マツミハウジングは東京・神奈川・埼玉で
住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「たかが杏仁、されど杏仁」

投稿日:2014年12月6日

中華料理の締めくくりは、いつも杏仁豆腐である。その店でも、同じように注文した。やがて運ばれてきて、一口、舌の上に乗せた瞬間のプルプルとした食感と口どけの滑らかさ、ほのかに広がる杏仁の香りがたまらなかった。


「これは、おいしい!」

私は、周りの人たちに同感を求めた。みんなが期せずして、「おいしい!」と応じた。

そこに、さきほど運んできた20代と思しき女性が、お茶をつぎに来た。


感じたままに、「これは美味しいですね」と話すと、彼女の目が輝いた。

「ありがとうございます。

この杏仁豆腐は、料理長の自慢の一品です。たいへんなこだわりがありまして、手を掛けて作っているのです。普通は杏仁粉や、香りづけにアモーンドエッセンスを使ったりしますがそのようなことは一切しておりません。

「北杏仁」と「南杏仁」の仁(じん)をすりつぶして、ゼラチンの絶妙なバランスで固めているのです。元の杏子の中の仁をお見せしましょうか」

と、嬉しそうに話すと、頃合いを見てそれを持ってきてくれた。

「こちらになります。大きいのが『南杏仁』でうま味を、そして小さいのが『北杏仁』で香りを出すのだそうです。

私も料理長の杏仁豆腐が大好きなものですから、両親や兄弟に食べてもらいたくて何度も自宅で真似してみるのですが、このようにはどうしても作れません」と、彼女は声を弾ませて語った。

私は食した杏仁の美味しさにも増して、彼女の情感あふれる話しぶりに感動を覚えた。


「涼温な家」の説明もこうありたいと思った。

「両親や兄弟に食べてもらいたくて」は、胸にぐっとくる言葉だ。

「自分の家族に住まわせたい」、この切実な思いほど正直な営業はない。社員・大工・職人が、心底そう思う家造り、それが「涼温な家」である。

今日、7人もの方々から「住み心地が最高です。暖かいです!」と喜びの声をいただいた。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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