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2009年06月20日(土)

父への思い

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真夏のような日差しの下で、相模原市のI邸の地鎮祭が行われた。
終わって、植木と庭石の移動の話になった。
庭石をどうしたらよいのか、ご家族の意見が分かれた。
私のアドバイスで処分することに決まったのだが、話の最中に、同居する妹さんが土で汚れた石をいとおしそうに撫でていた。

設計担当の大畠から入った報告のメールに、「庭づくりは亡くなられた父さんがお一人でやられたそうです」とあった。
読んだ瞬間に、妹さんのしぐさが思い浮かんだ。きっと父の温もりを感じ取ろうとしていたに違いない。私の意見は、父への思いを処分したほうがいいと言ったに等しいではないか。
「お父さんに、なんとしても喜んでいただけるいい家を造ろう!」
そう、返事のメールを打って、ようやくベッドに入る気になれた。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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