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2008年10月06日(月)
悪者の家?
一月ほど前に、久保田紀子さんから相談があった。
「テレビドラマに自宅を使わせてもらいたいというのですが、どんなものでしょうか?」
「どういうわけで?」
「あちこちと探し回って、ようやく見つけたと言ってます」
「どんなドラマですか?」
「サスペンスモノだそうです」
「いい宣伝になるかもしれませんから、使わせてあげたらいいのでは」
久保田さんは、乗り気でない様子だった。
それから数日後、監督さんと数人のスタッフが下見に来たという。
「この家はイメージにぴったりです。ぜひ、使わせていただきたい」ということになり、撮影に要する日数は3日で、1日は豪雨を降らせて撮るそうだ。
久保田さんの声がいつものように弾んできた。
撮影初日、スタッフが30人ほどでやってきたという。
あまりのにぎわしさに近所の方々が集まってきて、その多さに久保田さんは驚いたという。
「ところで、どんなストーリーなのですか?」
「私もよく分からないのですが、犯人が家に戻ってくるシーンを中心に撮影していました」
「ということは、久保田さんの家には犯罪者が住んでいるということですか?」
「ええ、そのようです」
「ええっ!となると、『いい家』が悪者の家となる?」
「でも、いまさら止めて下さいとも言えませんし・・・」
久保田さんの声がすっかり曇ってしまった。
この続きは、久保田さんの了解を得て書くことにしよう。
カテゴリー: 投稿者 :松井









