住み心地リフォーム感想
旧家の想い出を残しつつ、
住み心地リフォームで
劇的に生まれ変わりました。
Y様邸2階建(延床35坪)
祖父母の代から暮らしてきた旧家は、多くの思い出を抱えた大切な家でした。しかし、築年数も半世紀近くなり、そろそろ何とかしなければ、、、と思い悩んでいました。
近年とりわけ厳しくなってきた暑さ寒さは、断熱性能を有していないために、いよいよ身に堪えるようになってきましたし、老朽化も相まって耐震性にも不安があり、地震の度にヒヤヒヤ、更に、豪雨の際などには一部で雨漏れも散見されるという状況でした。
自宅をどうにかしなければならないことは分かっているものの、何しろ大きな決断ですので、肝心の依頼先を含め、何が自身にとっての最適なものとなるか、色々決めかねておりました。そんな不安の中、御社に声を掛けさせて頂いたことを覚えています。
新聞広告や電車の中吊りで<「いい家」が欲しい。>のことは知っていたので、まずは図書館にあった『いい家』シリーズを含め、様々な建築本を読みました。
色々読んだものの、住み心地にフォーカスしていた『いい家』シリーズは印象に残ったことを覚えています。
住み慣れ、思い入れはあるものの老朽化した旧家をどうするか、どんな会社にお願いすべきか、よくよく悩みましたものの、最終的には、相談当初から真摯に向き合い続けて下さった松井社長や設計士の方を信頼し、お願いすることとしました。
工事の様子はいかがでしたか?
まずは耐震補強をしっかりとして頂いて良かったと思います。地震が来た時の揺れというか安定感が旧家とは全く異なり、その効果ははっきりしています。
シロアリ被害も正確に把握頂き、きちんとした処置や修繕、対策をして頂くことができました。基礎の補強も出来ているので、とても安心です。
壁の外断熱、屋根と基礎は充填断熱となりましたが、しっかりと丁寧に施工してもらったのでとても安心して工事を見守ることができました。
以前の家はとても寒い家でしたので、冷え性の母はいつも冬になると足先の痛みに耐えている状態でした。
しかし、リフォーム後の「涼温な家」では真冬でも裸足で過ごせるくらいに快適でとても助かり、喜んでくれています。
足先の血流まで良くなったようで、家の中であの痛みを訴えることはなくなりました。
母が足元の冷えを感じずに過ごせるようになったことはとても有難い変化です。
以前の家では何といっても冬の朝、これが最もつらい時間帯であったことを鮮明に覚えています。
しかし、「涼温な家」は早朝であれ、いつ起きても家中が暖かく温度差がないので目覚めが良く、起床からすぐに身支度に移ることができ、家族全員、朝の限られた時間をフルに有効利用できるようになったことは見た目以上に大きな変化であると思います。
それにしても、外気温がマイナスの日に暖房をせずとも家の中が18℃に保たれていることには驚きました。大きな寒暖差からくる身体的なストレスからは完全に解放されたと思います。
光熱費が安くて助かります。
以前の家は電気を使った暖房よりも、ガスストーブを主に使っていました。光熱費が高いのはもちろん、家の中で火を燃やす暖房機を使うことに毎冬不安を抱えていました。
今は光熱費の安さや火災の不安から解放されて気持ちが軽くなりました。全てにおいて思い切って工事をして良かったと思います。
近年厳しくなる一方の夏冬の不快感は肉体的のみならず、精神的にも大きなストレス源となりつつありましたが、「涼温の家」ではそれを完全に無くすことができました。
耐震、断熱、換気、冷暖房、そして内装や住設全てに及ぶフルリフォームでしたが、旧家の良い面を最大限に活かしつつ、細かな不満も見直すことができ、結果として大変良い選択をできたと思っております。
一冊の本との出合いが、私たち家族のこれからを支えてくれる家という結果につながりました。
世の中には多くのリフォーム会社さんや事例があるとは思いますが、旧家の思い出も色濃く残しながら、目には見えない温度感、空気感、そして身体の健康と生活に対する満足感、安心感が劇的に変わるリフォームは他にはないと思います。何より、大工さんはじめ現場の皆さんもみな真摯で丁寧な方々であり、その仕事ぶりはご近所さんからも好評で、とても良い思い出になりました。
この感動を少しでも多くの皆様にお伝えできればと思います。最後に、足掛け5年にも及んだ家づくりに最初から最後まで、丁寧に応えて頂いた、松井社長や設計士の方に、改めて感謝申し上げます。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
取材協力どうもありがとうございました。
をぜひご体感ください。