住み心地リフォーム感想
涼温リフォームで
贅沢なほど空気感が
良くなりました。
Y様邸2階建(延床33坪)
リフォーム前と今の
「涼温な家」との違いはいかがですか?
【ご主人様】
マツミハウジングさんに建ててもらったソーラーサーキット(外断熱・二重通気工法)の家に12年間住んでいたので、「涼温な家」にリフォームして、その住み心地の違いはとてもよく理解することができます。一言で言うと、間違いなく住み心地の質が向上しました。「涼温な家」にリフォームして、とても満足しています。
マツミハウジングさんが涼温換気を5年前に発表した時には、とても興味があり、いつか「涼温な家」にリフォームしてみたいと、ずっと思っていました。家族間のいろいろな都合があったのですが、今回のタイミングを逃してしまうと次はいつになるのかわからなかったので、思い切ってリフォーム工事をお願いすることにしたのです。
今までの家でも十分に快適でした。それにリフォーム工事中に床下や壁の中を拝見しましたが、木が痛んではおらず、しかも木の良い香りがしたことは驚きました。やはり外断熱の建物は良いですよね。しっかりと造られた構造がいつまでも長持ちします。とても安心しました。私は木の香りが大好きです。
涼温換気にリフォームしてから料理の臭いが消えるのが早くなりました。これがソーラーサーキットからの進化のひとつと実感しました。それから空気の質感がとても変わりましたね。空気が美味しいというか、さらりとした上質な空気感が気に入っています。目には見えず、形にもなりませんが空気が良いことは贅沢なことだと思います。
冬や夏の冷暖房の季節に、エアコン独特のあの嫌な空気感を感じることはありません。風が当たる不快感がないのです。普通のエアコンの場合は、同じ部屋でも風が当たる場所とそうでない場所で温度差ができますよね。また、体感温度の好みに個人差があります。個人によって暑がりの人や寒がりの人がいますので「涼温な家」のように家中が同じ温度ということは、個人の調整が難しくなるのではないかと心配していました。
しかし、実際に住んでみると、その安定した「ほどほどの温度」というのがとても良いのです。季節に応じて、あるいは外気の変化に応じて、涼温エアコンで「ほどほどの温度」を維持しておいて、あとは個人の好みでちょっと衣服類で調整すれば良いと思います。自分の主体性で微調整ができるのが「涼温な家」の魅力だと理解することができました。住んでいる人の工夫や個性が生きる、調整のしがいがある家だと思いました。妻はそれを「住むのが楽しくなる家」と表現しています。
私たちの家は12年前に建ててもらいましたから、例えば窓ガラスは通常のペアガラスです。夏は、朝日や西日が強く当たる窓に妻が買ってきた遮熱シートを使っています。冬の場合には、今回のリフォームの際に取り付けしてもらったハニカム・サーモスクリーンを使って保温を心がけています。
そんな住まい手のちょっとした工夫でも外断熱の家はしっかりと快適さを発揮してくれます。さらに「涼温な家」は、もっと快適さを発揮してくれたのが嬉しかったです。
奥様はどう感じられていますか?
【奥様】
工夫していて本当に楽しいです。どんな家でもちょっとした工夫はしていると思いますが、こんなに応えてくれる家はそんなには無いと思います。
この辺りを散歩すると建て替えられて新築になった家が多くなってきましたが、今日のように梅雨の冷たい雨の降る日でさえも窓を開けている家が多いのですよ。こんな日に窓を開けるということは、きっと家の中が工夫や調整では対処できないほどに湿っぽく不快だからなのでしょうね。私たちの家は、梅雨時期でもサラリとしていますので窓を開ける必要はありません。とくに「涼温な家」にリフォームしてからは、さらに空気感が良くなりました。
思い起こすと、真冬でも真夏でも梅雨時期でも、春でも秋でも、家の中が快適なので窓を開けようと意識することはありません。いつの時期でも快適なのがとても嬉しいです。
新築からリフォームまで、
マツミの家つくりで何か感じられたことは
ございましたか?
【ご主人様】
マツミハウジングさんは外断熱の家を30年近く前から造っていますよね。その外断熱があってこそ涼温換気が存分に生かされているのだと思います。
創業者であり会長さんである松井修三さんの家つくりにかける情熱というか想いは確かなものだと実感しています。
私たちは本を読み、体感ハウスにお伺いをし、マツミハウジングさんの家つくりの素晴らしさと会長さん(当時は社長)の心意気に惚れ込んでしまいました。12年経っても家が住まい手と一緒に育っていくなんて本当に感動的な話だと思います。
また、会長さんや社長さん、そして外断熱や涼温換気といった技術的なことだけではなく、今日こうやって定期点検に来てくれている現場監督さんも、新築当時から私たちのこの家つくりに携わってくれたスタッフの一人です。このような繋がりも感動を生む家つくりの理由のひとつだと思います。
私は当時から、構造がまず一番大切だと思っていました。その次は断熱です。勉強会に参加して、構造と断熱が良いということは理解することができました。しかし、その当時の換気システムには少し疑問を持っていたのです。そこで松井修三さんに質問をしたことを覚えています。
「換気については第3種換気がベストなのでしょうか?」
松井さんの答えは意外なものでした。
「いいえ。現在は第1種換気を研究しています。しかしダクトの清掃の問題やフィルターの清掃のしやすさをもっと研究する必要あるのです。」
今、こうやって快適に住んでいる「涼温な家」が松井さんの研究の成果なのですね。あの時のことを昨日のように覚えています。私はこのような物語がマツミハウジングさんの強みだと思います。
12年前のマツミハウジングとの
出会いを教えてください。
【奥様】
たまたま、私が図書館で<「いい家」が欲しい。>を知り、買って読んでみました。 私は構造とか断熱とかには詳しくなかったので、本をダイニングテーブルの上に置きっ放しにしておいたら、主人がすごく熱心に読み始めまして。それがマツミハウジングさんとのお付き合いが始まるきっかけでした。
家つくりにあたって他の会社さんもいろいろと見に行きました。鉄骨の家や鉄筋コンクリートの家も良いと思った時期はありました。とにかく地震に強い家が欲しかったのです。いろいろと見ましたが、何かピンとくるものはありませんでした。
マツミハウジングさんの家つくりには「何か感動するもの」がありました。それで家つくりをお願いすることになったのです。
大手ハウスメーカーさんにも良い所はあると思います。しかし、感動がないのです。その時直感した「何か」とは、新築して12年経過し、「涼温な家」になり、住み心地だけではなく、家が住まい手とマツミハウジングさんや社員さんたちと一緒に育ち、そして人と人とのつながりの物語が続いていくこと。それがあの時に感じた「何か」だったと思います。
「感動がある」そこからがお付き合いの始まりでした。
【ご主人様】
住んでみて快適さがさらに増したことは嬉しかったですが、もうひとつ嬉しいことがあります。電気代が驚くくらいに下がりました。
東京電力のウェブサイトで私たちの家の消費電力をグラフにして見ることができます。冬の消費電力が約半分くらいに下がったのには本当に驚きました。この快適性、空気感、温度感そして電気代が安くなるなんて、なんて贅沢なのでしょう。
マツミハウジングさんの外断熱の家に住んで、そして「涼温な家」になって、本当に良かったと思います。
メンテナンスは月に一度のフィルターの掃除だけですよ。快適さを保つことが簡単にできるのでとても助かります。
【奥様】
ちょうどリフォームが終わった頃に娘が出産で里帰りをしていたのです。3つ子の赤ちゃんがいたのです。
夏の暑い日でしたが、風を感じることのない、この空気感がとても良かったです。赤ちゃんに風邪をひかせる心配がないことに安心感を感じました。
最後にひと言いただけますか?
【ご主人様】
松井修三さんが目指した構造、断熱、そして換気と冷暖房による「住み心地のいい家」のひとつのゴールを今後も味わっていきたいと思っています。
また、家や技術という物理的なことだけではなく、二代目である祐三さんが創業者の精神を受け継ぎ、家守りをしっかりやってくださり、このような関係を続けられることはとても素敵なことだと思います。
「涼温な家」のように、今後もマツミハウジングさんと共々、私たちもこの家で育っていきたいと思います。
私は62歳ですが、今は語学の勉強に夢中です。住み心地のいい家だからこそ、勉強する活力が湧いてきます。
これからも末長く、よろしくお願いいたします。家族共々健康で幸せに、この家での暮らしを楽しんでいきたいと思います。
取材協力どうもありがとうございました。
をぜひご体感ください。