快晴のもと、昭島市松原町のT邸の地鎮祭が行われた。
工事部の相坂と松本有加里が草むしりをし、準備を整えた。
地鎮祭のときに現場が、「いい家を建てる!」というオーラを発している、それがマツミの家造りなのだ。
今年の夏の暑さは過去最高」とのこと。
Tさんご一家にとって、この日の暑さがいい思い出になるように全力を尽くそう。
と、社長が言う。
「どうしてですか?」
工事部の新人が怪訝そうに聞いた。
「猛暑ということは、高気圧ががんばっているということだよ。高気圧が弱まれば、台風を招きやすくなってしまう。
熱中症は、体調の管理と気合で防げるけれど、台風はそうはいかない」
「なるほど、そういうものですか」
と新人は感心した様子で言った。
台風が接近するとなると社長が陣頭指揮をとり、工事中の現場の安全確保に全力を尽くすことになる。
台風発生の情報キャッチは、気象庁の発表とほぼ同時である。何日後のどのような時間帯に、どの程度の影響を受けることになるかの予想は社長が立てる。そして、ただちにメールで現場監督と大工さんたちに伝えられる。
今夜のNHKスペシャル「首都水没」は、近い将来必ず起こると思う。
そのとき、どのようにして社員の安全を確保しつつお客様の家を守るか。
すでに行っている地震対策のシミュレーションに、至急追加しなければならない。
日経によれば、「家の天井や床、壁全体をすべて断熱材で覆うことで、従来より光熱費と二酸化炭素(CO2)の排出量を、それぞれ35から50%削減できるという。
従来は、梁(はり)や柱といった出っ張り部分を覆う断熱材が薄かったが、工法を改善し、断熱性を高めた」とある。
断熱不足の自社製品と比較しての「50%削減」とは、いかなるものなのだろう?
この記事は、最後の二行は正直でいいのだが、断熱の方法が誤解され易い。うっかり読むと、「積水ハウス、いよいよ外断熱を開始か!」と驚かされる。
早速、ネットで「ビー・サイエ」を検索した。
描き出されているイラストによれば、紛うことなき内断熱(充填)だ。
〔だから「いい家」を建てる。〕の「はじめに」に、家の見方が書いてある。それに従うと、「まず最初に床下を、次いで小屋裏を見る」ことになるのだが、記者さんにそれを教えてあげたい。
床下も小屋裏も無断熱で外扱い。
今日のような暑さでは、小屋裏には10分といられないはずだ。
その暑苦しさを記者さんが事前に体感したとしたら、この記事を書くには良心にたっぷりと冷や汗をかくことになっただろう。
Kさんからこんなご挨拶をいただいた。
「マツミの家を建てる」、これは私の長年の夢でした。
父に建て替えの相談をすると金額を聞いて、「どうしてそんなに高い家を建てるのか」と尋ねられました。私は、中古の家を購入したときから、いつかマツミの家に建て替えると決めていたこと、ローンの支払いはたいへんだと分っているけれど、これまで堅実に生きてきたのだから人生で一度の夢を叶えたいのだと話しました。
私の家づくりでラッキーだったことが3つあります。
1つ目は、会長さんの「いい家が欲しい」、
私は契約するまでに2回体感ハウスを見学しています。1回目に見学したときは、まだ「ソーラーサーキット」の時代で、この家もすばらしいと思いましたが、床下ダンパーの開閉がきちんとできるか不安でした。2回目に見学したとき、「SA‐SHEの家」に進化していて床下ダンパーは必要なくなり、住み心地がさらに良くなっていたのです。
それを知ったときは跳び上がって喜ぶとともに、このタイミングで工事依頼できることを神様に感謝したことを覚えています。
今日は中学生の息子も上棟式に参列していますが、私が息子に自信を持って残せるものは唯一この家だと思っています。新しい家で生活するなかで、私がなぜこれほどまでにマツミの家を建てることにこだわったのか、その思いをきっと感じ取ってくれると思っています。
私は、最初からマツミさんに頼むと決めていたので、他のハウスメーカーには一度も行っていません。ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、私はこの家づくりに人生をかけています。どうか私の心意気を感じ取っていただき、「いい家」を造ってください。

お客様を見送っているのは、設計士の田口 誠である。入社して3ヶ月を過ぎたばかりだが、なかなか見所がある男だ。
勉強会の最中に、たまたま二階の吹き抜けから見下ろすと、彼がお客様の靴を並べていた。
靴の形状、状態を見て、どの位置に置かれているとお客様が履きやすいかを見定めるには、的確な判断能力と思いやりの心が必要だ。
床に膝をついて、いったん並べたものを違う位置に置き換える。そんな仕草をくり返してからやおら立ち上がり、じっと見つめ大きくうなずいた。
私は、思わず「ごくろうさん」と声を掛けたくなった。
このとき、3時45分、温度27度、湿度54%。
勉強会が終わって、再び小屋裏の納戸を体感されたお客様が、「この家は確かにすごい。エアコンの効果が及ばないはずの納戸の中が、こんなにも快適であるとは驚きです!」と感嘆の声を上げられていた。
今日も猛暑だったが体感ハウスの内部は快適で、6時近くまで個別相談の声があちこちで聞かれた。
昨年は冷夏だったが、今年は「猛暑・炎暑」と、新聞の活字を見ただけでもうんざりする日が続いている。
しかし私は、新換気の家の快適さ、すばらしさに感心しきりなのだ。
毎日、自宅・体感ハウス・事務所の三棟の「SA‐SHEの家」を行き来していると、その理由を体感で納得させられるからだ。
熱容量が目いっぱい快適に作用している、つまり基礎も含めた家全体で「蓄冷」し、換気システム(CS‐HVS)が熱交換することにより「保冷」し続けているのがはっきりとわかる。
遮熱を心掛けさえすれば、「蓄冷」と「保冷」の相乗効果がなんとも言えない快適さをもたらしてくれる。
「一台のエアコンで快適です!」
ネット上では、こんなコピーをよく目にする。
松井さんは言われている。
「涼しさ、暖かさにも松竹梅があるのですよ」と。
その違いは、住み比べをしないことには分るわけがないと思う。
断熱や省エネルギーに関して学術的に優れた発言をされている方々であっても、住み比べをして住み心地についてまで言及されている人は見当たらない。
「
松井さんの褒め言葉を、二度目の夏を過ごしつつ肌で実感し、一人ほほ笑んでしまう。
一昨日、体感に来られたお客様からメールをいただいた。
昨日は、ありがとうございました。
一度、マツミハウジングの体感ハウスを見たいと思っておりましたので、今回思い切ってうかがい、よかったなと思っております。
家の中どこでも同じ温度・湿度と聞いてはいましたが、やはり体験してみて納得しました。夫は、今だに「何でかな?」と不思議がっています。それがこの工法のよさであること、自分の選択の正しさに確信を持つことができました。
ありがとうございました。
会長の先日のブログを拝見して、ぜひ読んでいただきたいと思った本がありますので事務所に置いておきました。
茨木のり子さんの生涯唯一の絵本、「貝の子プチキュー」です。絵を描いたのは、私の大学時代からの友人のお母さんである山内ふじ江さんです。
私はこの絵本が大好きで、何度読んでも感動させられる本当に美しい絵本だと思っています。
よろしかったら、ご覧になってみてください。
展示されていた原画に、私も深く魅せられた。
<「貝の子プチキュー」は、昭和23年の夏にラジオの放送童話として書かれ、山本安英によって朗読された。
小さな貝の子が海を探検し、美しいものに出会う物語は、夜空の星に唯一の美しさを見出していた戦時中の体験を彷彿とさせる。晩年になって絵本化が決定され、本文は場面の展開にあわせて書き改められた。
絵本は平成18年6月に刊行、茨木のり子はその完成を見ることはなかった。>
(茨木のり子 回顧展のパンフレットより)
厳しい暑さの中で、みんなよくがんばってくれた。
Uさんを紹介してくださったのは、吉祥寺東町に住まわれているNさんである。親友のUさんに、老後頼れる一番確かなものとしてマツミの家を熱心に勧めてくださった。
Nさんは、マツミの家を建てる前に大手ハウスメーカーの家を5軒も建てたという「普請道楽」の主婦である。
終の棲家にとマツミの家を選ばれたのだが、その後バリ島と蓼科に別荘を建てられた。数年前は英会話に磨きをかけるためにカナダへ留学され、今年はイタリア語に挑戦しようとローマへ長期滞在されていた。
旺盛な好奇心が求めるままに行動するエネルギーには、感嘆するばかり。ご主人も息子さんもよく海外へ出られるのだが、家に戻ったときの共通語は「マツミの家の住み心地は、世界一!」だそうだ。
「私の親友にも、同じ思いを持ってもらえるのが何よりうれしいわ」
Nさんの言葉に、Uさんは満面の笑みで大きくうなずかれていた。
「自分の感受性ぐらい」という詩に、過日脳天を打たれた。
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
最後の3行は、これから生きている限り、ときにつらく、ときには惨めに心に響くことだろう。
いや、いつでも笑って受け流せるようにしなくてはならない。
そして今日、「部屋」という詩に出合った。
私の部屋は、この詩の対極にある。
不必要なものだらけで、美しさとはほど遠い。
今度こそ、「不必要な物、もの」を放出しようと決意した。
最後の4行が心に沁みる。
「部屋」
簡素な机
木の寝台
糸ぐるま
床の上にはたったそれだけ
植物の繊維を張った
二つの椅子は
かるがると壁にぶらさげられていた
今までに見た
一番美しい部屋
不必要なものは何ひとつない
或る国のクェーカー教徒の部屋
わがあこがれ
単純な暮らし
単純なことば
単純な 生涯
今もなお まなかいに
ふわりと浮かぶ二つの椅子
濃密な空気だけを
坐らせていた
昨日の勉強会に、熊本県の実家を建て替えたいというお客様が参加された。
ご夫妻は、80歳になるご主人の母親にぜひとも建てて上げたいと強く望まれた。
ご主人の父親は肺炎で亡くなられたそうだ。もし、「新換気SA‐SHEの家」に住んでいたら、きっともっと長生きできただろうと残念そうに話された。
中国の経済発展に伴って九州上空の大気汚染がひどくなり、光化学スモッグの発生頻度も高くなってきているそうだ。
九州には福岡に、山口県の寿工務店さんの支店があり、会長の乙部さんは義理と人情に厚く、「いい家造り」にかける情熱に燃えておられる。いつかは、九州全域をカバーできるにようにと着々と体制を整えていると聞く。
その話をお客様にしたところたいへん喜ばれ、寿工務店さんの宿泊体験ハウスを訪問されることになった。
昨夜、寿工務店さんのブログを開くと、鹿児島で良縁が結ばれる様子だ。
これまでにも櫻島の噴煙による降灰で悩んでいるという方から数件のご相談をいただいていたが、いよいよ鹿児島で、待望の「新換気SA‐SHEの家」が誕生しそうである。
http://ys-kotobuki.com/blog/archives/3438
横浜住み心地体感ハウスで行う勉強会は、新換気リフォームをしてから初めてである。今日のような暑さでは、以前は、写真に写っている壁掛け式エアコンをつけたままで行っていた。
しかし、今日は始めから終わりまでエアコンも扇風機もつけることがなかった。暑いと感じる人には、用意した扇子を使っていただくことにしたところ半数ぐらいの人がたまに使われていた。
もっとも、小屋裏と2階の1台(2階は3部屋あるのだが、エアコンは1台だけしかない)を25度設定で付けっ放しにしていたのだが、お客様方は快適さに驚かれていた。
一条工務店が、「Q値0.76/m2・Kという業界最高レベルの省エネ性能を追求した」とする「アイキューブ」に宿泊体験してきたというお客様とお話しした。
ネットで見ると、その家は「超断熱+全館床暖房だから、最高級の住み心地を実現」とある。
実におかしな家だ。
それほどまでに性能が良いとなると、40坪ぐらいの広さの家で、日当たりがまあまあなら4人家族の生活の排熱だけでも十分暖かくなるはずだ。床暖房はまったく必要がないどころか不快な要因になるのは間違いない。
もし、それで「最高級の住み心地」になるとすると、家の性能に偽りがあるか、一条工務店の感受性を疑ってみる必要があるだろう。
ましてや、熱交換効率90%という高性能な換気装置を用いるというのだから。
「で、住み心地はいかがでしたか?」
「寝苦しくて、主人が体調を悪くしてしまって、そのため今日は一緒に来れなかったのです」
奥さんは、「新換気SA‐SHEの家」が、あまりにも「アイキューブ」とは違うことに驚くばかりだった。近々、ご主人を連れてきますと言われて帰っていかれた。
というのは、1階の南西の角部屋がお母さんの部屋、その真上が娘さんの部屋で、両方の部屋ともにエアコンをつけないというからだった。
60坪以上の広さがある長方形の家であり、間取り的に小屋裏エアコンの効果を期待するには無理がある。
しかし、設計を担当した三沢はクールな表情に微笑を漂わせ、「お母さんも、お嬢さんもエアコンが嫌いだそうです」と答えた。
「寝る前の30分ぐらいはつけてやらないと、いくら『新換気の家』といえども無理だよ」
私の心配は聞き入れられないまま工事は進行した。梅雨明けとともに日本列島は熱波に覆われ、「熱中症」に関する報道が新聞・テレビで連日伝えられるようになった。
「お母さんも、お嬢さんも扇風機を使わないそうです」と聞いて、私の心配は日に日に高まらざるを得ない。
しかし、「新換気SA‐SHEの家」に住んでいる社長も
「お母さんの部屋は、私の寝室とほぼ同じ条件ですし、娘さんの部屋は私の娘と同じようです。私たちは、新換気にリフォームしてから一度もエアコンをつけたことがないのですから」
それが、夏休み明けて三沢と現場監督の伊藤から、「お母さんも娘さんもとても快適に過ごしていらっしゃるとのことでした」と報告が入った。
正直、うれしかった。
お母さんと握手したときの感触がよみがえった。
「よかったー」と心で叫んだ。
エアコンもなく、扇風機もなく、それでも快適に過ごせるとしたらやはり「新換気」と小屋裏エアコンの効果・効用と言ってよい。
「そのとおりですよ。もっと自信を持ってください!」
〔さらに「いい家」を求めて〕と、〔だから「いい家」を建てる。〕の著者たちは力強く言った。
「いい家が欲しい」と願う私よりも、二人は日々体感で自信を深めているのがよく分った。
私も「新換気りフォーム」をしよう。
新居に移り、やっと落ち着いてきて快適なLifeを満喫しております。
マツミの家に住みたくて、購入して間もないマンションを売却して土地を購入しました。ローンの額は増えましたが、そんな不安を吹き飛ばすような住み心地の良さに満足しています。健康で、元気に仕事をしていけるという確信を覚えています。
会長さんの「これからが本当のお付き合い」という言葉を胸に、この家に手をかけ、愛情をかけ、その姿を子どもたちに見せながら、さらに住み心地の良い家にしていきたいと思います。
余談ですが、最近無駄遣いの減った6歳の長男に、「お小遣いを貯めて何を買いたいの?」と聞きましたら、「マツミハウジングのおうち!」と言っていました。
さらに「マツミのおうちはどんなおうち?」と聞くと、「空気が気持ちいい!」と言ったので大変驚きました。キャッチコピーを目にしたからなのか、大人の会話を聞いていたのかはわかりませんが、これからも肌で感じて成長してくれると嬉しいです。
毎日、家に帰って胸いっぱい深呼吸をするたびに、「この家を建てて本当によかった」と心から満足しています。
これからもよろしくお願い致します。
新幹線が世界に誇れる技術の結晶であることは確かだと思うのだが、冷房の効き過ぎはなんとかならないものなのか。
毛布を掛けていても、冷たさで膝から下が痛く感じられるのだ。
トイレに立ったときに車内を観察すると、毛布を掛けている人は数人しかいない。
となると、年のせいで冷気に過敏になってしまったということなのか。
女房に言わせると、「お年寄りは温度に鈍感になるそうですから、あなたはまだお若いのと違います?」となる。
冗談を言っている場合ではない。
この冷房の効き過ぎは、新幹線の車内だけではなくレストランはことごとくであり、昨日1時間ほどいたところは、正にギンギンに冷えていて、なおかつ冷風を情け容赦なく吹きかけてきた。予定時間まで我慢したら、骨の髄まで冷え切ってしまい、自律神経が破壊されてしまいそうだったので中座して外に出た。
夜8時、外は30度前後もあるうだるような暑さのはずが、冷え切った体にはまるで温泉に入ったような気持ちの良さに感じられた。
考えてみれば、ヒートアイランド化の原因はエアコンの屋外機から発せられる熱が大いに関係しているのは間違いない。
エアコンという文明の利器に、自律神経を傷めつけられている人は決して少なくないはずだ。
そんな風に腹を立てながらホテルに戻った。
止めて出たはずの部屋のエアコンは24度に設定され、身震いする寒さが待っていた。ベッドには、真冬でも用いたことがない厚くて重たい掛け布団。
一流とされるホテルであっても、こと温度と寝具に関するサービスは極めて鈍感で、思いやりに欠けている。
クレージーなまでに、どこもかしこも「省エネ、地球温暖化防止」はどこ吹く風で、エアコンの効かせ具合を競い合っている。
「冷感過敏症候群」、「冷気過敏症候群」に悩んでいる人たちと組んで、過剰な冷房サービスを改善する運動を起こしたいものである。
私の話は「環八雲」について。
「カンパチグモって知っていますか?」
突然の質問だったのだが20秒もしない内に、社長がipadで写真を表示して見せた。
それは、交通量の多さで有名な環状八号沿いに帯状に発生する不思議な雲のこと。ヒートアイランド現象によって、東京湾や相模湾からの塩分を含んだ風が上昇気流となり生じる。雲の核となっているのは車の排気ガス、チリ、ホコリなどの浮遊粒子状物質のこと。
現在、環八沿いでI邸の新築工事が行われている。Iさんご一家に、「新換気SA‐SHEの家」を選択したことの正しさを証明したいという思いを全社員で確認し合った。