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2009年06月09日(火)
地鎮祭の服装
地鎮祭に着ていく服装は、お客様とあまりかけ離れた雰囲気でないように心がけている。
今日のお客様は、職業柄きっとラフな格好で来られるだろうと推察し、グレーのものにした。ところが、ご夫妻をはじめご両親も黒のフォーマルであった。
村上龍著「無趣味のすすめ」幻冬舎の中に、「どんなフアッションで臨むのか」という項目がある。村上さんも選択を間違えたときがあって、「わたしは自分の格好を恥じた。礼を失ったような気がしたのだ」との思いを記している。
私も同じ思いで恥じたのだが、その反対の場合にも心穏やでなくなることがある。お客様にフォーマルで来るべきだったというプレッシャーを与えるようで気が引けるのだ。この年になって着る黒のフォーマルは、少なからず威圧的に見えるからだ。
ある地鎮祭で、ご主人がイタリアンカットの褐色の素敵な靴を履いていた。その日の私の服装とお客様のとは程よい調和だったが、靴の光沢と高価さにあまりにも差があった。
私の靴は、整地作業をしたので泥で汚れたままだった。玉櫛を捧げるために神前に進むとき、私は靴を恥じてよろけそうな感じがした。
天気も良し、服装の調和も良しという地鎮祭は、そうあるものではない。
カテゴリー: 投稿者 :松井









