社長と専務が中心になって応対に当たった。
そして3組の方からプラン依頼をいただいた。
<新換気「SA−SHEの家」>は、ソーラーサーキットの家と比べると、はるかに説明しやすい。
IMG_0367.jpg
(今夜10時撮影。外の温度17.8度。床下の温度24度)
お客様にはまず床下で、「通気工法」との違いをダンパーの開閉をしてご説明する。ダンパーの上には、湿度が60%を越えると自動運転する水捨ての必要がない除湿機(ダイキン・ルームドライ)がついているので、併せて説明する。
それから、小屋裏にある「換気ルーム」へとご案内する。
IMG_0350.jpg
写真のように、一目で「新換気システム」を見ることができる。
「室内と同時に、床下、壁の中、そしてこの小屋裏も換気しています。右手にある空気浄化装置で虫や土埃、カビ、花粉などの侵入をカットします。ですから、換気装置本体(第一種全熱交換型)のフィルターと熱交換素子の清掃が楽になるのです。
(掃除の仕方を実演する)
左に見えるのがセントラルシャフト内に納められた給気ダクトです。
こんなに太くて直線ですから、空気抵抗が少なく、その分、高性能なフィルターを用いることができ、供給する空気を一段ときれいにできるのです。ということは、ダクトの汚れも少なくなるということです。後ほど二階でダクトの点検口をお見せします。
換気ルームの温度が27度を越えると、エアコン(2.2kW)が自動で運転します。今年の夏は、この一台で家中がまあまあ涼しかったですよ」。
IMG_0356.jpg
換気装置の上には、手芸品とか、趣味の品々を並べて置くといい。埃がつかず、傷むこともない。換気ルームに行くのが楽しみになるようにすれば、フィルターの掃除は苦でなくなる。小型の掃除機を用意しておくと申し分ない。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月11日(土)

情熱なくして「いい家」はできない!

練馬区石神井台のY邸と、府中市小柳町のN邸を無事お引渡しした。
Y邸の玄関に立つと、一昨年お引渡ししたご両親とおばあちゃんの住む家が見える。
ご両親とおばあちゃんを交え、和気あいあいとした雰囲気に包まれ感謝と感動がこだまし合うお引渡しができた。
「良縁は、良縁を招く」というが、正にそのとおりだ。
Yさんからこんなメッセージをいただいた。

<私共が御社に初めてお伺いさせていただいたのは昨年12月でした。それから1年間で『いい家』を造って頂き、誠にありがとうございました。
特に設計の川上さんには、厳しいことをお願いしたこともありましたが、私共の感性に合う様々な提案をしていただき、打ち合わせもスムーズに行うことができました。改めて感謝申し上げます。
最近、ポリシーの乏しい人や会社が多いように見受けられます。ポリシーがないと様々なことが低きに流れてしまいます。そのような状況下で、御社ほど一貫したポリシーを持ち続け、また、社員、大工、職人などすべての関係者に浸透させている組織はこれまでに見たことがありません。
もちろん、そのような環境を構築するまでには多大な精神力、労力が積み重ねられていると思います。ぜひとも、これからもそのポリシーを維持し続けて欲しいと思います。本当にありがとうございました。>

N邸の北側のご主人が庭に出ていられたのでご挨拶をしたところ、「ちょっとどうぞ」とリビングに招き入れられた。
「あなたの書かれた本を読ませていただいています。地鎮祭のときからずっと拝見させてもらってきましたが、仕事ぶりが本に書いてあるとおりですね。
いい仕事をなさいますね」
と、たいそう褒めてくださった。
工事中は、周りのかたがたに大変なご迷惑をお掛けしてしまう。とくに、北側の方には、耐え難いようなご迷惑をお掛けするのだが、引渡しの日に、コーヒーをいただきながら労をねぎらわれたのは初めてのことだった。
「このコーヒーは、おいしいですね」と、私は心底から言った。
すると、奥さんが、
「このコーヒーは、皆さんがおいしいと言ってくださるのですよ。
よろしかったら一袋差し上げましょう」と言って、下さった。
その袋には、「金田中コーヒーのお話」としてこんなことが書かれていた。
 
<コーヒーは、私どもの情熱です。
長い旅をして数々の人々の思いのこもったコーヒー豆たちがあなた様にご満足をいただき、旅を終えるように、商品作りに努力を重ねております。
原料にこだわりつつ、その特徴を味わっていただきながら、どなたにも喜んでいただけるように当社独自のブレンドになっています。
“リーズナブルな価格で品質の良い新鮮なものをお届けする”をモットーに、必ずまた飲みたくなっていただけるよう日々、おいしいコーヒーをつくりつづけております。>
  
いいものをつくる。
それは、情熱なくしてはできない。
一棟ごとに、初心に立ち返り、「いい家を造る」という新たな情熱を燃やし続けることの大切さを、肝に銘じた一日だった。
 
Nさんにコーヒーをいただいた話をした。
するとNさんは、
「あの旦那さんと、いつの間にか私よりもいい関係を築かれたようですね」
と言って笑われた。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月10日(金)

千葉県流山市での地鎮祭

DSCF3281.jpg
千葉県流山市松ヶ丘でH邸の地鎮祭を行った。
御祭りを執り行ってくれたのは、小平市仲町にある熊野宮神社の神主さんで、私からの願いを快く受け容れ出向いてくださった。
海の幸は、飛び切り生きのよい天然モノの鯛である。小平市花小金井で商売されている「山加水産」さんが用意してくれた。山加さんは、10年以上前にマツミで自宅を建てられた。
以来、マツミの家の地鎮祭には築地の魚河岸まで行って仕入れてきてくれている。
DSCF3279.jpg

Hさんから家造りを頼まれ、私は三回お断りした。
しかしHさんは、「マツミの家を建てられないなら、私は建て替えを諦めます。でも、なんとしてもマツミの家で余生を送りたいのです」と言われた。
私は感動した。
そこまで信頼してくださるHさんのご期待にお応えしよう。
地鎮祭には、40年以上のお付き合いである熊野宮の神主さんと、山加さんの鯛があらねばならない。山の幸は、私の女房がいつものように用意した。
Hさんは、久保田紀子さんの本も読まれている。そこで、久保田さんにも参加してもらった。
そのようにして、穏やかな晴天の下で地鎮祭は無事終わった。
すぐ近くでは、住友林業が建て前を行っていた。
掛け矢(樫の木で作った大型の槌)の音が、かーん、かーんと、やけにいい音を響かせていた。
「よーし、上棟のときはもっといい音を響かせるぞ!」
そう誓って、現場を後にした。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月08日(水)

「いい家」をつくる会セミナー開催

「いい家」をつくる会のセミナーが開かれた。
新換気「SA−SHEの家」と本格的に取り組む覚悟を問うための会議である。
住む人の幸せを心から願うと必然的にたどりつく家造りなのだから、半端な覚悟では取り組んでもらいたくない。
しかしながら、覚悟が定まらないように見受けられる会員が数社いる。そのうちの2社は、昨日までに話し合った結果退会した。
今月中には、新換気「SA−SHEの家」こそが「いい家」であると心底から思い、実行できる人たちだけになるはずだ。
すでに、三重県のマルカさんは、全国で最初の新換気「SA−SHEの家」を昨日引き渡したという。
迷いなく、これがいいと確信し、果敢に前進する工務店主の表情は、みな満面に笑みを浮かべ、自信にあふれ、先行きは明るいと断言する。
懇親会は、これまでにかつてないような熱気に包まれ、談笑のうちにあっという間に予定時間が過ぎた。
 
ところで、新換気システムに、ハウスメーカーから熱い視線が注がれているという。
いいものは、注目を集めて当然である。住む人の健康増進に役立ち、こんなに「きれいな空気が見える化」された換気システムは世界にも類がないのだから。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月07日(火)

入魂の技術

IMG_0281.jpg
埼玉県新座市でT邸の地鎮祭が行われた。
式が始まる前にTさんに尋ねた。
「このところ毎日のように株安や不景気のニュースばかり続いていますが、
こんな時期に建てることについて不安になりませんか?」
「いいえ。何も不安はありません。資金の一部は借入ですが、無理はしていませんし、私にとっては、今が建て時だと確信しているからです」
Tさんは明るい表情で答えてくれた。
「松井さんのブログに、『建て時』は景気に左右されるものではないと書いてありましたが、私も同感です」
御神前での二拍手に、私は精一杯の気迫を込めた。
IMG_0293.jpg

杉並区西荻窪では、S邸の上棟が無事行われた。
技術畑を一貫して歩いてこられたというSさんは、若々しくてとても81歳には見えない。ちょっとした仕草にユーモアがあり、お話を聞いていると頭脳の瑞々しさに圧倒されてしまう。
Sさんは、送電線の鉄塔をつくる仕事に長年携わってきたという。挨拶の締めはこんな具合だった。
「技術というものは、どんなに優れているものであってもそれを用いる人にマイスターのような職人魂がなければ生かされません。
今日の上棟に至るまでの皆さんの仕事ぶりを拝見して、みなさんが優れた技術と、素晴らしい職人魂の持ち主であることを知らされうれしく思っています。
私は、仕事にはとてもうるさい人間ですが、良い仕事が分かる心と目を養ってきたつもりです」
結びで、柔和な目がきらりと光った。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月06日(月)

悪者の家?

一月ほど前に、久保田紀子さんから相談があった。
「テレビドラマに自宅を使わせてもらいたいというのですが、どんなものでしょうか?」
「どういうわけで?」
「あちこちと探し回って、ようやく見つけたと言ってます」
「どんなドラマですか?」
「サスペンスモノだそうです」
「いい宣伝になるかもしれませんから、使わせてあげたらいいのでは」
久保田さんは、乗り気でない様子だった。

それから数日後、監督さんと数人のスタッフが下見に来たという。
「この家はイメージにぴったりです。ぜひ、使わせていただきたい」ということになり、撮影に要する日数は3日で、1日は豪雨を降らせて撮るそうだ。
久保田さんの声がいつものように弾んできた。

撮影初日、スタッフが30人ほどでやってきたという。
あまりのにぎわしさに近所の方々が集まってきて、その多さに久保田さんは驚いたという。
「ところで、どんなストーリーなのですか?」
「私もよく分からないのですが、犯人が家に戻ってくるシーンを中心に撮影していました」
「ということは、久保田さんの家には犯罪者が住んでいるということですか?」
「ええ、そのようです」
「ええっ!となると、『いい家』が悪者の家となる?」
「でも、いまさら止めて下さいとも言えませんし・・・」
久保田さんの声がすっかり曇ってしまった。

この続きは、久保田さんの了解を得て書くことにしよう。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月05日(日)

家の見方 四つのポイント

昨日も今日も、新換気のSA−SHEの家を見学するお客様が絶えなかった。
ほとんどの人が「分かりやすい」と言われる。新換気システムが極めてシンプルであり、空気が見える感じがするのがいいと言われる。
今日の勉強会には三回目の方がいて、新換気になってからは初めてだったが、「空気の感じがとても良くなっているのが分かる」と納得されていた。
二日間で5組のお客様から、プラン依頼をいただいた。 
 
家の見方として絶対にはずしてはならないのが、構造・断熱の方法・冷暖房、換気の方法の四つのポイントである。
建築中であっても家に入ったら、とにかく床下から見る。断熱の方法はどうしているのか、施工はしっかりしているか、床下を覗いて確認しなければならない。
基礎の断熱がしていなかったり、内側で断熱していたらその家造りは選ぶべきではない。基礎外断熱で、シロアリ対策がいい加減なものは論外である。
暖房が空気暖房だったら最悪だ。換気の方法については「改訂4版」をぜひ読んでいただきたい。必ず知って得することが書いてあるからだ。
換気について、納得できない場合には契約すべきではない。
「無垢の木と漆喰で造れば、換気は不要だ」などという意見は無知の極みである。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月04日(土)

〔「いい家」が欲しい。〕改訂4版発売!

改訂4版が発売となる。書店では早ければ8日頃からになるようだ。
 
「ついこの間、改訂3版が出たばかりなのに、もう4版ですか!」という声が聞こえてきそうだ。
「次々に改訂を重ねて売り上げを伸ばそうという魂胆ですよ」と、解説する人もいそうである。
私には、そんな考えは微塵もない。
より良い家づくりを目指し続けるものにとって、進化は必然なのだ。
わが国の家造りは、大変革の只中にある。3年前、いや、3ヶ月前は「かつては」と断り書きが必要となるほどに進化し続けている。
したがって、3年前に発売されて内容が書き改められていない住宅本は、過去のものでしかない。
 
今回の改訂の主な目的は、健康増進に役立ち、住み心地を左右する「換気」について書くことだった。
これまでの家造りを通じて、私が確信したことは、「いい家」であるか否かは、「換気」によって決まるということだ。
 
「換気」の何が、どこが問題になるのか?
それを知らないままに、家を建てたら大損をする。
いま、国は、「超長期住宅」と同じように補助金をつけて省エネのトップランナーを競わせようと計画を練っている。
補助金をもらえることを喜ぶ前に、造り手に問い質すことがある。
 
「この家では、何年間きれいな空気を吸えるのですか?」と。
 
「いい家」をつくる会の会員は、契約する前にその答えを正直に説明しなければならない。
「きれいな空気は、健康増進に役立つ」と考える人は、いかなる造り手に対しても、同じ質問をしてみることだ。換気を二の次にして、言い換えれば、住む人の健康を疎かにして、補助金で家造りを煽るようなことをしてはならない。
〔「いい家」が欲しい。〕という家造りの真実を問う本が、これからますます必要とされる時代になると、私は確信している。

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月02日(木)

買い損なったバナナ

8時、松木専務の車で長津田へ。
10時に横浜体感ハウスでお客様にお会いしてから電車で小平に戻り、13時に東京体感ハウスで二度目のお客様にご挨拶。
13時半から事務所で打ち合わせ。15時と16時半に来客。
18時半に自宅の近くにあるスーパーへ買い物に行く。
バナナが一房だけ残っていた。手を伸ばすと、中年の女性の手が先にスッと伸びてきて、タッチの差で取られてしまった。
久しぶりに特製バナナジュースが飲めると思ったのに。
こんな話が出てくるといいのだけれど。
「最近、アフリカでは木から落ちやすい猿が増えているそうです。バナナがメタボ猿を増やしているからだそうです。そこでリンゴを食べさせたところ、猿たちはスリムになり元気を取り戻したそうです」

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

2008年10月01日(水)

始まったシミュレーション合戦!

昨日書いた「SA−SHEの家」の特徴には、さらにこんな追加があった。
<雨センサー・遮熱・遮光性能に優れた天窓を備え、冬は太陽熱を取り入れ、中間期には自然の通風を活用することもできる>

久保田さんにファックスをして意見を求めたところ、旭化成ホームズの新商品、<そらから−f>を真似ているようでよくないという。
住友林業は、<風、太陽、みどり>。旭化成ホームズは、<「風の出口で、賢く開く」「自然の恵みを生かす住まい」>。積水ハウスは<自然との共生を目指す『5本の樹計画』>。
いずれもシミュレーション付である。

久保田さんは、ハウスメーカーのシミュレーション付の主張は、無責任で、住み心地を軽視する家造りだからできるのだ、と言う。
「自然の通風」は、住む前にどんなに優れたシミュレーションをしてくれて納得したとしても、まるで意味がないではないか。
湿気とホコリと騒音と臭いを無視したのでは、客をだますと同じではないか。
いや、自然の通風にはもっと恐ろしいものも含まれている。
カビ、細菌、黄砂、微小浮遊粉塵などなど。

旭化成ホームズのホームページを見てみることだ。
<住宅内の風通しを科学的に解析する
通風シミュレーションシステムARIOS(アリオス)>と自慢しているが、説明文を読むと、家そのものの性能の悪さをシミュレーションするのを忘れている。
<暖まるほど上昇しやすくなる空気の性質を利用して、家のなかを縦方向へと風の通り道をつくる吹き抜けなどのご提案をしています(吹き抜けは、床暖房の採用で冬でも快適さを保てます)。>
吹き抜けは、マツミの「SA−SHEの家」なら、床面と天井面に1〜2度ぐらいの温度差しかできないので床暖房がなくても快適だ。

「ですから、そのように総花的な特徴を挙げるのはいかがなものでしょうか?」
「いやはや、ごもっとも」ということで、その項目は削除した。

「自然の通風」を、シミュレーションしてまで自慢する家は、構造、断熱の方法、換気と冷暖房の方法のいずれかに問題があると考えるべきだ。
明日、ホームページで公開される<新換気 「SA−SHEの家」とは?>をご覧いただきたい。
http://www.matsumi.com/sa-she01.html

カテゴリー: 投稿者 :松井

この記事のURL

 
PAGE TOP